埼玉県飯能市名栗、有馬ダムの奥にある有馬林道が3/9の大雪で倒木、土砂崩れ、3m〜4mもある大石が道路を塞ぎ通行不能になり車は勿論、人も通れない酷い状態になった。 下記の山行記録に写真掲載↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-58663.html
この林道の先にある埼玉側から日向沢の峰や有馬山に登る登山道からは雪による倒木はあるものの土砂崩れしている箇所はなかったことより、この土砂崩れの原因は林道にある。(と推定される)
国の税金で山を削り、岩を削り、木を切り、山の景観を変えてアメーバーのように山々に張り巡らされた林道は自然を破壊し山の地形を不安定な状態へと変え雪や雨ですぐに土砂が崩れやすくなっている。
本当に必要で作られた林道もあるだろうが、絶対必要でもない林道があまりにも多いことは山を登っている人には説明しなくても判っていると思う。
これらの林道があるお陰で昔は登るのが大変だった山も今では簡単に日帰りでいけるようになった恩恵もあるが、これら自然破壊のツケが雪や雨で土砂崩れを引き起こし場合により人の命を奪うことになっている。
これは自然の驚異ではなく、人災である。
もう、日本で山の木を切って生計を立てることはできないだろうから、東電で鉄塔や電線を点検する為の林道以外は土砂崩れが発生したら修復しないで自然にもどすべきではないだろうか。
山に行くのに林道がなくて時間が掛かっても登山する人は困らない。
東電や山村の生活に必要な重要な林道もあるのだろうが、今、林道はどんな役割を果たしているのか?
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