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ので、様々なご意見をお持ちの方に不快を生じられる
ことがあるかもしれませんので、予め、念のため。
学校を卒業して働き始めた5月頃から、母からもらったタバコをベランダで吸うようになってからという
もの、最長三ヶ月間吸わなかった期間をのぞいて、
愛煙家であり続けた私。
毎月自由になるお金から、固定費として、1箱/日=30箱/月=15,000円が消えていく。これだけあれば装備
品を買ったり遠征に行ける。しかもこれは、毎月の話。
さあ、自分にとって「吸わないでおく」必要性は十分満たされた。後は「吸い続けなくてはならない理由」との対決だ。
当時、華奢なフォークシンガーが、これまでのイメージを覆し、男らしさ、格好良さ全開で主演したドラマが放映されていた。そのタバコを吸う様に憧れ、愛煙家への道を叩いた訳だが、年を重ね、振り返ってみれば、その男らしさ、格好良さは、世間からの跳ねっ返りでしかなかったことにうすうす気づいており、たばこを吸う行為に、何のステータスやスタイルも存在しないことをようやく受け入れることができそうだ。
たばこを吸うことでしか、喫煙所でコミュニケーションがとれないことはどうだ。素面でしか仕事しないのに仕事の延長で飲酒コミュニケーションってのが理解不能だった私が、喫煙所のコミュニケーションにこだわるのも客観的に理解に苦しむ。
たばこを吸う一服が、心を静め、
インスピレーションを走らすってのはどうだ。インスピレーションは、実はタバコを吸う前から閃いていて、ニコチン摂取の欲求を充足したタイミングでインスピレーションが閃いたかのように再現されて知覚しているような気がする。脳は体や神経を騙して、常に自分の心身の中で最も優位な立場を確保しようとしてくる。
こうして、「吸い続けなくてはならない理由」との対決は、向こうの方から、勝手に崩壊してくれた。
次は、「どうやって吸わないでおくか」だ。
吸いたくなる。吸わずにはいられなくなる。そんな時にFRISKのストロングミントクリーンブレスを口内へ放り込み続け、タバコを吸えないようにする。そうまでする自分にさらに鞭を打ち続けるのが世に言う「禁煙」だと思うが、私がしようとしてるのは、そんな「禁煙」ではなくて(実際にはFRISKをひっきりなしに放り込み続けているが)「吸っても吸わなくてもいい」というスタンスでの「吸わないでおく」だ。
たばこを吸うか吸わないかは、自分の判断だ。自分にとって必要だから「吸わないでおく」という選択を自分の意志でとる訳だ。こうして、「喫煙」を自分の意志で制御でき(てい)ることを自意識の中で反芻し自己暗示にかける。
最後のダメ押しは、「吸わなかった」継続1週間くらいの間、一日ごとに惜しみない褒美を自分に取らせる。
たとえば、うなぎやステーキやラーメンなどの高価な食事を毎日食べてもいい。できれば、同じものを毎日食べるのがいい。どうせ一週間と続かず、自然に褒美じゃなくなって飽きてしまうけども、自分の好きなものを可能な限り繰り返し食べたことと、「たばこを吸わなくなったこと」が、好きな食べ物の視覚と味覚とに関連づけされ強固な記憶となる。
とここまで記して、今日の私の
「吸わなかった」一日目のご褒美は、遂に気になっていたお菓子を食べてみた程度で、何の関連づけもなくちっとも強固じゃない記憶が明日には忘れてしまいそう
なので、明日の二日目のご褒美は、ちゃんと
グレードアップしよう。
投資すれば必ず回収したくなるという心理を利用して。
なるほど、短期間で自分に与えるご褒美。
それ良いですね🎵
真似してみようかな🤔
元の行いを霞ませてしまうほどの豪華な
ものを連発することで、元の行いの困難さが、
かき消されてどうでもよくなってしまうのが
いいと思いました。
連発できて、かつ、価値がインフレに
耐えられるような食事だと、牛肉、鰻、
寿司がいいんじゃないかなぁと思ったので、
二日目のご褒美の今日、鰻屋に駆け込んだ
ら、水曜日は火を休ませるでお休みでした。
かなりグレードダウンのかつやで、
なかなか食べられない揚げ物を全力ご褒美飯。
…弱いなぁ…
一日耐えるだけで、
鰻でも寿司でも肉でもなんでも食べられる
と思うと、気持ちが弱まることがない。
もはや、
贅沢な食事を食べるために禁煙しているのでは?
というくらい、目的と手段が逆転した感じ。
なんか、もったいない気がするけども、
ちゃんと贅沢な食事をご褒美として
食べておかないと。
はま寿司で
「みなみまぐろ大とろ」
「国産 大切りかつおたたき」
など1980円。
魚の脂って体にやさしいね。
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