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経過しました。
その間、卒業することだけを考えて、自分の考える
美食に逃避し、判断が必要な仕事を先送りし、
現状維持に自分を埋没させてきました。
ここまで苦しまずに卒業される方もいらっしゃる
はずでしょうが、そんな方は、きっと、もともと、
必要なドーパミンが自然に分泌される、
入学する必要がなかった方なんだと思います。
いまだに卒業したくても卒業できなかったり、
卒業する気なんて、さらさらないという方々は、
もともと必要なドーパミンが自然に分泌されない、
卒業しては生きていくことができない方々です。
私もそうでしたし、今だに、そうに違いありません。
依存とは、自分の行動の始点と終点を支配し、
自分の気分に確実に多大な作用を及ぼし、
体内だけではなく「『日常』という鉢植え」の中に
隅々まで「根」を張り巡らし、「鉢植えの中の『土』と『根』とが不可分になってしまった状態」だという
ことを身を以て理解しました。
ここまで来るとその「鉢植え」にどんな美しい花が咲いていようと無価値であると決めつけて、再度、花を咲かせ直すこととして、鉢の中身を捨ててしまうしかありません。
なので、ご自分にとっての卒業が
どれほどの意味を持つのか、よく、よく考えて、
簡単に卒業を決めないでいただきたいのです。
「卒業」が意志の勝利でもなければ、
「卒業できないこと」が意志の敗北でもありません。
今までの自分すべてを投げ打ってでも「卒業」する
覚悟を決めたのか、決めなかったのか、
ただ、それだけなんだと思います。
喫煙することで、わが身をもって解明した
「依存」のメカニズムを財産にして、
一旦、粉々に破壊した自分を、また、地道に
再構築していこうと思います。
元咲いていた花と同じくらいの美しい花が
咲けば良いのですが。
それでは、在校生のみなさん、ごきげんよう。
この時を迎えられたと
思います。
入学されてから今日まで
世間ではまだ喫煙の流行は
収まることなく
続いています。
多くの喫煙所がなくなったり
楽しいはずの喫煙が禁止になったり、
当たり前に思っていたことができずに
悲しい思いをされたことも
あったかと思います。
しかし喫煙禍でもできることをしようと
学校、生徒会、育友会が知恵を出し合い、
修学旅行、体育大会、
40周年記念式典など、さまざまな行事を
「喫煙禍でもできるカタチ」として
ポジティヴにフレキシブルに考え
ブラッシュアップし
とうとう「禁煙」という形で
実現されることができました。
これらの経験が、この先
社会で生きていかれるなかで
壁にぶち当たった時、
「○○だから無理」と決めつけず、
「実現するにはどうしたらいいか」
と前向きに考える礎になることを
願っています。
本校での学びや学友を大事にし、
卒業後のこれからも
幸多い人生を歩んでください。
最後になりましたが、
校長先生をはじめとした先生方
育友会会員の皆様、
本年も育友会活動に
ご理解とご協力を賜り
ありがとうございました。
禁煙者が豊かな感性を育み、学び、
笑顔が輝き続けるよう、
今後ともご理解とご協力を賜りますよう
お願い申し上げます。
私自身はまだ、在校しています。
いつか、卒業を夢見て
留年代表
益々の発展とご健勝を
祈念できる訳ありませんが、
タバコ臭にはお気をつけになられますよう。
🙌🙌👏👏
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