Garmin・ Forerunner 110のベルト補修

普段のランニングや山登りで愛用しているGarmin・ Forerunner 110は、自分にとっては初めてのランニングウォッチで大事に使ってきた。ところが、去年の金時山から帰って、荷物の整理をしていて見当たらなかったので、一瞬途中で落としたのかと思ったが、冷静に考えると、下山してクルマの運転席にポンと置いたのを思い出したので、クルマに見にいったら、やっぱりあった。でも、ベルトが見事に切れていて、ガックリ。恐らく、シートに置いたのを忘れて、そのまま座ってドライブしている間に、お尻に潰されてベルトが折れ曲がって切れたのだろう。仕方ないので、年末の御岳山では、リュックのフックにベルトの金具部分を引っ掛けて取り付けたが、腕にベルトが巻けないのは、ランニング用としては致命的なので、補修方法をネットで検索したりしたが、「もうダメです」的な答えしかなく、このまま使い続けるしかないかなと思っていた。
Forerunner 110は本体とベルトが一体化されているので、手っ取り早い方法としてはテープでグルグル巻くしかないが、それでは芸がない。ふと母親が趣味でやっているビーズ製作用ナイロン糸を使うことを思いつき相談してみた。道具をだしてもらって、いろいろ試しているうちに、以前やっていた革工芸用の革製平紐で縛る方法に行き着き修理してみた。仕上げが今一歩だが、強度的にはしっかり固定されて自分的には満足。革だから肌にも馴染むだろう。でも、使っているうちにまた革が切れることは想定しているので、今度は、もう少しきれいに仕上げるつもり。平紐を結んだ末端処理で、巻いた紐の間に通して締めつける方法は、棒結びをヒントにした。棒結びは、ロープを束ねて持ち運ぶときに使うものだが、ボランティア活動の中で得られたスキルがこんなところで役に立つとはね。まあ、本来、ロープワークって何種類知ってるかより、実際に活用できなくてはいけないものと実感。まだまだ使えるForerunner 110が復活して一安心。バッテリーが長持ちしないのは、ちょっと不満だが、これからもランニングや山登りで大事に使っていきたい。そして、いろいろアドバイスしてくれた母にも感謝。
ヤマレコユーザー諸兄で、もっと良い方法をご存知でしたら、是非、ご教示頂ければ幸甚。