長崎、佐世保の余韻

今日は、有給休暇で久しぶりの朝寝坊。実は、この土日に所要で九州に行って昨夜帰宅したのと連休中も自主出勤で休めなかったので、休養も兼ねてのんびりしている。
初日は福岡の櫛田神社、久留米の水天宮、鹿島の祐徳稲荷神社とご朱印をいただきながらの巡礼。そして、諫早湾をショートカットして水門経由で最後は雲仙普賢岳の平成新山を望む仁田峠から長崎へ。
その日に泊まった長崎のホテルが偶然、映画「アオハライド」の撮影場所だったことがロビーのポスターで判明。ロケ地探訪をひそかな楽しみとする者としては嬉しいサプライズ。映画のラストシーンは長崎のビュースポット稲佐山だったが、ここからの夜景は評判どおり見事だった。ただし、山頂部が工事中のため、夜、10時半以降にならないと展望台のある駐車場までクルマでいけないのでご注意。
そして、昨日は定番の大浦天主堂やグラバー園へ。こちらも同映画のロケ地だが、早朝で人も少なくゆっくり散策。その後は、市内を離れ世界文化遺産登録に向けて、注目されている外海地区へ。出津教会堂では、飛び込みにもかかわらず、地元のボランティア（教会守）の方からお話を伺うことが出来たのもサプライズ。あいにくの雨だったが、ちょうど日曜の礼拝が終わった後で、静かな教会堂の中で神聖な空気を感じることが出来た。おりしも遺産登録決定がほぼ確実視されるニュースは素晴らしいし、今後も多くの人が訪れるのだろう。しかし、一方でキリスト教禁教の歴史的背景の理解や地元の方々への配慮も忘れてはいけないだろう。実は、遠藤周作の小説が原作の映画「沈黙」の舞台であったことも知っていたのだが、映画は未鑑賞なので、改めて観てみたいと思った。
そして、最後の訪問地が今回のハイライトの佐世保である。訪れるのは、なんと35年ぶり。ここに来たのは、佐世保バーガーはもちろん、大好きな映画「坂道のアポロン」の舞台だったから。
早速、ロケ地巡りと行きたいところだが、帰りのフライトに間に合うよう福岡に戻ることを考えると、ターゲットを絞らなければ。そこで向かったのが、一番印象に残っていた登下校シーンで使用された峰坂。ちょっと迷って、地元の方に聞きながら、何とかたどり着きました。いゃー、行ってみて良かったですよ。でもね街中で地図読みが出来なくて、山に行っても大丈夫かな（笑）なんて思っちゃった｡
こうして、二日間が終わって、35年ぶりに訪れた長崎、佐世保の余韻に浸っているところ。しかし、今日は本当にいい天気で家の中にいるのはもったいないなー。

画像1　雲仙普賢岳。平成新山（仁田峠）
画像2　外海・出津教会堂
画像3　「坂道のアポロン」のロケ地・峰坂

「アオハライド」のロケ地情報
http://loca.ash.jp/show/2014/m2014_aoha.htm

「坂道のアポロン」のロケ地情報
https://www.sasebo99.com/apollon/content20.html

コメント

k-yamane

RE: 長崎、佐世保の余韻
こんにちは。
長崎の教会群は昔から行きたいと
思っていたのですが、
世界遺産登録されてしまう前に
行っておかないと、、、、と、
思っている間に登録確実？になってしまいました。

坂道のアポロンの聖地巡礼は是非、
やってみたいですね〜

zottaman

RE: 長崎、佐世保の余韻
k-yamane さんへ

こんばんは。コメントをありがとうございます。

私も最近は、この次とか、来年とか言っているとチャンスを
逃すような気がしているので、山も聖地巡礼も物事は思いついたら
行動に移すようにしています。
是非、訪ねてみてください。

zottamanでした。