オレは最強だ！

一昨日、勤務先で毎年開催しているビックイベントが無事に終了しました。実は、自分も数年前に責任者として担当したことがあって、開催までの数ヶ月は準備に追われて大変だった記憶が蘇りました。こういうイベントって、始まるまでの苦労のプロセスをいかに楽しみながら乗り切るかがポイントで、始まっちゃうと一瞬で終わってしまうもの。その後には空虚感だけが残るものだと思います。多分、担当した人しか味わうことの出来ないある種の贅沢な感覚なのかもしれません。
さて、本題の「オレは最強だ！」は、イベントの講演に来てくれた車椅子テニスの国枝選手の決め台詞。東京パラリンピックの決勝では、この言葉を何度も叫んでから試合に臨み、見事金メダルを獲得したとのことでした。「オレは最強だ！」の部分だけ捉えると傲慢に聞こえてきますが、ご本人曰く、実は謙虚な人間とのことでした。
トップアスリートといえども、こうした言葉を自分に言い聞かせながら、メンタルを上手にコントロールして第一線を戦い抜いてきたということでしょう。国枝選手のお話を間近で聞けて、勇気をいただいた次第です。