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2020年11月23日 16:09未分類全体に公開

コース状況、感想について、そこからの雑感

初見のルート歩こうとするときにそのルートの山行記録検索すると思いますがレコ見てどう判断するか難しいところですね。
如何せん主観が入りがち。
難しいルートだという話だったが案外簡単だった、とかいかに難しく武勇伝然に書いてあるレコとか…。

びっくりしたのは私が歩いた某バリエーションルートのレコで「バリエーションルートで迷った時に頼りになるのは、運と勘」だなんて感想書いている人がいたこと。
某エリアの一般道すらろくすっぽ歩いて無いのにバリエーションルート突っ込んでこういう感想書くのは自身の下調べ不足、怠慢を公言しているようなものじゃないでしょうか?
キツいのは確かですが実際歩き慣れてる人ならなんてことないルートです。
発信者次第で難路とも取れますし簡単なルートとも取れます。
そもそも「運と勘」任せで山入っちゃいかんですよ(笑)

情報発信者の素性、全ルート表示でその人がどんなルート歩いてるか見れば一目瞭然です。
自分と歩いてるルートがかぶっていればどれくらいの山の力があるか分かり、感想もどれくらいバイアスかかっているのか判断しやすいでしょう。

注意したいのは雪山やバリエーションルートの記録。
得てしてそこのルートを狙おうとしている人目線で感想書く人が多く、結構あっさり書かれてることが多いようです。
バリエーションルートの神様のような南アの元某山小屋の管理人さんは、次に歩く人の楽しみを奪ってしまっては悪いから…とコースの詳細を書かないです。

今年は南アルプス、入山禁止エリアがあってシーズン当初に歩ける人が今まで見向きもしなかった笊ヶ岳や仙丈ケ岳の地蔵尾根辺り歩いてました。
レコが上がっているのを簡単なルートだと曲がった解釈して入山する初心者が多い節があります。
仙丈ケ岳の地蔵尾根、直近のレコでほぼ雪無しのコンディションで18時間かかったレコ見て開いた口がふさがりませんでした。
今の自分にはこのルートは妥当なのかという客観性が必要なのは言うまでもありませんが今年は特に段階を踏まずに登る登山者が多い印象を受けます。

ヤマレコは非常に有用なツールでいろんな方のレコは参考になります。
ですがバリエーションルート歩く時にはしっかり1/25000地形図見てくさいところを事前に自身で調べ、シュミレーションすることは必須、雪山(3,000m峰)なら無雪期に下見するのが必要なのは言うまでもありません。
リスク管理は自分でするものです。
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