短編随筆集に取り上げられた登山家は、我が国の登山の黎明期を開拓した小島烏水氏、中村清太郎氏、松方三郎氏、田部重治氏をはじめとして、日本百名山、花の百名山の著者である深田久弥氏、田中澄江氏、山岳小説で有名な新田次郎氏、山岳写真家で有名な田淵行男氏、海外遠征隊で有名な槇 有恒氏、今西錦司氏、エベレストのスキー滑走で有名な三浦雄一郎氏、女性登山家として有名な今井通子氏、谷川岳で滑落して亡くなった早川鮎子氏等多士済々の方々の随筆が採録されている。
巻末に、この随筆集に採録された登山家の簡単な紹介とネタ元の本も収録されており、更に、この随筆集に惜しくも取り上げられなかった登山家(植村直己氏、田部井淳子氏等)の紹介も収録されており、これから更に山の本を読みたいと思っている私にとって有り難い本だった。
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