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望月氏は、南アルプスの麓の静岡市井川地区で生まれ、静岡市消防署に勤務し消防士の務めをしながら静岡市の山岳救助隊の副隊長として南アルプスの遭難救助の第一線で指揮をとっているとともに、国内外の山岳レースでも活躍されている。
TJARは、標高０ｍの日本海富山県魚津市の早月川河口から3000ｍ級の剱岳、槍ヶ岳の連なる北アルプスを縦走し、中央アルプスの空木岳を縦走して更に南アルプスの塩見岳、赤石岳等を縦走し、太平洋駿河湾の静岡市へ至る総距離；415�辧⇔濱冑弦盧后�27,000mを7自分の足だけで8日以内に踏破する山岳レースである。
望月氏は、2年おきに開催されるこのレースに、2010年に初出場して優勝し、その後2012年、2014年、2016年と4連覇を果たしたまさに「山岳王」である。この本が発行された直後の2018年の大会では、”山の原点に戻って”「食料を全部背負って415�劼魎袷�する」という離れ業をやってのけ、TJARからの引退を発表した。
この本は、望月氏をはじめ、望月氏のご両親、ご家族、恩師、勤務先の上司＆同僚へのインタビューをもとに、望月氏の生い立ち〜高校時代、山岳レースへ取り組むようになった経緯、2010年、2012年、2014年、2016年の各TJARレースでの苦闘や活躍を紹介する形で人間味にあふれた望月氏の人となりを浮かび上がらせており、一気に読み通してしまった本である。
matusanさん、こんにちは
ほんと凄い方ですよね。
地元ではヒーローみたいな方ので
先日、畑薙駐車場で椹島行きバスを待っていた時
偶然にも本人が在らされて、気さくに握手や写真などに応じてくれました
3日間巡回するとのことだったので、
結構たくさんの方々がお見掛けしたのではないでしょうか
Bombersさん、 こんにちは。
畑薙駐車場で望月さんにお会いし、握手してもらったんですね。良かったですね。私は、TJARレースを中継したTVの画面を通してしかしらなかったので、羨ましい限りです。
この本を読んで、これだけ有名なヒーローになっても偉ぶらずに、職務に励みながら、人知れず更に努力を積み重ねている望月さんの人柄を知り、益々ファンになりました。この本の中でも、地元の方々や、職場の皆さん、レースで一緒になった方々が、望月さんの人柄に惚れて親しみと尊敬の念を抱いているのもサモアリナンと思いました。
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