昨日の相棒は降り途中から左足首を不自然に回転させ始め、木の根に引っかかるを繰り返していて、遂に転んだ。”ハインリヒの法則”やと思った。
重大事故の裏に29の軽微な事故があり、更に怪我に至らない300の事故があるという労働災害の考え方がある。ヒヤッとしたことを集めて対策を行い、重大事故を防ぐのがリスクマネジメントの考え方だ。私は職場でリスクマネジメントを担当している。「危ないなー」と思いつつも、ギリギリセーフな時に、言われて直せるくらいなら、もう直っているわと思い、見守るようにしていて、本人が何かを直さねばと思った時に声をかける。
相棒には足首を捻って歩いている、と言うには言うが、ストックで立て直せるから大丈夫という返答が返って来る(やっぱりね)。自分は反面教師とさせてもらい、ストックを持たずに着地をフラットにする歩行を心掛けて滑らず、転ばずに下山した。
例えば、ログに大きな振りを感知したら記録するようしたら、危険箇所が把握でき、個人にとっては癖を見直すキッカケになり、山道整備においてはそこをピンポイントで修繕していくと安全な山道に出来る気がした。
自分も下りが苦手で何度も怪我をしているのでいろいろ思うことはあります。自分が考える安全な下山はレベル毎に
- 初心者) ポールを。できるだけ足とポールで三点支持を作る
- 初級者) 大腿四頭筋の強化を。膝にも優しく関節でショック吸収を
。気持ちつま先からの着地と地面と垂直方向に力が掛かるように速度やポールでの体制の調整を。
- 中級者) 体幹の強化、プランクなどを。安定して歩けるようになります。
コメントありがとうございます。大変参考になります。今回は稲城山ルートで整備されていたのでポールはしまっていました。通常時は初心者なので3点を心がけたいです。ありがとうございます。
下山時は集中力切らすと転倒しますね、走ることも多いので下りでGPSウォッチ見たら転倒なんて結構あります。安全考えれば歩けばいいんですが... 走ると目に入る情報量がものすごく多くなり前頭葉力はupします。
ストックはものすごく威力があるのですが、正しい歩き方を阻害することもあるのでたまには無しで歩くことを勧めます。下りはなるべく使わない方がいいと思うんですが...
とっさの際に手が出ません。あと、ストックの空振りでバランス崩して滑落や転倒もあります。
少し危ないところはさっとザックに挟めるようにしたいものです。
コメント有難うございます。久々にしまって歩いたら、足の置き場に集中できましたし、ストックに頼り過ぎて滑ることもありますので、使いようだと思いました。降りで使う使わないは、意見が分かれそうですね。自分に合った方法を模索したいです。
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