最近某SNSで「登山のトレーニングには登山が最適か?」みたいなテーマが話題なので、便乗してみようかと思います。
あくまでn=1の体験談なので、独り言だと思って下さい。
そもそも人によって登山に何を求めていて、その目標とする登山に対して何が足りないのか、という前提条件がまるで違うので、「これだけやっとけばOK」という答えはありません。
クライミングが好きな人と、日帰りロングが好きな人と同じトレーニングで良いわけがないからです。
そしてそういった一般的な、所謂「普通の登山」とは少し違った登山が好きな人は、「登山のトレーニングなにがいい?」という漠然とした質問は出てこないかと思います。
恐らく登山を始めたばかりの方が「登山のトレーニング何がいい?」と疑問に持ちやすいのかという前提の元、仮にわたしがその質問に返答するなら「なるべく登山の頻度をふやしましょう。最低月2回は登山しよう」です。
登山に限らずどんなスポーツでも勉強でも絵を描くなどの趣味でも仕事でも、始めたての場合は圧倒的に頻度が重要でとにかく数をこなさないと自分の課題すら見えてこないと思います。
登山の負荷は問わず、とにかく頻度を増やすと徐々に体力が付くとともに自分の癖や弱点も見えてくるはず。
もう一つアドバイスを加えるなら「最低月2回の登山はオールアウトしない程度の負荷にしよう」です。
張り切りすぎて負荷が高すぎると月2回ですら継続が難しくなります(体験談)
わたしの経験上、下山してきてから
1:グッタリして休んでからじゃないと車を運転できない
→完全にオーバーワーク
2:温泉や自宅までは移動できるけどそのあとグッタリしちゃう
→オーバーワーク手前
3:下山後の行動が苦にならない
→最適な負荷、または楽すぎる
です。
ガチってる時以外は、疲労感を確認しながら3の負荷を目指して登山スピードを調整しています(それでも頑張っちゃってオーバーワーク手前になることもしばしば…)
ちなみにどんな登山であれ全てが本番でガチるべきなのは重々承知で、トレーニング登山という言葉もあまり好きではないのですが、登り慣れた近くのホームマウンテンを登るのと、初めて剱岳を登るのは話が違うよねって意味です笑
「なんで月2回?」と思われるかもしれませんが、これは個人的に月1だと刺激として間隔が空きすぎる、と感じるからです。
オールアウトするくらいの登山ならありかとも感じますが、登山初心者には危険なのでちょっと勧められません…
というわけで、
「登山初心者に最適なトレーニングは登山であるというのは最適解の一つ」
がわたしの答えです。
じゃあなぜSNSで揉めてるのか??
恐らくこれは某SNSの登山界隈は、つよつよの人が多すぎるので、独自の経験からくるトレーニング理論があるからだと思います笑
気持ちはわかる、だってよわよわのわたしですらこういった独り言を日記に書いちゃうくらいですから笑
というわけで、次はわたしの経験から得た「登山のトレーニングにはこれだ!」について勝手に語りたいと思います。
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