カタギの買うもんじゃねぇ

先週の山伏-新窪乗越の稜線上では、手指がエラい目にあった。今も右手の小指の先がチト痛い。
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滅多に無い事とは言え、安倍山系の1,000m越峰の何処でも起こり得る事と思うと、ザックのコヤシでも良いから強力なグローブを携帯している必要性を痛い程感じた。(実際痛かったorz)

最初は「インナーをメリノにしてみようか？」とか「アウターのテムレスを防寒のにしてみようか？」と思った。が、心が叫ぶ「インナーだとかアウターだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ もっと圧倒的なロフトが必要だぜ…」と。

私は低山デイハイカーだ。山道具は日常生活兼用を旨として来た善良な小市民だ。あっちの世界には興味も無いし、足を突っ込むまいと思って今まで生きて来た…
「何だこの値段！デイパック買えちまうぜッ！コヤシにしては結構なデカさじゃあねぇかッ！三本指〜？妖怪人間ベムかッ！コイツぁ〜断じてカタギが買うもんじゃーねぇーぜッ！」

「おれは 奴の前でページを離れたと思ったら いつの間にかポチっていた。」メリノのインナーと共に…

【おしまい】