|
便利なので雪の無い時期もとは思っていましたが、今まで使っている人を見かけた事もなくちょっと恥ずかしさを感じていました。しかし、今シーズンは山行の度に必ず声を掛けられ、これに気を良くして、春・秋用に薄手の物を調達することにしました。
鹿皮の物を探してみたら、見つけちゃったんですよ「夏毛の小鹿」。白い斑点と小鹿ならではの毛並み、但し、小さいので下手にベルトを取り付け付けると長さが足りず尻皮の用をなしません。市販品は冬毛の成獣のものばかりで春・秋は暑っ苦しいので、この小鹿で自作することにしました。
立った状態で膝の後ろ辺りの長さがないと、座ったときに腿の上部までカバーできません。この長さとベルトに縫い付ける幅を確保するために、革を1枚当てて作ることにしました。毛皮を革に縫い付け、その革をベルトに縫い付けるのです。
ベルトへの縫い付けは娘がミシンで処理してくれるとの事で、毛皮を革に縫い付けるのは、私の手縫いです。革屋の社長のアドバイスで、予め縫うラインに穴を開け、ロウ引きの糸で縫うのですが、これが結構大変。でも、材料費と道具で6千円強で済むので頑張るしかないのです。
冬はスノーシューが主で、ワカンはアルミではなく立山かんじきと云うクロモジの木でできたものを使ってます。スノーシューは例のバカ高いものなのですが、かんじきはアルミ製の半値程度です、スノーシューと比べりゃ性能は劣りますがこちらも十分重宝しています。先人の道具って結構使い勝手の良い物がありあます。
次の週末、晴れたらデビューします。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する