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駐車場の一部(正面が宝篋山。楽勝に見えるがこれが結構きつい)/山麓の春らしい景色/凛々しい姿の筑波山(肉眼では左奥に日光男体山も)
2014年4月9日
仕事を休んで宝篋山(ほうきょうざん)に行ってきた。
平日だというのに、40台ほど駐められる[P]がほぼ満車。相変わらず人気の山だ。[P]で見た車には隣県の栃木・千葉はおろか、神奈川ナンバーまで混じっている。
推測だが、平日にこれだけ人が来るのは、やはり仕事をリタイア(or準リタイア)した中高年の登山者が多いということか。現に、この日遭った登山者に若い人は少なかった。
さて、この時季の登山。気温も20度近くになり、いい汗をかけるのだが、難点が二つ。まず、顔の周りに羽虫が群がり、まとわりつくこと。ウザイったらありゃしない。俺ってそんなにいい臭いがするわけ?(あ、逆か 笑)。
次に、そこかしこで動物の屍臭がすること。衣服に染み付くんじゃないかというぐらい強烈なときがあるが、これはマジで苦手。恐らく薮の中に転がっている小動物の死骸が、気温の上昇で一気に腐敗が進むためだろう。
まぁ、それもこれも一切を想定して こその、「登山」なのだと思えば文句も言えないのだが・・。
宝篋山は筑波山群の東南端に位置する、いわゆる里山(海抜461m)だが、標高差400m・C/T1時間半(健脚者で50分)と、軽登山には格好のスペック。低山にも関わらず登山コースが6ルートぐらいある。しかも短い中に渡渉あり、ミニ岩場あり、急登あり、木の根っこ道ありと、色々な要素が詰まっていて、言わば「疑似本格登山」を味わえるのも人気の要因の一つだろう。
最近ではお隣の筑波山の登山者数をこの山がかなり食っていると思われる。
それと特筆すべきは、400m台の低山にしては山頂の眺望が恐ろしく良いことだ。私の経験では(北東から時計回りに)太平洋、霞ヶ浦、房総半島の丘陵、スカイツリー&都心のビル群、伊豆半島、富士山、関東山地(丹沢山系など)、浅間山、赤城山、日光連山、筑波山などなど、およそ関東平野の全域とそれを取り巻く山々の殆どが望めた日もあった(2013年12月ドピーカンの日)。
低山の割にそこそこ登りでがあり、かつ眺めの良い山をお求めの方には、ぜひお勧めしたい山だ。
<参考>つくば市のHPより:
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/14271/14272/14348/008676.html
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