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ロゴが達筆な介山壮/大菩薩峠/富士と大菩薩湖
2014年1月12日
丸川峠分岐駐車場(1037M)〜[一般道を7km弱]〜上日川峠(1590M)〜大菩薩峠(1897M)=ここで引き返す(以下ピストン)
コースタイム:
駐車場〜上日川峠(一般道2時間00分)
上日川峠〜大菩薩峠(1時間10分)
大菩薩峠〜駐車場(2時間35分)
総歩行距離 往復約19km
山にハマり始めた頃、基本雪山はやらないと決めていた。が、幾多の雪山レコを読むうち、とうとう我慢できなくなった(皆さんレポート上手すぎて)。それに百名山の登頂数を増やしたい自分にとって数か月の空白は痛い。
てなわけで昨年暮れにアイゼン等、最低限の冬山アイテムを購入。さっそくの雪山デビューに選んだのは大菩薩嶺。豪雪地域でもないし標高差は500M足らず。これなら厳冬期でも楽勝だろうと。
しかし、調査不足のせいでこれが想定外の結末を招くことに…。
予定では上日川峠まで車で行き、そこから大菩薩峠経由で大菩薩嶺までサクサクっと登るつもりだった。しかし行ってみると県道201号が、丸川峠分岐から上は冬期閉鎖になっているではないか。えーっ、聞いてねえよぉ(←無知なだけ)。ここで帰るわけにも行かず、泣く泣く県道をダダ歩きすることにした。道路表示によると何と上日川峠まで片道6.7キロ! 一瞬気が遠くなる。標高差も馬鹿にならんし(500強)、これじゃ予定より3時間は押すぞ。今日はピークハントは無理かも…。
後で知ったのだが、県道の右脇に短距離で行ける登山道がちゃんとあったんだ。それか、丸川峠経由でもよかったんだし(というかこっちがメーン?)。上日川から大菩薩峠〜大菩薩嶺というワン・ルートしか頭にインプットしてこなかったのが大きな敗因だった。
さて、歩き出した県道(舗装道)だが、青氷のようにキンキンに凍結していて、滑ること滑ること。初めての雪山ということで気負って色んな物を詰めて重くなったザックが肩に堪えたが、まさか一般道にデポするわけにもいかず、えっちらおっちら。
結論から言うと、さすがに「3時間押し」が響き、大菩薩「峠」まででタイムアップ。「嶺」への登頂は果たせなかった。噂の雷岩にも寄れずじまい。そして下りも登山道らしき道をとうとう見つけられぬまま、単調な県道をテクテク…。駐車場に戻る頃には日も暮れかけていた。
「山登り」よりも、舗装道のダダ歩きが全行程の7割を占めるという、締まりのない山行となってしまった。今更ながら、無知とは恐ろしいものだ。というか、浅間の時もそうだったが、山行の1日〜2日前に思いつきで山を決め、よく調べもせず出かける俺の悪いクセ。改めねば。
この回を百名山の制覇数に入れちゃズルイから、0.7座ぐらいにカウントしておこう(笑)。山行記録ならぬ参考記録? まぁそれでも、曲がりなりにも初の雪山歩きは十分楽しめたし、景色も抜群だった。アイゼンの使い方も分かった。
大菩薩は素晴らしい山だった。その風光は、えも言われぬ優しさのようなものを湛え、癒される。人気があるのも頷ける。
個人的には富士見山荘から望む富士山が好き。あの山荘に永住したいぐらいだ(笑)。それと、山麓の勝沼ICから塩山市一帯は、南アルプスが壁画さながらに一望できる実におしゃれなエリア。あの辺に永住したいぐらいだ(笑)。
ふふふ、笑えました。
上日川峠(ロッヂ長兵衛)経由で大菩薩嶺をめざすなら、大菩薩峠に回るのは遠回り。福ちゃん荘から唐松尾根経由で雷岩に上がれば、「嶺」までは5分です(^^)
「山行の1日〜2日前に思いつきで山を決め」。私もほぼ同じです。気分や天気で左右されて。
ただ、目標を決めたらヤマレコで「レコを検索」します。
そうすると最新で他の方がどう登っているか時間どのくらいかかるかなどすごく参考になります。
ぜひお試しを。
pasocom様
さっそくのコメントありがとうございます。
唐松尾根があるというのは、何となく承知していましたが、とにかく「峠」には絶対行きたいと思ってましたもんで・・。
ヤマレコの山行記録は、おっしゃる通り非常に役に立ちますね。
どんなガイドブックよりも、すぐれモンだと思います。
私はいつも山で失敗した後にヤマレコを読んで、あー、そうだったんか!
と・・(笑) 順番が逆ですね。
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