あ〜、よかった。〜骨折と捻挫とでは天国と地獄〜

先日乗鞍岳で初バックカントリスキーにデビューしたら、やっちまいました。
位ヶ原下のグサグサの深雪に足を取られて転倒。
板が外れず強烈に足首が捻じれた。

≪山行記録≫ 乗鞍岳BCスキー 〜初めてのBCデビュー！で速攻リタイア...
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尋常ならざる痛みを左足首に覚え、骨折を覚悟する。
しかし体勢を整えておそるおそる力をかけると、僅かながら力が入る様子。
今まで3度骨折しており、その骨折の尋常ならざる痛みには少し至らない感じ。
骨折じゃなくて靭帯だけかな...。
ちょっとした望みに頼りながら、右足スキーで日没間際になんとか下山。

その日は足をパンパンに張らしながら、250km運転して帰るので精一杯。
翌日はさらに腫れあがり、痛みも増している。
年末の救急外来に行って、レントゲン写真で症状を告げられる瞬間が緊張の一瞬。
「骨には異常がないようですね。」
あ〜、よかった〜〜〜（涙）。
以前左足を骨折したときは、手術ではなく自然治癒を選択したら歩ける迄で半年、
違和感が消えるのに1年かかった。
最悪そのパターンになるかと思ったけれど、そうならなくて本当によかった。
骨折の治癒には相当な時間がかかる。
初めて（何度も）骨折して思ったことは、
「内骨格の人類は骨が折れたら動けないのじゃ」という至極当たり前のこと（笑）。
骨折と捻挫では天国と地獄。

年末年始で専門医がいないので、診療はそこまで。
足首を固定したかったけれど固定具は出されなかったので、
以前買って使えなかった山用足首サポーターを巻いたら適度に固定された。

健康なうちは気付きにくいことですが、健康が一番。
山では安全が第一ですね。
引き受ける山のリスクを徐々に上げてきていた近年ですが、
改めて”安全第一”に気づかされる今回の山行でした。
年末年始の雪山登山、ご安全に！


〔写真左〕転倒して足を捻った現場（乗鞍岳_位ヶ原直下）
〔写真中〕翌日足首がなくなるほど膨れ上がった患部（見苦しくてすいません）
〔写真左〕役に立った足首サポーター