先週末も関東地方は大荒れの天気予報だった。
土曜日は大雨の予報だったので特にやることも無く、漫画の弱虫ペダルを読んで自転車の勉強をした。(つもり。)
登場人物にいろんなニックネームがつけられているのだが、主人公小野田坂道のニックネームは、『山王』だそうな。うん?そういえば日光にそんな山があったような…。
それは、切込湖・刈込湖の近くの山王峠、その横の山王帽子山である。ある山スキーの雑誌でも初心者用BCエリアとして紹介されていた。きっとこの週末の低気圧通過で、日光にも雪が降るだろう、パウダーが味わえるのではと期待してしまった。
そして、21日の日曜日、無理やり出かけてみた。が、なんと昨夜は降雪はゼロ。雪が道路にも全然なし。ノーマルタイヤでも光徳牧場まで行けるっていう位になかった。
スキー靴を履いて、歩き始めるが、積雪はおよそ40〜50センチ、表面が凍っていて、スキーと体の重さでボスッボスッていう感じ。ツボ足で歩けないので、シールをつけて登っていく。
斜度がきつくなる所で、雪がなく木の階段がむき出しになっており、ついにシールを諦め、カンジキに履き替える。斜度がゆるくなった所で、またシール登行に切り替えた。
パウダー用のファットスキーなので、幅が広く、背負っても足に履いてもとにかく重い。夏道の標準タイムで1時間30分のところ、1時間オーバーでなんとか、山王峠に到着した。
こんなことでは、これから余程鍛えないと、今年のGWの目標である鳥海山スキーはとても無理だあー。
さらに低気圧通過後のためか、そこでは、吹雪ではないが、雪混じりの強風で、寒くて冷たくて、昼食も取る気にならない。ましてや、これから山王帽子山へ登るなんてと、心が折れてしまった。
そうと決まれば、早速滑ろうと思ったのだが、こんどは自分のスキーのレベルではこんなクラストの雪面では、スキーをずらせず、うまく滑れない(>_<)。
仕方がないので、夏のアスファルトの車道をボーゲンで滑り下りる羽目に。くー〜、情けない。もうー、膝と太ももがパンパン。
下りてきても、強風が収まらず、外ではコンロが使えないので、車中で行きのコンビニで購入した、群馬限定販売(?)のゆるキャラのぐんまちゃんヌードルを食した。日○カップヌードルに近い感じだが、エビや肉が入っていないので、不味くはないけど、なんとなく、なんだかなー。
スキーも山登りも昼食も、不完全燃焼的な1日であった。
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