午前4時前に駐車場に着き、車中で仮眠をとり、夜が明け車の中から御嶽山を見ると、ガスでその姿が確認できなかった。どうしようかと悩んだ挙句、意を決して登り始めたが、このとき時計はすでに9時を回っていた。
雨にはならなかったが、独立峰っぽいので好天であれば、途中の展望スポットでは素晴らしい眺望がのぞめたであろう。少し残念。
それでも、山頂に着くころには雲が切れて少し青空が見え、9合目くらいまでは眺望が開けた。さすが日本四大霊山(普通は言わないですよね?でも立山も外せないので4大と呼びます。)と言われる御嶽山である。自分の感じでは、ちょっと立山の雄山に雰囲気が似ているなと感じた。
山頂の剣ヶ峰で写真を撮った後、少し下り山上湖の二池のほとりで休憩していたらそこでトレランのナイスな山レディ(山ガールより少しお姉さん)に遭遇。
雪渓がなければ、どこか南の島の海辺に来ているような感じで、エ〜、ここは本当に標高3,000mの山の上ですか?みたいな。
聞けば前日おんたけウルトラトレイル100kmのトレラン大会に出場されたとのこと。どうりで足の筋肉がハンパない。
思わず写真をおねだりしたところ、気持ちよく応じてくれた。本当、性格も顔も容姿も3拍子そろった素敵なお姉さんでした。
さらに下る途中では、足を骨折されたらしい方をヘリで救助している現場に遭遇。お休みの日に救助にあたられた方には本当に感謝。感謝。自分も気を付けなければいけないなと改めて自戒した。
それともう一つ事件があった。登りの途中から合流し、最後までガイドをしてくれた地元の山ガールズの一人の女の子が、登って初めての休憩場所にスマホを忘れてしまって、でもそんなショックは微塵も感じさせず、明るく山登りを楽しんでいたが(自分だったら途中で登山を止め、拾いに戻ったと思う。やっぱり今どきの若い娘の特性かなあ?)、17時30分頃登山口に下りてきて、営業終了で閉まっていた観光センターになんとか開けてもらい聞いたところ、無事に届けられており、地元の交番にあることが判明した。
やっぱり山を愛する人に悪人はいないなと実感した出来事だった。良い結果に終わり久々に気持ちの良い山行だった。地元のかわいい山ガールのお二人、お弁当を分けてもらったり、他にもいろいろ親切にしていただき本当にありがとうございました。
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