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日帰り登山の為、近場のフィールドは自然と北山か比良山です。
山と高原地図だと京都北山と比良山系という2冊を利用させてもらっています。
この2冊、標準コースタイムに大きな差があるというのは気づいていました。
北山版だと標準コースタイム8時間のところを4〜5時間で歩けてしまう。
比良版だと標準コースタイム8時間だと7〜8時間かかる。
ここで疑問を解消すべく検証してみました。
両者の代表的コースである
北山 → 愛宕山表参道(登山口から神社まで)
比良 → 武奈ヶ岳(御殿山コース)
両者の標準コースタイムは同じ2時間40分です。
ヤマレコさんからアトランダムにこのコースを歩かれた方のコースタイムを10件づつピックアップさせていただきました。
10件の平均値から休憩時間として10分を引いたところ(休憩した人してない人のデータは無視、10分以下は四捨五入)
愛宕山 1時間55分
武奈ヶ岳 2時間35分
という結果になりました。両者の標準コースタイムは共に2時間40分です。
やっぱり

特に比良山版を利用される方は注意して下さい。結構シビアなコースタイムになっていますよ

こんにちは。
山と高原地図のコースタイムはルートによってすごい差がありますね。
ちなみに比良山系の権現山だと平側からだと1:50、栗原側からだと2:10となってますが、実際歩くと0:45と1:30でした。
個人的には長い区間で書かれている箇所は時間に余裕有り、短い区間は余裕無しと思って行動してます。
コメント失礼します。
自分も同じように単独行なので、山と高原地図で入念に調べてから山へ入るようにしていますが、コースタイムの件はいろんな山域に行くようになって自分も感じたことでした。
普段丹沢山系によく行き概ねコースタイムの9割程度で歩いていますが、鳳凰山では8時間のコースタイムが5時間で歩けたり、富士山でも5時間が3時間で歩けたりとあまりの違いに驚いています。
最近は同じコースを同じような時間で歩いた方のレコの中から自分の今度歩きたいコースを探し、コースタイムの参考にするようにしています。
cha2572 さん、今晩は。 mesner と言います。
なかなか面白い指摘だと、私も思います。
昔は登山地図なんかありませんでした。地理院の地形図とガイドブックを参考に自分で判断していました。
そして、私の記憶では、登山地図が初めて出た頃は、コースタイムは「数人のパーティーがゆっくり目のペースで実際に歩いた時間です」とはっきり書いていたように思います。
しかし、今の登山地図に付属している解説書には、色々書いているが、肝心のコースタイムについては全く何も書いてない(比良山と京都北山)。
コースタイムに関しては一概には断定できませんが、一般的に年齢と経験、男性と女性等で速さが違います。勿論最近は女性でも男性以上の人が沢山います。兎に角千差万別です。 しかし、この年になって痛切に思うのは矢張り年齢です。
こう言ふ事情から、年取った初心者なども参考にする登山地図のタイムはそれなりの配慮をしてしかるべきだと思います。従って他の人より速く歩ける人にとっては長すぎるし、一般的に人より遅い人でも、例外的に遅い人人以外、その時間以内で歩ける事が絶対条件だと思います。そのタイムうを当てにして日が暮れたら大変ですから。
ですから若い人はコースタイムが長すぎると思うのは当たり前で、私も昔はそうでしたが、この年になるとだんだん地図のタイムに近付きつつあります。
所で、以上は一般論ですが、北山と比良山の違いはその執筆者に責任があると思います。これも初代の執筆者から現在何代目になるか知れませんが、時間なんか自分では全く計りもせず、以前の記事をそのまま載せてるだけと言ふ執筆者もいると思います。自分1人ではとても全部の時間を検証する事なんか出来るとはとても思えません。
そんな事情を全く解説書に書いていないのでとても不思議です。道が変わったり、林道になったり、年月が経てば色々変わると思いますが、そう言ふ条件の変化などをちゃんと検証してるかどうか疑問です。
従って、おかしいと思われる点を我々が出版社か執筆者に問い質すのが一番良いと思います。
私が思うのも cha さんの指摘と同じで、比良山に比べても北山の方が出鱈目です。
例えば、愛宕山の北に竜ヶ岳がありますが、サカサマ峠〜竜ヶ岳のタイムが、登りも下りも40分になっています。先日下った時に初めて気が付きました。その時は下り43分でしたが、芦見谷に下りて6分程休みましたので正味37分でした。竜ヶ岳から芦見谷への下りは凄い下りで25度以上はあろうかと言ふ下りで、とてもこれを40分で登れるとは思えませんでしたので、おかしいと思いました。
そこで、次に行った時に、今度は登ってみましたら55分掛りました。これなどは少し注意して校正をしたら執筆者ともあろう者がおかしいと思うはずです。
聞く所によると竜ヶ岳の坂は京都の三大急坂の一つとして有名らしいですね。私は執筆者に葉書を出そうとおもっています。
所で、これは cha さんにお願いですが、検証した時間が愛宕山で1時間55分、武奈ヶ岳で2時間35分との事ですが、その各々の一番早い人と遅い人の時間を知りたいのですが、教えて頂けませんでしょうか。
年齢別、男女別等が解かればもっと面白いと思うのですが。年齢は解からない人が多いでしょうね。
ちなみに私の記録は、愛宕山 2時間25分(内休憩20分)(2006年)、武奈ヶ岳 2時間44分 (内休憩20分)(2012年)でした。
皆様コメントありがとうございます。感謝感謝m(_ _)m
標準コースタイムなんて、ある意味いい加減なものなので多少の違いは気にしませんが、かなり違うとなると・・・
「コースタイムの7割で歩く」とか言っているのも全国共通じゃないなと思ってしまいます。
今回指摘はさせていただきましたが、面白いと思っただけで目くじらたてて改善して欲しいとかは全然ないです。
山と高原地図さんのデータはあくまで参考としてmattsoo様のおっしゃてる通り、実際そのコースを歩かれた方のデータを重視して計画するようにしています。
mesner様の御質問への回答
トータルタイムだけをピックアップした為、年齢別、男女別等わからなくなってしまいました。ピックアップしたデータは団体、極端に速い単独を除いて一般的な単独もしくは少人数の方のデータを利用させてもらいました。
今回ピックアップしたデータの中では
愛宕山 最速1時間30分 最遅 2時間20分
武奈ヶ岳 最速2時間10分 最遅 3時間05分 でした。
cha さん今日は。
有難うございます。興味深いですね。千差万別ですね。でも大体こんなものでしょう。
愛宕山の最速と最遅の差は50分、武奈ヶ岳のそれは55分ですね。でも同じ2時間40分のコースタイムのコースで両者に最速が40分も違い、最遅が45分も違うのは、どう見てもおかしいですね。
私も貴殿が指摘しているように、比良山の地図の方が実状に合っている様に思います。
ただ、北比良峠からの下りがカモシカまで30分になっているのは少しきつ過ぎると思います。私は40分かかります。
一般的には水平の距離と高度差によって大体の時間ははじき出せますが、それも歩き易い道と岩がごろごろした歩き難い道では同じ計算はできませんし、何やかやと総合的に検討して自分なりの計画でやって行くしかありませんね。
これが登山の楽しみの一つでもあると私は思っています。新しい情報と、後は感ですね。
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