時々話題に上る避難小屋の計画的利用の可否については管理者に問い合わせして頂くとして、レコを見ていて気になったのはその使われ方です。
住宅は使えば汚れたり痛んだりするものですが、山小屋も同じ。
では管理人が居ない小屋は汚したら誰が綺麗にするのか?「汚した人の責任において掃除するのは当然」と、誰しもが答えると思うし、私自身もそう答えます。汚したら元通りに掃除すれば問題ないのですが、汚したり痛めたりする可能性を極力減らす様な使い方を心がけるのも、小屋を利用する上で大切なことではないかと思います。
色々なレコを見て気になったのは、就寝する床板の上に直接バーナーを置いて網やトースターで調理している写真です。汚れたら掃除すれば良いわけですが、水場の無い小屋で洗剤もなしに油汚れが綺麗に取れるはずありませんよね。
私は、やむを得ない場合(雨降り、強風、降雪期など)を除いて、小屋の中で調理をすること自体控えるべきだと考えます。
小屋内でする場合であっても、土間があるなら床上は避けるべきだし、床上でやらざるを得なければ難燃性のシートやクロスを敷くなりして、後から小屋を使う人の為に気を遣って欲しいものです。(山に設置してあるテーブルが焦げているのを見かけることがありますが、これも気になる事のひとつ)
調理と言ってもお湯を沸かす程度の方が大部分だと思いますが、もし小屋内で火の着いたバーナーを倒したら火事になる可能性があるし(ガソリンバーナーだと特に)、調理すれば臭いも残るし、小屋泊でも外で調理するのが原則ではないでしょうか。
そんなの当たり前と思った人、考えたこともなかった人、どのくらいの割合なのかは解りませんが、いずれにしても常に後の人のことを想って使っていただければ、お互い気持ちの良い小屋泊ができると思いますよ
注)写真と内容は関係ありません
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