⚫基本的に自身の過去記録と合わせて安全対策情報を紹介してゆこうと思います。
山人(やまど)的な情報発信(?)とはいえ、地域性や個人的な偏りがあるかもしれないので寛大な対応を宜しくお願いします。
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【 オーバーユースしない 】
【 適切な装備で入山する 】
【 土地所有者に感謝する 】
私のお山ルールは2000年頃の登山雑誌が基本となっています。 対策本も読み込み以後も情報更新しているつもりです。
紙印刷派ですが検索をかけたところ「過去の遭難事例」と「最近の遭難情報」を公開している山岳会を複数発見しました。
気になった事例に道迷い者に付きあったら自身が遭難したとあったので添付情報から元の記録に飛んだらyucon氏の御池岳のヤマレコでした。(一見の価値あり、…合掌)
登山ログ見守り者の通報による救助事例もあり登山アプリの有用性が評価されることでしょう。
遭難者が登山アプリを山中インストールして助かった事例やマップアプリで助かった事例もあるのですが、「地図の見方をわからない人がアプリの地図を理解できるのか?」という根本的な疑問は残ります。
実は林業関係者のGPSアプリ・登山アプリ使用者も多いとはいえ、山菜採り・キノコ採りまでは浸透しきっていないのが残念でなりません。
進行方向ロスト時は、コンパスがあれば方位がわかるし地図があれば周囲の地形から現在地の候補を絞り込むことが可能となります。 例えば南に下山と知るだけでも助かる可能性が僅かでも上がるのです。
こんなに話しても不要と考える人はいるし、スマホを車に置いていく人もいます。
【 家に帰るまでが登山だぞ !! 】
…というわけで生きて帰るための装備をそろえて使い方を覚えてから入山して下さい。
(ビニール袋入りバーナー出して使用方法を訪ねている人を私も目撃してる…)
自己責任の主張よりも
【 自己対応・事故処置】
を覚悟して入山して下さい。
アドバイスが欲しいだけなら家族や登山会等の山仲間に連絡して下さい。 街中の110番・119番通報と同じ感覚で緊急通報しないで下さい。
山岳保険の受け取り適用規約をよく確認して、遺体となったとしても家族の元へ帰宅して下さい。
ハンディGPSは内部のデータ保持用電源の寿命が使用期限となり、無理して使い続けると毎回初期起動となるため大幅なパフォーマンス低下は否めません。 適切な更新が必要となります。
【 GPSアプリ・ハンディGPSにより生還 !! 】
…予備電源+コードは忘れずにネ ?︎
コード忘れ遭難なんて泣くに泣けませんよね?
【 GPSアプリなら YamaReco よネ ?︎ 】
…まぁ現ユーザーですから(笑)
生きて帰れるなら結局はどんなGPSアプリでもかまわないですし、ユーザーとアプリの相性を否定するカルトには関わらないということで。
【 1つのシステムに頼り切るとトラブル時のダメージ大 !! 】
スマホバッテリー減少時用に座標アプリの単発使用を紙地図と合わせて使えるようにしてバッテリー保持できるように備えています。
装備は兼用による重量減も重要ですが致命的なものは2個持ちも必要となります。
夏山・冬山での必要な装備は異なりますがキチンと準備して入山している人と、ろくに装備もせずに危険地帯へ突入遭難する人とでは捜索側も気合いのトップギアが異なります。(当然、非公認)
Maxオーバーの気合いで助けて欲しければ入山マナーを守りましょう。
こういうことをお知らせしても無視して遭難する登山者がいるのも事実なので捜索側の法律的に認められている行為をお伝えしますね。
【 ヘリコプター墜落回避のためホイスト中の人を落下させても構わない !! 】
…事実です。 本当に事実です。
ホイスト中の人が生存中でも認められています。
この事を知っているからこそ安全登山に尽力している登山家もいるのです。
パイロットのプライドから日本では行われたことはありませんがパイロットだって人間なのでギリギリの飛行条件の中「どうしても助けたい」と思ってもらえる行動をしなくてはいけません。
ヘリコプターのホイスト救助は前提の空中制止が高度な技術であり、山間部や冬期間の空中制止は条件悪化により更に難度が上がります。
冬期間はエンストよりも恐ろしい燃料凍結のリスクもあります。(対応済みでも絶対では無い)
車の車検のように定期点検はもちろんのこと、一回の飛行毎に行われる項目もあるためお気軽にヘリ救助を考えてはいけません。
冬山遭難が年間遭難の大半を占めているため行政救助が一部でも有料化すれば、マナーを守る安全登山者にはいいとばっちりです。
以前に船釣り客が「折角来たんだから悪天候でも船を出せ !! 」とごねて出航させておきながら遭難すると「船長の責任だ !! 」という人達が一部にいた(?)そうですが、登山ツアー参加者の1/3位にも似たような客がいるとかいないとか !?
ツアー客の登山力もわからない不安のままガイドせざるを得ない状況のツアー登山で絶対確実なピークハントを求めるなら個人でガイド雇って登ればいいのに……。
遭難を防ぐ技術と遭難時に発見して貰う技術を身に付けて安全登山を楽しみましょう!
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