*:これは山菜・キノコ採りを対象として記載しております。
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ヤマレコには次の活動があります。
【チーム安全登山】(紹介の為以下コピペ)
公式HP:https://anzentozan.com/
登山者一人一人が以下の宣言をして安全登山を心がけましょう!
宣言1:私達は、救助・遭難防止体制を支援します。
宣言2:私達は、計画書の提出等の安全準備・対策を継続して行います。
宣言3:私達は、段階的に経験を積みながら、総合的な山の能力向上を目指します。
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私は山で出会ったとき話の流れでそれとなく登山届等を含めて登山アプリを紹介しています。
興味を抱くことを期待しているため無理強いはしていません。
登山道での道迷いは登山アプリのおかげで大分減少していますが次のような遭難が増えているようです。
【初登山が難度の高い山】
こういう方の中には装備が甘かったり入山口や山頂で装備を初めて取り出したりする人もいて仰天してしまいます。
初めての山なので自身の登山力も山のグレードも知らないためミスマッチ登山とでも呼ぶような状況です。
こういう人の救助要請を防ぐための警鐘活動は各関係機関・関連業者がそれぞれ目につく形で実行してゆくしかないのではと考えます。
山岳遭難保険の規約追加なんてことにより減額・未払い対象となったりしたらかなり困ったことになるからです。
(あくまでも可能性の話)
海だと荒天時の出航規制があるように、山でのヘリコプターの飛行条件や山岳ガイドの資質の見直しについて知らない人が増えているのも心配です。
以前のことですが私とは間間接的な繋がりのガイド業の方もツアー客のなんだかんだからお亡くなりになっており非常に残念に思っております。
*:この件についてはガイド業側の名誉に関わる為コメントされても削除します。
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先に示した通り登山道での道迷いは減少しているとはいえ、山菜・キノコ採りの遭難はあいかわらずなので登山アプリ+地形の判断ができれば遭難も減少するハズなのですが、
「一般人が警鐘活動するな!」
「地図読みできることが偉そうだ!」
と判断されてはたまったものではありません。
「分かり易い読図書籍から遭難事故防止を提唱するな」なんてことを言われたりしたら冒頭項目と矛盾する事になります。
*:地図読みできても安全なルート選択が必要。
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私はかなり以前からハンディGPS(エンペックス GPS65EZ)やクマ避けスプレーを装備していたため入山者から質問されることが多く、大半の方は「もう少し安ければ使いたい」と言ってくれるのですが極一部には自分から質問しておきながら、
「登山道を逸れても勘で迷わない」
「クマなんか遭わない、恐くない」
「そんなもの不要だ!」
…と言われたことがあります。
*:私は当時これら装備を推奨していない。
「俺は○○を知ってるがお前は?」と人に質問して返答させておきながら、いざ自分の番になると○○の具体的内容を答える気のないどころか「山での安全は安全にすれば良い!」と吐き捨てられたこともあります。
山で何か遭っても「たまたま運が悪かっただけ」と対応策・改善策を一切考慮することのない人を知っているため、私は考えられる対策の中からその時の自身に実行可能な防止策をとっています。
【山岳事故率を下げて、被害は最少に】
山岳事故に限らず報道に規制が掛かっている昨今、根拠のある具体的対策方法は貴重となってくることでしょう。
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楽しい思い出と共に安全下山することを願って。
eof 38
読んだ事はないのですが、以前「話を聞かない男 地図の読めない女」という本がありましたね。
たしかに人の話を聞かないのは圧倒的に男が多い気がします。それも頭が固くなる中年以降の男です。
私の父親がその最たるものでした。自分に分からなかったり出来ないものに対して屁理屈を言ったりケチをつける。
そして最後には「そんなもの必要ないだろ」
なぜそんな態度をとるのだろうかと考えてみたのですが、そのような人の特徴としてまずプライドが高い。
それ故に意固地になり、新しいものに対して拒絶してしまう傾向があるようです。
あるいは自分が知らないうちに世の中がどんどん進歩する事に対して、恐怖感があるのかも知れません。
そういう私もそんな父親の子供だから、似たようなところがありました。
つい数年前まではGPSなんか必要ないだろうと思いながら紙地図だけで山歩きをしてました。
しかしある時、初めてGPSを使ってみてビックリ。
こんな便利なツールを使わない手はないと、今では必ずスマホのGPSを使えるようにして山歩きをしています。
私の場合は、今はこの場所にいる筈だという「思い込み」で現在地を間違える事がたまにあります。
今でも紙地図をメインに使ってはいますが、疲れていたり現在地や針路に自身が持てない場合は、躊躇なくGPSで確認するようにしています。
読図とGPSの必要性は安全登山をする上で必修科目だと思いますが、興味がなかったり頭が固くてプライドの高い人に納得させるのは至難の技かも知れませんね。
もし私が山の中でまだGPSを使った事がない人からその必要性を聞かれたら
「いや〜、私も以前はGPSなんか必要ないだろと思っていましたが、実際に使ってみるとこんな便利なものはないですよ。騙されたと思って一度使ってみてはどうですか?」
って話してみようと思ってます。
新聞でもただ単に山菜・キノコ採りの方の行方不明を報じるだけでなく、登山アプリ機能の使い方などを特集するとかすれば良いのにと思います。
コメント有難うございます。
私も昔は慣れた山にしか入山しなかったためお粗末装備でしたが、その後マイナーな山に登るための危険回避から『山と渓谷(2000年代)』を参考に本格的に装備を揃え始めました。
その中でもハンディGPSは秋田県での初期購入者達の一人に含まれていたようです。
山菜・キノコ採りは採取物がないときには場所替え(達人は30km以上)を行うため登山アプリやハンディGPSの使用者も一部にはいますが、通常(?)の山菜・キノコ採りの人はあまり登山誌に触れることがないためGPSアプリ等を誤解している方が多いようです。
現在のGPSはカラー地図により現在地がすぐに表示されるため「等高線の狭い所は急傾斜」とだけ知っていればかなりの遭難防止になると思います。
林道や登山道からの採取時には入山地点からログ取り機能を利用すれば帰還が容易になります。
登山道が崩落しているときの迂回ルート判断には地図情報が重要となってきますが、登山者の中にも残念ながら迂回ミスから道迷いとなり救助されている人もいます。
「いきなり冬山初めちゃいました」な人に「山ではオンライン地図ではなく登山アプリだよ」とその場でヤマレコの導入をしてあげた親切な御方を忘れてはなりません。
*:ゴメンナサイ! 上記の具体的なやりとりには私の想像が含まれています。
▶加齢な熊三郎さんの2022年4月23日の日記、
『こういうのは一体どういうコトなのか???』の中の「◆谷川岳での出来事◆」より。
私はシューティングゲームで「この面は敵弾を全てよけろ」と言われても無理な人間です。
ファミコンRPGやトークRPGでは自分で地道にマップ作成をしていたため「等高線の狭い所は急傾斜」というのは地図では平仮名を覚えるのと大差ないのではと感じています。
マッパーが特殊なのかもしれませんが、実際に現場の急傾斜と地形図を見比べると呆気ない程簡単に読図力が身に付くみたいです。
最初から読図初心者にクロスベアリングという最終究極奥義を覚えさせようとしても裸足で逃げ出されて当然です。
登山アプリでの詳細3D表示&ルートナビが可能になれば2D地図の読図は特殊技能者に分類されるようになるかもしれません?
山で私にどうこう言ってきた人は概ね以下の通りです。
・そもそもなにも知らない
・複数の対策方法を認めたくない
・グループリーダーとして格好つけたい
・山でも自分は偉いんだ
その人自身の把握しているジャンル条件以外に口出しされても会話が成り立つ事もなく「叛逆された!」と勝手に決定されると困惑しかありません。
グループだとたまにメンバーの一人がこっそり「○○で□□だからゴメンね」ということもありました。
山菜・キノコ採りの人の大半には日帰りするのでヘッドライトの不所持が当然と考えられています。
某山域に於いて山菜を30kg以上採取する人達に転倒防止にトレッキングポールの説明・浸透のために10年位かかっていますが最初の頃はかなりボロカス言われたことが今では懐かしく感じます。
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