山行記録の方に書いたのだが、今日(もう昨日?)妻は一人で、手術後初めて陣馬山に登ってきた。陣馬高原下から和田に降りる我々が最もよく使う入下山口なのだが、山道だと一人ではまだ転倒などが心配なので、通常のコースではなく和田への降りは林道を歩いた。傾斜も緩く、それほど遠回りでなくて意外に良かったとのこと、それは良いのだが…
頂上の清水茶屋で店員から聞いたという話:
神奈中は和田バス停を今年限りで廃止しようとしている、とか。和田バス停だけなのか、路線そのものかは定かではない。しかし、陣馬方面へよく行く我々にとっては大打撃である。特に醍醐丸という和田から至便かつ静かで良い山を見つけてからは尚更。
地元の人達は反対しているそうだが、どうなるかわからない、とのこと。それについて思うことがある。2、3年前、土日祝日のみの朝の藤野駅発和田行きで陣馬に向かったことがある。満員に近い乗客の大半は陣馬山登山口で降りた。よく利用する我々から見れば、なんであんな無意味に長いコースから登るんだろう?と不思議に思った。もしかしたら、初心者が多そうな彼らは「陣馬山登山口」という名前に誘われているだけ、ではないか。
そういえば、下山時に和田バス停に行ってもそれほど混んでいるという経験はない。
実はここ、バス停としては異様に立派なコンクリート製の2階建、バスは道路からスロープで2階まで上がるという都会のバスターミナル並の構造。まあ、これには地形の独自性でそういうことになったのかもしれないが、金がかかっていることも事実だろう。そして(もちろん建物内に)トイレもベンチも自販機も完備され、数年前からは洒落たカフェまである(残念ながら最近営業してないことが多いが)。終点だから当たり前、ではない。明らかに利用者の圧倒的に多い陣馬高原下、いや、小仏バス停だって小さなトイレ棟があるくらいの、雨晒しの単なるバス停に過ぎないのだから。
ただ和田コースは短いのは良いが、最後の道路に出るあたり、墓地の近くが急傾斜の赤土で特に雨後などは滑りやすい。また直接バス停の近くに降りる道はあまり良い道ではない。
しかし、道路に降りてからバス停までの車道は山村ののんびりした風景の中を歩く楽しい散歩道で桜の季節など特に美しい、途中にトイレを兼ねた立派な休憩所(地元の集会所兼?)もあり雨宿りなどには最適。
これは陣馬山の登山・下山口として大々的に宣伝する必要があるのでは?我々は平日山行が多いため主に下山口としての利用だが、午前中の便が有ればもちろん登山口としても利用したい。
道の悪さはその気になって改修すればそれほどの費用・手間は要しないと思う。まず和田という昔からの名称名称を「陣馬山和田登山口」に変更、いや立派に改修したなら新規オープン「陣馬山新登山口」にもできる。特に陣馬山への最短コースということを宣伝すればもっと利用者が増えると思う。
特にバス停が立派な建物であり、その中にカフェがあるなんて他に見たことがない。もし、カフェが撤退するのなら椅子などを置いて屋根付きの大きな待合室にすれば、それだけでも素晴らしいメリットになる…そういえば、カフェの前はどうなっていたのか、あまり利用されていた記憶がない。所有権などでややこしい問題があるのかな
など考えることはさまざま。実は我々、最近まで下山時のアクセス至便な割に空いているのが気に入っていて、あまり知られたくない気持ちはあった。でもバス会社としては不採算路線は廃止したいだろうし、なんとかならないものだろうか
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