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4日(緑の日)に、前回に続いて六甲山を北から南へ縦走した。
今回の狙いは、有馬温泉の背後にオニギリ形の射場山があり、未登だったので
これを踏破する事であり、マイナーな山だから明確な踏み跡はない。
登山口となる有馬稲荷神社は、有馬温泉功地山(射場山)の中つ処にあり、
聖徳太子と舒明天皇が有馬行宮して造営され、由緒ある高潔優美な御社である。
射場山は魚屋道(ととやみち)のど真ん中に立ちふさがり、通路を妨げた様な
小高い山である。神社の最奥の鳥居から右上に六甲への近道として山道があり
一旦登り切った辺りの倒木の束を左上へ、主尾根を辿り最初のピークから鞍部へ
下り、ほぼ直行して山頂へ辿る。踏み跡は薄いが、やぶ化まで至っていない。
高みへ登れば山頂の道標とリボンが多数あった。南の石碑(魚屋道出合い)へは
所々岩が有るところを下った。
<コース>
有馬温泉、金の湯…有馬稲荷神社…最奥の鳥居…六甲への近道…倒木束(左)
…前山 P …鞍部…▲射場山…魚屋道…崩壊地…石畳…▲六甲山…七曲り…
本庄橋跡…雨ヶ峠…風吹岩…カエル岩…会下山遺跡…阪急芦屋川駅
時間 約 6 時間(休憩含)
六甲山頂では、四方に眺望が開け、開港 150年の神戸港や摩耶連山が見え隠れ
し、微風快晴のもと新緑と青空と海が眩しかった。
七曲りと雨ヶ峠の下りでは、陸続と登山者登ってくる、グループ、家族連れの
子供達が奇声を響かせていた。又、相変わらず六甲山はネコとイノシシが多い、
風吹岩の処でネコに睨まれ、会下山コースを下りきった処で子イノシシがいた。
振り返って私を凝視、逃げもせずエサを期待している様だ。
見通しの きいて春山 風も見ゆ
(高橋 惇夫氏のエッセイ集より)
<5月4日の写真>
https://smcb.jp/albums/3791889
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