庭木のツツジをしゃがみこんで手入れしていたら、何か薄茶色の物が茂みに入り込んできて手袋の先に触れて、また引っ込んでいったような気がした。
立ち上がって確かめると、1メートル程先の庭石にメスの百舌鳥が留まってこちらを見ている。
時々うちの庭に訪問する個体のようで、私の指の動きが獲物に見えたのか?
気にせずまたしゃがみこんで、ツツジの手入れを続けたら、百舌鳥は私のすぐ横に来た。彼女の睫毛か髭がはっきりと観察できる、手を伸ばせば触れられる至近距離。
百舌鳥は、こんなに人を恐れない鳥だったかしら? 私が庭をいじっているので、餌を見つけやすくなっているのか?
「何?」と声を掛けてみたが、そのまま放っておいて作業を続けた。
彼女は、私の周りの地面や落葉の中をつついたり、庭木の茂みに突っ込んだりしていたが、その内に飛び去った。
はじめましてsari-papaと申します。
百舌鳥と一緒に庭の手入れ、なんて素敵な環境ですね。
小鳥って不思議ですね。
独りで静かな山頂にいたとき、小鳥が足元まで飛んできたことがあります。横目でこっちをひょこひょこ眺めながら、靴に跳び乗るほど近づいてきました。
わざと行動食のクッキーをボロボロこぼして食べたんですが、多分それが目的じゃなかったんでしょう。
山と同じ、何か、対話してるような気になります。
sari-papaさん コメントありがとうございます。
私の住む住宅地は、庭のある家のグリーンベルトを鳥たちが周回しているようで、拙宅の小さな庭も、おなじみさんたちが訪れるのです。
良いことばかりではなく落し物もありますし、種からの発芽もあれば、野菜がつつかれていたりもします。
先日の百舌鳥との件も、手袋の上から指を咬まれてたかもしれません。
当初は枝が当たって痛いのかと思ったのですが、百舌鳥の襲撃だったようです。
そんなことも身近な野生との共存なのだと、新鮮に感じたのです。
sari-papaさんのプロフを拝見したところ、愛犬達との山行の思い出が語られていました。
私はそのような経験がないので、ちょっぴりうらやましく思います
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