![]() |
![]() |
![]() |
戦中、戦後の数年間を満州から蒙古、チベット、インドと、偽名を使い一人で潜入していった西川一三氏の取材と記録の再編成の内容で、興味深く読みました。
沢木氏自身の過去の旅とも重なるところがあったようで、そのことにも触れています。
沢木氏といえば「深夜特急」のイメージがあり、過去にTVで大沢たかお主演の劇的紀行ドラマを、井上陽水の挿入歌とともに視た記憶がありました。
この機会にと原作も読んでみました。アジア編、ユーラシア編、ヨーロッパ編の三部構成になっています。
氏が実際に旅したのは50年ほど前、作品として発表されたのは、その10年後からで、TVドラマ化は、また約10年後から単発の3年に亘り、おおよそ25年ほど前ということになる。それは、YouTube で視ることが可能で懐かしかった。
当時と現在では、世情や国情、通貨、レートも変わり続け、その時々の自分の事も含めて、記憶を遡るような人生を振り返るような気持も生じました。
ご紹介の上記3冊、読みました。
私も沢木耕太郎さんの文章や旅との向き合い方がとても好きです😊
深夜特急とは関係ないですが、映画【ミッドナイトエキスプレス】も昔観て、それからしばらくは、【ホワイトナイツ】を初めとする脱出物にハマったのを思い出しました!
天路の旅人 / 沢木耕太郎 - munerin@kobeさんの日記 - ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/diary/159070-detail-285577
munerinさんの日記も拝見しました。過去にバックパッカーとして、上海からチベットに旅されたことがあるんですね!パワフルです!
私は、未知のユーラシア、砂漠やイスラム文化に興味を持ちました。モスクでの礼拝など、私には異文化そのものです。訪れることができるのかは全く未知数ですが…。
余談ですが沢木氏の本は、全て図書館に予約したりして読みました。新刊本の「天路の旅人」が手元に来るのにも日数が必要でしたが、「深夜特急」の文庫本、「旅する力」単行本は、多くの人が手に取ったと見える痕跡があり、文中にもあった、旅人たちが本を交換したりするシーンを想起しました。
正直なところ、コロナの影響も残る今は、やや躊躇する気持ちもありました。そして世界中がスマホのエリア下である今は、様変わりしているでしょうね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する