花粉症の薬をもらう為、病院の待合室で雑誌を見ていた。
石原慎太郎氏のエッセイが写真付きで興味を引いた。
「私の海の地図」といった表題で、
三宅島の沖合の三本岳という岩山のことが書かれていた。
絶海の中に突如と現れる岩礁で、釣り場やダイビングスポットにもなっていて、
氏はそこをヨットで通り、ダイビングした経験もあるという。
石原氏は東京都知事時代に尖閣諸島を東京都で買い取るという意思を示し、
私は、なぜそんなに離れた岩礁を東京に?と思っていた。
考えてみれば、東京都には伊豆諸島や小笠原諸島の南方の島々が属していて、
海域も含んだ日本はある意味広い。日本列島だけが日本の領土ではないわけだ。
尖閣諸島、竹島の隣国間の所有権の主張も海域という領地の境界の所有の話である。
私は泳ぎが苦手なので、海はちょっと怖い。
けれども日本は島々の集まりでできていて、海で暮らす人や、船や海中を楽しむ人の目線を知り、また異なる世界観が展開していることに気付いた。
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