NHK番組の“グレートトラバース 百名山一筆書き踏破”を見て、
一番すごい!と思ったのはシーカヤックでの屋久島、竹島、開聞岳間の海上横断。
だけど、2時間で九座登頂制覇というのはどうなんだろうか?
番組構成上こうなった。トラベラーの表情などで過酷さを読み取ってください。というのは分かるし、山の絶景映像、深田久弥氏の言葉など入れていて奥行を出そうとしているのも、移動もすべて人の足でという繋げ方も分かる。
210日ほどかけて、番組を5回繰り返すという。挑戦である。
これはスポーツだ。鉄人レース。田中陽希氏は30歳だから挑戦もいいだろう。
中高年ではなく、若い人に向けての百名山。前向きな人生に向けて!
でも、う〜んなんかな〜。とも思う。
なんだかディスプレイに凝縮されたゲームのようだ。
もう少しじっくり味わって欲しいのだ。歳月と時間をかけて。
結局は自分で実際に登ってみて体感するしかわからない。 悪天候の中を歩く日もこれから出てくるだろう。山は天候によって変わる。
大勢の登山者の中を歩く渋滞や、擦れ違い、登山者の増加による登山道の崩壊、トイレの問題といったナマの味わいも出てくるか?
もう一つ知りたいのは、かかる費用である。スポンサーはノースフェイスで、装備は万全だけど…。(NHKとのタイアップ?)
もちろん支援者のボランティア精神もある。
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