|
|
|

猿倉から白馬尻小屋までは、ほとんど平坦な砂利の林道歩き。山頂の方を見上げると雲か霧で視界不良な感じだった。

小さい雪渓は何度か横断したり、登ったりしたことあるがこんなに広大で長く続く雪渓を登るのは初めて。アイゼン持っていないので、何度も滑って手を着きながらなんとか登りきった。雪渓上の石は目印だと思っていたが、落石であることを知った。

11時前に村営白馬岳頂上宿舎に着いた。寒くなってきたので玄関入った土間で防寒具着込んでいたら、小屋スタッフが来て「宿泊者の方?」
「いや、違うけど」
「宿泊者以外の方は入らないでくれませんか」と追い出された。

岩塊、岩礫地帯は凍りついてツルツル滑る。

11時30分くらいに白馬岳山頂に到着。山頂は霧氷地帯と化していて誰一人おらず、物寂しい感じがした。眺望は神秘的かつ幻想的であった。
木標がパキパキに凍りついていた為、「白馬岳頂上」の文字が見えるようにストックで削り落とし、記念撮影。非常に寒く、頬が痛い。10分くらいしか我慢できず、白馬山荘まで下って行く。

部屋の中も寒く、布団かぶって過ごす。

翌日7時過ぎに山頂へ向かう。昨日よりは寒くなかったし、木標は凍りついていなかった。

アイゼン持っていないので、雪渓下りはズルズル滑ってなかなか止まらず、焦る。登りよりも下りの方が大変だと感じた。靴底がツルツルに摩耗し、劣化してしまう。登山靴を労わらなければいけないと思った。

コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する