高尾からクライミングのお師匠様と初心者2人、聖人岩を目指す。
往路の車内で、「がっかりすることになると思うよ〜」と言われていたが、
本当に「自分にがっかり」することになってしまった…。
日本100岩場��関東 を見て、
22：痒い霜焼け 5.7
1:ティータイム 5.8
5:おっとりマミちゃん 5.9 は絶対出来ると信じてたのに…。
10:20ころ到着するとすでに先客2組・5名様。
2:コーヒータイム
6:ホッとするね
が使用されていた。
しばらく 眺めていたが、空く気配がなく、
24:梅ごのみ 5.10bへ。
本当はリードの練習のためだったが、「危ないので…」ということで2本目までクリップしてくれトップロープもどきとなる。
このとき、お師匠様が見本を見せてくれた。
あたしはどうしても、上へ上へと行きたくなってしまい、横へのムーブとかは考えられない。でもお師匠様はくねくねと、実にくねくねと右へ左へ、クリップのために一旦下がったりもする。
急がば回れ、そういうことなのか？
とにかく、もし自分一人だったら選ばないであろうルートで実に流れるように登っていくのだ。
その姿をジーッと見て驚きを持ってまぶたに焼き付けた。すると結構スルスルと登っていけた。小気味よい。それでもあたしの記憶力と技術では3本目のクリップまでたどり着けずリタイヤすることとなった。
クライマーらしいムーブになっていた との評価。完登してれば素直に喜べるけど…結局ダメだったからちょっと、むなしく隙間風…。
そうこうしている間に左側が空いたので、1:ティータイムへ。
「ここは面倒見ないよ」とのことで文ちゃんがヌンチャクをかけるところからやった。これを「オンサイト・マスター」ということも初めて知った。
文ちゃんのビレーをし、そのヌンチャクを使い ノーテンで登ったあたしは5.7のレッドポイントになった。あまり、胸を張って話せる記録ではないな…。
その後、2:コーヒータイムへ。
お師匠様は所用。文ちゃんが1番手。またしもオンサイトマスターを獲得か????
が、ヌンチャク2本めからが進まなかった。4月の青空（結構暖かくて、タンクトップで登っている人もいたくらい!!）に文文ゼミがため息交じりに岩に張り付く結果となった。
文文ゼミが登る前、お師匠様はボルトの左側から行って、最後右に戻るようにする と言い残して行った。でも ビレーをしながら仰ぎ見ていると、右がわにもいっぱいホールドがあるように見える。 左側に行くと どうしてもクラックより左を使いたくなるし、5.10bにならなくなる そんな気がして、お師匠様のアドバイスを受け入れず、右側のルートを登るシュミレーションを繰り返した。
文文ゼミがおりて、2番手のあたしの番がやってきた。下からは力でぐいぐい登り、きっと手を離して休めるだろうと思った場所へたどりついた。
が、ちょっとハング気味…。思ったほど休めない。そしてそこからボルトの右側をまっすぐ進もうと試みるも安定しない。結局あたしも文文ゼミとおなじ高さでリタイヤする事となった。
その後 見かねたお師匠様がお手本を示してくれた。
それを参考に2手前進なるも、結局トップにはクリップできなかった。
この時点で15時過ぎ。
最後 5:おっとりマミちゃん 5.9へ。
5.9だからレッドポイントはできなくても、登れると思ってた。
なのに、3本目のクリップが出来ない…。
結局、登れたのはティータイムのみ。
たぶん、初めての人でも登れる…。
5.9が登れず、お師匠様抜きで岩にいけるようになるまで、後どれだけ時間が必要なんだろ？ と改めてあせってしまうのだった。
その後の反省会という名の飲み会で、お師匠様と揉め事が発生。今後一緒に行ってもらえる可能性がグンと減った。たぶんここからが正念場。もっとトレーニングして、どこかの岩場で偶然再会したときに、成長を見てもらって人間性も含め認めてもらうしかないような気がする。お師匠様は「クライミングは人間性が見える」と言っていたから恥じないトレーニングをしていかなくちゃ!! と思う。
クリップ1日200回と ランナウトに行ったら、ボルダリングでトラバースの練習かクライムダウンで5往復かリードで10本。
あたし、頑張るから
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