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https://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/details/12348/
半月で4件、うち3件は死亡ですか。残り1件が行動不能で救助。行動不能になった日は8/29で、我々が下山で岳沢小屋に立ち寄った日です。えーとこれ、去年とかの話なのかと思ったら、当日でしたか…。
張り紙には「やめておきなさい」という口調で書かれており、相当イラついたんだろうな、と想像できます。まぁ、あの場所で道迷いとか、「テメー、山舐めてんのか!」って小屋番さんも思ったんだろうな。むしろ「アホ登山者は勝手に行って死ねや!」と書きたかったんじゃないかと。僕自身そう思いますし。きっとココにいらっしゃっている数少ないヤマレコな方も同じ気持ちでしょう。岳沢小屋のブログによれば、「テント回収するまで一日2000円ずつ課金するからな!」と言ったらしい。まぁ、それだけイラついているってことですよね。そりゃあ、こんなクソみたいな道迷いで救助しなくちゃならない人の気持ちもわかります。
死者にムチ打つことはしたくありませんが、力量不足や準備不足というよりもむしろ、想像力の欠如じゃないか?そんな感じがします。
●もしガレガレだったらどうしよう?
●どこでハーネスをつける?
●当日の気温は?ハードシェル着ていったほうがいいかな?
●天気予報は?雨雲は?雷は大丈夫?
●道迷いしないためには?地図は?GPSは?
●撤退する場合どうする?どこで判断する?
●どういうルートで登ろうか?
●グループ行動だから、落石注意だな!とか
●先行者が石を落としても避けられるラインどりしないと、とか
●(岳沢小屋からルートを見て)ルートの途中どこで休憩して、どこを駆け抜けようか?
…こういうことを想像しないのかなぁ。ていうか、こういうのを想像するのが登山の楽しみ(特にハードなルートでは)だと思うんですが。あるいは、こういうことを教えてくれる人がいないとか? 今どき登山教室も充実しているし、山岳ガイドだっているはず。そりゃン万円かかっちゃうけど、命が助かるなら安いもんです。僕は貧乏なので知恵を絞って独学、登山技術の本を読んだり、知り合った山の先輩から知識を盗む(古い表現だな)ばっかりですけれど(笑)
まぁでも、個人的には勝手に行って死ぬならそれでいいじゃん、と思っています。むしろ遺体を回収しないほうが、緊張感あっていいんじゃないですかね…。ほら、エベレストなんて遺体を回収しませんし(毒舌失礼!)それか「事故物件サイト」みたいに、死亡事故が起こったところにマークつけるとか、「ここで死亡事故発生」って現場に立札とか。そういえば、ジャンダルムでの遭難って、ウマノセとかロバの耳では起こらなくて、本当に「なんでこんなところで?」という場所で起こるんだとか。やっぱ緊張がゆるんだところで起こるんでしょうね。
僕自身、山で死にかけたことが何度かあります。雪渓で尻セードしようとしたらピッケルでブレーキかからず滑落、とか。岩場でつかんだ大きな岩がぽろっと取れて、あやうく谷底に落ちそうになったとか。でもね、そんな経験をして、やっぱり安全の確保って大事なことだと思うんです。単独行でも、ヤバいところはロープとハーネスやカムを持っていきますし。最悪、懸垂下降で降りられるようにするとか、いつでも撤退できるようにしておかないと。
ところで天狗沢って一般ルートなんでしょうか。ヤマレコによれば、下から上に登るときはマークがあるんだとか…ってことは一般ルートですよね。これだけ死んでいる人がいるルートだと、ちょっと行きたくなってきます(不謹慎?)。それと、相当なガレガレとのこと。バリエーションルートに行くと、たいていはガレガレを経験しますが、ガレガレって、一歩進んで二歩下がる、みたいなところもあります。そういう場所でのビレイってどうすればいいんでしょうね。ロープだしてパートナーと結び合っても、ビレイする支点が無いし。雪のようにスノーバーも意味無いですし。木の杭とハンマー?そんなの持っている登山者を見たことありません。ホント、どうするんでしょうね。いつも体幹で耐えつつ、手足の四輪駆動で駆け抜けていますが、それって正しいガレ場の対処法なんでしょうか…。
以前 穂高から岳沢小屋へ下って来て、岳沢で宿を取って休憩中に、午後 6時を過ぎても、宿の予約をしていた2名が到着しないと、山小屋の方々が騒ぎはじめていて所、6:30過ぎに到着😱
一時期、捜索体を出すか?出さないか?の騒ぎでした。
話を聞けば、 前日に涸沢に泊まり、穂高を超えて、岳沢で宿泊のコース。
で〜〜驚いた話が😱
北アルプスは初めてとか?と、言うより、地元の裏山しか歩いて無かったとか😱
で〜〜、行きなり 北アルプス😡
裏山と北アルプスを一緒にしてたとか😡
ま〜〜最近、観光冊子で アルプスを楽しみましょうとかが 多いのも一環ですかね😰
おはようございます。こんな毒舌日記にコメント頂いちゃって、恐縮です。
最近だと、岳沢近辺は熊さんも出るんですよね…。ますます心配要素が増えましたし、午後6時すぎて山小屋に到着しないってなると、小屋番さんも相当心配しただろうな、と思います。これが町中のホテルなら30分遅れてもなんともなさそうですが、岳沢だと重太郎新道でも死ねるところたくさんありますし、心配になる気持ちもわかります。
北アルプスは河童橋近辺などが一部観光地なので、その延長で登っちゃう人もいるんでしょうね…。
初めまして! こんな毒舌日記なので、炎上するかと心配でしたが、楽しんで頂けて何よりです(笑)
天狗沢でこんなに遭難者がいるなんて驚きでした。登山者が増えれば事故も多くなるので仕方ないかもですが、小屋のブログで詳細を読むと、キレ気味なのも理解できるなぁーって。
ちなみに残雪期とかで、岳沢小屋へルート詳細を問い合わせると『自分で行けるか判断できないなら来ないで』と言われるらしいです。結構辛口?な対応なので、そういう小屋の雰囲気も張り紙に表れてる気がしました。岳沢小屋もいっそのこと、農鳥小屋のオヤジみたいになっちゃえば面白いんですが🤣
おっしゃるとおり、『テント郵送』はちょっと、って思いますよね…普通なら菓子折り持って詫びに行くと思うんですが。この8/29の人、社会でうまくやっていけてるのかな??
実は、ジャンダルム行くなら西穂山荘からじゃないと、なんかショートカットしてしまった気がして。そんなわけで天狗沢を使ったことないんです。今度ガレガレを比較体験(鋸との)するために行ってみようかなぁ。
国内有数の山岳観光地である上高地からほど近い場所に、国内最難関の一般縦走路が隣接しているというのが問題をややこしくしてますよね〜
これがいっそ徒歩数日かかる奥地の縦走路であれば、その時点で資格を持たぬ一定数の登山者はふるいにかけられるのでしょうが。
登山がライセンス制でない以上、第三者の選別による入山規制も無理筋ですし。
観光地と最難関縦走路の中間に置かれた岳沢小屋の苦悩が、これでもかというほどにじみ出た案件だったと思いますね。
こんにちは‼️ こんな毒舌日記にコメント、ありがとうございます。
頂いたコメントで思い出しましたが、岳沢小屋まではハイキング道扱いになっていました。そこからいきなり国内最難関ってのも、難易度上がりすぎですよね…。
登山は資格もないので、誰もが自由に登れるぶん、技術や体力が無ければ死んじゃいますし。小屋もどう対応すればよいのか、悩んでいると思います。
張り紙で、何日に何人死んだと知らせることが抑止になりそうですが…ここまで来た登山者は『登ってやるぞ』とテンション上がってるでしょうから、挑戦しちゃいますよね(かくいう自分もそんな感じですし)
私は、本人の弁明や反論の機会を設けずに遭難者を一方的にこき下ろすというのは、山小屋の公式ブログのあり方としてどうなんだろう?・・・という疑問が最初に立ちました。
ひとことで言えばアンフェアですし、それにこのブログ記事から登山者にとっての学びを得ることも難しければ、止めておきなさいの掲示が事故抑止につながるとも思えませんでした。
ただ、そうは言っても「テントを送ってほしい」というのはさすがに無理な注文だとは思いましたが。。
初めまして。こんな日記にコメント頂いてしまって恐縮です。
山小屋のブログに関しては、賛否両論あるようです。それと、あの『やめておきなさい』という張り紙も。
岳沢小屋には何度も立ち寄っていますが、僕もあの張り紙の強い表現には驚きました。ただ、登山は良くも悪くも自由なので、山小屋としても強制的に止めることができず、歯がゆい思いをしていると聞いたことがあります(止めるよう『勧める』ことはできる)。
あの強い表現は、『未熟者は天狗沢に行くんじゃねーぞ!』という山小屋の強い主張を感じます。が、抑止になるのかどうか、山小屋自身わかってないから、試行錯誤の結果の表現なんだと思います。
登山は自由である一方で、充分な装備や技術を身につけず登って事故になった場合、批判されちゃいますよね…。岳沢小屋のブログだけでなく、各TVメディアやネットニュースでも。あくまで推測ですが、『テント郵送…』の電話の時に事情聴取したうえで、あのブログじゃないかと思うんです。
それと、あのブログ記事からは、登山技術不足で難ルートに突っ込むとどういう結果になるか、あれこれ学ぶことができます(その内容は、この日記本文に書きましたが)。なので、僕としてはあのブログは、それほどアンフェアとは言えないかなぁ…と。
登山者の生きる・死ぬがかかっている現場では、綺麗事や丁寧な表現なんてかまっていられないのが現実なんでしょうね。
槍ヶ岳山荘グループが公式ブログを通じて「地図を読むなんてことができないのでしょう」と一方的に決めつけたり登山者を「輩」呼ばわりする感覚が信じられなくて、つい憤ってしまいました。これは正しい・正しくないを通り越して品性の問題です。もっとも「品のよさで人の命が救えるか」とただちに言われそうですね。
ともあれ、nyajilaさんの日記自体に物申そうという意図は微塵もありませんので、そこはどうぞご理解下さい。実は最初にこちらに伺ったのは「それってホントにフリーソロ!?」の方でして、そこで書いておられることにいたく共感しながら読み終えた後に、前記事としてこちらの「激おこ」に辿り着いたという次第でした。
juqchoさんの山行記録を拝見しました。アルパインをされている方から『フリーソロ』の日記に共感頂けて、うれしく思います。この『激おこ』もですが、みなさんどう思われているのか、ちょっと不安でしたので…。
昨夜、先のコメントに返答したときは岳沢ブログを読み返しませんでしたが、今朝改めて読み返すと、たしかに一方的なこき下ろしもありますね(汗)
登山で遭難すると、メディアやネットで批判されますし、もちろん岳沢ブログのように書かれてしまいます。中には一方的と感じられる記事もあります。
・遭難したらメディアで批判を受ける
・そのくらい危険な行為(登山やクライミング)をしている
・だから事故は起こさないよう細心の注意を払って登攀するべき
僕は上記のように考えているので、仮にアンフェアなことを書かれても、あまり憤りを感じないんです。僕は、事故ったら批判されると分かっていて、それを理解したうえで登っているものですから…。なので、『まぁ、事故ったら(岳沢ブログのように)書かれちゃうよね』と、納得しちゃうといいますか、そんな感覚なんです。
juqchoさんの『物申そうとする〜』ということも、充分承知しております。むしろ、いろいろとご意見を伺えて良かったと思っております。僕自身、またしょうもない日記を書いてしまうと思いますが、お気軽にコメントをください🙇
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