ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ootonocyanさんのHP > 日記
2013年07月29日 15:56装備全体に公開

重登山靴の修理

小生 オグラピトンのカラコルムという重登山靴を所有している。
3年前に神保町のグリーンライフスポーツで購入したものだ。靴底が滑るようになったので張り替えの間のスペアとしてスポルティバのトランゴアルプGTXを購入したが、いざトランゴを履いてみると、やはりトランゴの方が遥かに楽であるので、張り替えも忘れて棚に鎮座したまま時々手入れをするのみになっていた。
重登山靴用の皮革の最高峰としてスイスのガルサー社の物があることが知られている。
何年も前からガルサーレザーの供給が不足していたが、最近になって廃業したとかの話が伝わってきた。
小生所有のカラコルムは最近製造された重登山靴としては珍しくガルサーレザーを使用した靴であり、実測片足1265gと重登山靴としても重い部類に入る。ガルサーレザーが供給される可能性がなくなったと聞くと、俄かに貴重な靴の様に思え、入念に手入れを始めたところ、踵部分の内張りが擦り減って穴があいていることを発見した。
グリーンライフスポーツが閉店する際には、製造元に関して報知をしていたように記憶しているが、その際には大して気にもしていなかったため製造元情報を失念してしまった。
「オグラスポーツ」という社名のみを手掛かりに、ヤマケイのサイトでようやく製造元を探り当て、本日修理に持ち込んだ。申し訳なさそうに「2500円程頂けますか」という。内張りに穴が開くのは早すぎるようにも思えたが、ソックスとの相性もあるので修理代金の件は快諾し、1週間くらいという納期で預けてきた。
その際靴底が滑ることを伝えると「これだけ溝が残っていて滑るのはおかしい」とのこと。
小生自身も変だと思うし、他に思い当たるふしもある。不精なもので甲皮を磨いたブラシで、そのまま靴底の泥落としをしてしまうこともしばしばで、靴底にワックスが廻ってしまっている可能性が多分にあるのだ。その旨を伝えると、「しばらく歩いてもらえれば滑らなくなると思います。」とのこと。戻ってきたら早速やってみよう。
最近の靴と較べると重いので疲れるのは確かなのだが、ガレ場などを歩いた時の足首周りの安定感は比較にならないほど高いのだから、このままお蔵入りは勿体ない。
尚、オグラピトンの靴を現在使用中で、修理や張り替えなどでお困りの方も有るかと思うので製造元情報は以下の通り。
電話:03-3840-4371
住所:足立区興野1-7-27
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4799人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。