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見たことない「梅源郷」に絶句、紀州石神田辺梅林
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7240974.html
ナショナルトラスト発祥の地、天神崎で日没まで粘る
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7240995.html
そんな古い記録、このタイミングでわざわざ公開するに至った理由とは?
和歌山県田辺市(JR紀伊田辺駅周辺)なんて、そうめったに行くところでもないが、世界遺産熊野古道を目指す人たちにとっては、その出発拠点のひとつとして有名だろう。そして紀伊田辺に立ち寄るなら予定を1日延長してでも、いや、これからの季節、これだけを目的としてでも訪れるべき三大名所(注:個人の感想です)が、【紀州石神田辺梅林】+【天神崎】+【味光路】なのだ!
世に梅林は数あまたあれど、紀州石神田辺梅林ほど見応えのある梅林はそうそうあるまい。
https://www.tanabe-kanko.jp/view/sizen/kanbai/
いや「紀州石神田辺梅林」の敷地範囲に限って言えば、まぁ普通の梅林かもしれない。ここの最大の見どころは路線バスを降りて梅林入口までの細道2.1kmの桃源郷ならぬ「梅源郷」の絶景にある。この細道こそ、他にはそうそうないこの梅林最大の魅力なのだが、地元観光協会WEBサイトには「※バスは出ておりません。」などとウソを明記。PDFのパンフレットも同様、路線バスも細道の絶景も完全無視、アクセス手段は自家用車かレンタカーかタクシーで梅林入口に直付けする案内だけで全く話にならない(普通の感覚だとバス停から片道2.1kmは徒歩圏外か)。
ここで気がかりなのは、関西地方で特に著しいのだが、地方のバス路線廃止がいま急激に進んでいること。私が訪れた2023年春、まだこの路線は毎日運行されていたが、そのバス会社が同路線から撤退し、今は別のバス会社が継承して火・水・木・土曜のみ運行している状況。これすらいつ廃止されるやら不安は尽きない。2025年が「細道の梅源郷」を楽しめた最後の年だった、なんて悲劇にならないよう、バス路線があるうちにぜひ行くべき、いや、行かねばならない絶滅危惧のホットスポットなのだ。
山奥の梅林は朝から昼過ぎまで楽しむのにちょうど良い規模感で、再びバスで太平洋まで降りてきたあとは日没まで天神崎での磯遊びがおすすめ。
https://www.tanabe-kanko.jp/view/zekkei/tenjin-zaki/
そして夜になれば、和歌山最大の飲食街ともいわれるディープな魔界「味光路」に地元の珍味が待っている。
https://gendai.media/articles/-/145676
1日の中で、趣が全く異なるこれら3つの名所が楽しめる、こんな贅沢な場所は珍しいと思うので、今年の梅の季節(梅林の今年の開園期間は2/8〜3/2)は、ぜひ計画を!
首都圏からのアクセス手段は、
・新大阪まで新幹線、そこからJR特急に乗り換え
・羽田から南紀白浜空港、そこからJR在来線に乗り換え
などがあるが、実は「朝7:30現地着、夜20:00現地発」の3列ゆったりシートの夜行バスが、時間と費用を無駄なく使えておすすめ。
紀州石神田辺梅林
天神崎
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