オートソープディスペンサー（自動水石けん供給栓）

毎朝6時過ぎ頃、ジムに入って真っ先に向かうのが洗面台。コロナ禍の時に身についた習慣で、筋トレマシンのグリップを握る前に、石鹸で手を洗っておきたいからです。

問題は洗面台に取り付けられているオートソープディスペンサー（自動水石けん供給栓）。

吐出口の下（赤外線センサーか？）に手をかざすと石鹸液が自動的に出るやつです。毎朝必ず、このピカピカのクロムメッキが写真のように乾燥した水滴跡や指紋で汚れています。自宅の台所では、水栓の使用後、シリカの鱗状の水滴跡が固着しないよう、毎回手拭きタオルで水滴を拭き取る習慣があるので、この汚い水滴跡や指紋も拭き取りたくなって、ついついペーパータオルを１枚余計に消費して磨いてしまうのも毎朝のルーチンです。

不特定利用者が使う公共施設のトイレの洗面台とは違って、ジムの洗面台だから決まったメンバーしか利用者はいません。スタッフ常駐時間帯11:00〜20:00の最初と最後はスタッフ清掃があると思いますので、前夜20時〜朝6時過ぎの10時間のどこかで「石鹸液を出すには、てっぺんに刻印された泡アイコン付近に触れる」と何ヶ月も勘違いし続けた利用者が毎日きっちり通っているに違いありません。

どうせ刻印するなら、そんな誤解の元となるこんなアイコンでなくAUTOと刻印すればよかったのでは？と思ってみたり。大小２つの水栓が左右に並べば、大きいほうが水、小さいほうが石鹸、というのは説明不要で誰でも分かるはずでしょうし。