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それは、腕に対して90度の方向に装着すること、すなわちバンドが0時と6時の位置についており、文字盤を正立させた向きで読み取ろうとすると、肘を前に突き出す(腕を真横に向ける)姿勢をとる必要があるということです。これは少し前の「チコちゃんにしかられる」でも、「なぜ女性は腕時計を手の甲側でなく、手のひら側につけるの?」として出題された通りです。
時計が時刻を知るだけの機能の時代なら、それでも良かった(わざわざそんな姿勢をせず、腕が前方を向いて文字盤が正立してない向きでも時刻は読めた)わけですが、スマートウォッチの画面表示の文字を読んだり、ウォッチ版ヤマレコアプリの山行中の地図表示をヘディングアップモードにして、地図と現地を照合させたりする時には、肘を前に突き出す(腕を真横に向ける)姿勢をとる一手間が必要です。
これは地味に面倒くさいことで、どうせなら、腕が前方を向く自然な姿勢のまま、画面表示が正立した向きで読み取りたいところです。具体的には、左腕に装着する場合、本体が今より右に約45度回転してれば、画面が読みやすくなるはず。
ところが、画面のレンダリング処理あるいは、本体そのもののを物理的に回転させてこの課題を解決した製品は、私の知る限り(chatGPTに調べさせた限り)見当たりません。
そこで知恵を絞って試作してみたところ、有り合わせのモノでほぼ解決できました。
必要なのは、ダイソーで売ってるApple Watch用の安いバンドと針と糸です。
左)バンド両端のApple Watchに差し込む部分付近を90度に折って、赤枠部分を縫いつけてしまいます。
中)このように改造したバンドをWatchに装着すると、腕を通す輪に対して、時計本体が斜め回転したポジションになります。
右)腕に装着してみると「右45度回転」まではいきませんが、それでも30度くらいは回転した状態となり、視認性がかなり向上しました。改造前が元々緩め(長め)のバンドだったこともあり、昼からずっとつけっぱなしですが、装着感に特に違和感はありません。あとは問題は裏面のヘルスケア系のセンサー類がこういう角度で装着した場合でも正しく計測してくれるかどうか、ここは未検証です。
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