諸事情により嫁さん子供が仙台にいるため震災翌々日仙台に帰った。
震災当日夕方には無事であることはメールで確認したが、それ以降連絡がつかず翌日にレンタカーを予約して、神田のICIでアルファ米1箱+30個、Primusのガス大10個、カレー等々大量に買い込み翌々日の日曜日仙台に向かった。
ひたすら4号線を北上した。
福島では道がうねり、崩れ落ちた外壁の家を見た。
途中崖崩れで迂回したが大渋滞で抜けるのに1時間以上かかった。
仙台市内で甥のアパートに寄って、バーナーとガス2個、食糧を渡す。
結局家に着いたのは10時過ぎだった。
14時間のドライブ。
家そのものや家具は大丈夫だったが、皿やその他備品にダメージがすごかった。
しかし津波の被害を受けた方々に比べれば、どうということはない。
電気、ガス、水道はやはり止まっていた。
山でテント泊する身にしてみればどうということはないのだが、そういう経験のない徹底的にインドア派の嫁さんや子供たちには大変だった。
食器も洗えないからサランラップをかぶして使っていた。
食べ終わったらティッシュなりトイレットペーパーなりで拭くだけでいいと思うのだが、できないらしい。
3日目に電気が復旧、4日目に水道が復旧した。
水道が止まって一番困るのはトイレである。
昔台風11号が本州を縦断したときたまたま山口に出張していて、断水でトイレに一番困った経験があったので、震災当日メールで嫁さんに貯められるだけ水を貯めるように指示していたのがよかった。
人間が1日に飲む水の量は抑えれば1L以下で済むが、トイレで大の方を流すのには1回で3L必要だから。
ガスは復旧まで時間がかかるとのことだが、電気、水道が通れば一安心なので、自分が居ればそれだけ食糧が要るので、とりあえず東京に戻ろうとするもガソリンがギリなので戻れない。
スタンドもゲリラ的に開くので、どこが開くのかわからず、みんな闇雲に並んでいる。
行政も気が回らないのだろうが、どうにかならないものだろうか。
あきらめていたところ、近所の方からガソリンを分けてもらえたので、しばらく大学が休校になる甥を乗せて東京に戻った。
しばらく山どころではないなあ…と思いつつも地図を眺める。
諸事情で仙台に居るとの事ですが・・・大丈夫ですか?
震災の被害に遭われた方にもこの場をかりて心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興を願っています。
kanemaruさん。諸事情とはいえ大変ですね。
肉体的な疲れよりも心労が大変だと思いますがカラダに気を付けて下さいね。
お気遣いありがとうございます。
とりあえず我が家の方は大丈夫です。
女子供は近所のオール電化の友人宅で入浴させてもらってます。
さすがにおっさんは気が引けて行なかったですが…
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