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1. 孤高の登山家「加藤文太郎」の伝説
六甲全山縦走を語る上で欠かせないのが、小説『孤高の人』のモデルとなった登山家、加藤文太郎です。彼はヒマラヤ登山に憧れ、そのトレーニングのために六甲山を縦走していたとされます。
* 驚異的な体力と速さ: 文太郎は、須磨から宝塚までの片道でも疲弊するような縦走路を、わずか1日で往復したという伝説が残っています。そのずば抜けた体力と脚力は、現代のトレイルランナーをも驚かせます。
* 「文太郎道」: 彼のトレーニングルートの一部は「文太郎道」と呼ばれ、今も縦走者に利用されています。
2. 六甲山の歴史と霊的な側面
六甲山は古くから山岳信仰の霊地であり、多くの寺社仏閣が点在しています。
* 空海と摩耶山・再度山: 伝承によれば、弘法大師空海が唐から帰国後、摩耶山や再度山に寺を建立したとされています。このような歴史的背景から、六甲山には特別な気が宿っていると信じられています。
* 「みよし観音」のお供え物: 縦走路の途中に、特定の場所にお菓子や飲み物のお供え物が置かれていることがあるそうです。これは「みよし観音さま」の近くで、何らかの理由でお供えがされていると考えられます。
3. 真夜中の縦走で出会う不思議
六甲山縦走は夜通し行うこともあり、暗闇の中で不思議な体験をすることもあるようです。
* 暗い東六甲: 六甲山の中でも、特に東六甲は木々が鬱蒼と生い茂り、昼間でも薄暗く感じられる場所があります。日没後になると、さらに深い闇に包まれ、一人で歩くには心細く、精神的にも疲弊すると語る人もいます。
* 夜の仁王門: 仁王門のような歴史的な場所は、夜になると昼間とは全く違う雰囲気を醸し出します。懐中電灯の光に照らされた石段や門は、まるで異世界への入り口のように感じられるかもしれません。
これらの話は、六甲山縦走という過酷な挑戦が、単なる体力勝負ではなく、歴史や自然、そして時には霊的なものと向き合う、奥深い体験であることを示しています。
こちらのテーマでも引きつけられまして、何度もコメント恐縮です。
当方もある意味不思議体験をいたしまして、僭越ながらまたリンクをしてしまいました
https://www.yamareco.com/modules/diary/74386-detail-365391
ざっとでも目を通して頂くと光栄です
(追記)
閲覧して頂き忝いです。
鬼火ではというご意見もありますが、もう一度深夜に行って検証したいと思っております
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