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イトコのたーくんは「岳(たけ)」くんだったんだ。
「たーくん」と呼ぶので「岳くん」なのを忘れていた。本人はいまサーファー(もち素人)だし。
叔父と叔母は大学のワンゲル部で出会って結婚しし、子どもに「岳」と名付けて、ファミリーで色んな山に連れて行ってくれたのだった。最近夫と山に行くようになって子どもの頃の記憶がだんだんと蘇ってきた。
山の記憶も。
赤ちゃんの時の記憶も蘇ってきた。
母や祖母に甲斐甲斐しく産湯に浸からせてもらっているにもかかわらず「なんか違うんだよね」と赤ちゃんながらに思ったのだった。
そのような違和感を持ちながらお世話されていた赤ちゃんが、少し成長してファミリーに連れられて山に登り、中年になって夫と二人で山に登るようになったと思うと感慨深い。自分の意思で山に行きたいと思い、計画を立て、夫の協力を得て、自分の脚と自分の意思で山を歩いている。
「なんか違うんだよね」と思った赤ちゃんの私は何も出来ないお世話されるだけの存在だったが、今や自分で何でもできる。出来ないことは夫がサポートしてくれている。
好きなことが出来る至上の喜び。「遊びをせんとや生まれけむ」との古の人の感性に圧倒される。これからの人生は全力で遊び、全力で感動していくつもり。
「たーくん」は親に「岳」と名付けられたけれど、自分の意思で海の街に住み、波乗りや子育て仕事をエンジョイしている。それも素敵だね!と心から思った。
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