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ヤマレコの過去の記録を振り返ってみるとテント泊装備を購入したのが2013年で、それから6年間、このセット装備を使ってテント場で16泊してきました。
回数的には決して多い方ではないと思いますし、それほど過酷な山域には行っていないので、経年劣化なのでしょうか。
※この時の山行記録はこちら↓
【富山県】立山・雷鳥沢テント泊1日〜2日目・曇天の奥大日岳ピストン
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1950820.html
【富山県】立山・雷鳥沢テント泊3日目・快晴の雄山へ(雷鳥沢キャンプ場→母恋坂ルート→一ノ越山荘→雄山→一ノ越山荘→室堂)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1950973.html
■ザック(オスプレー・アトモス65)
雨蓋のポケットに入れていた小物に薄い膜のようなゴミがつくようになったので、中を見てみると防水コート(?)の膜が日焼けあとの皮膚のように、ボロボロ剥がれていました。
気持ち悪いので、思い切ってポケットを裏返して、すべて指でこすって剥がしました。これで防水性が落ちるのは間違いないですが、直しようがないですね。よく調べてみると、他のポケットの中やザックの内側も剥離が始まっていました。
ザックの正面にある、黒背景に赤文字のオスプレーのプリント・ロゴも、色が落ち剥がれかけています。最も紫外線を浴びるプリント部分のせいでしょうか。
買い替えるかどうか迷っていたところ、某アウトドアショップで増税前の下取りキャンペーンを行っていたので、思い切って手放し後継製品のアトモスAG 65に買い替えました。
■テント(ニーモ・タニ1P)
テント設営中、ポールにフライを固定するための、フライの裏側にある面テープの一つがパーツごとポロッと取れていました。接着が弱くなっていたようです。
私が行くようなテント場は、高山の稜線上や強風が吹くような場所ではないので、一つくらい無くてもかまわないパーツと割り切り、とりあえずこのままテントは継続使用します。
■インフレータブル・スリーピングマット(ニーモ・ゾア)
マットに空気を吹き込んでいったところ、ちょうど頭を乗せる部分が焼き餅のようにプクッとふくらんできました。その夜は「枕代わりになってちょうどいいや」くらいに思っていたのですが、寝ていると徐々にそのふくらみが拡大していきました。
表面のカバーと中のウレタンの接着部分が弱くなっているらしく、頭を乗せたところから「プツッ」「プツッ」という小さい音が断続的に聞こえて、徐々に剥がれていきます(最初は雨粒がテントにあたっている音かと思った)。
なにより困ったのは、中の空気がそのふくらみに持っていかれ、下半身側のマットがみるみるペシャンコになってきたことです。あわてて空気を入れると、ますます剥離が進行し頭部のふくらみが拡大していく一方なので、あきらめました。カバーに穴があいた時用のリペア・キットは持参していましたが、中のウレタンが剥がれるとなるとお手上げでした。
実は雷鳥沢には追加でもう一泊くらいしてもよかったのですが、この「頭部側が異様に膨張し、肩から下部分に空気が送られない」ヘタったマットでもう一夜を過ごす気持ちにならなかったので、予定通り下山することにしました。
このマットは軽量性と寝心地が気に入っていたのですが、裏側のシリコン製のすべり止めもほぼ剥がれていたので、後継品(ブルー)に買い替えることにしました。ザックを買い替えたアウトドアショップに問い合わせたところ、残念ながらスリーピングマットは下取り対象外とのことでした。
※ちなみにマットとは別に、テント泊用の枕も持っていますが、ほとんど使っていません。今回の現象を体験して「強度を保ったまま、頭部分だけ枕のような台形の形にふくらむ機能付きのマット」があってもいいんじゃないかと思いました。すでに発売されているのかもしれませんが、メーカーの方、ご覧になっていたら是非、参考にしてください。
《おまけ》
テント泊装備以外だと、プラティパスのジッパー部分が剥がれて買い替えたことがありました。水筒だったのですぐに別のものと替えがききましたが、出発直前にわかったので焦りました。この時の日記はこちら↓

https://www.yamareco.com/modules/diary/970-detail-55651
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