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※この時の山行記録はこちら↓
【山梨県】2013登り納め・高川山 (初狩駅→男坂コースで高川山→田野倉駅)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-387686.html
スマホは、NTTドコモのARROWS NX F-01Fという機種です。3日持ちスマホと宣伝しているやつです。
以下、実際に山での使い心地はどうだったのか個人的な感想を書いてみます(スマホ自体の細かい機能はドコモのホームページなどを見てください)。

・登っている途中で電池が無くならないか、というのがいちばん心配な点でしたが、今回は4時間半くらいの短い行程だったためか、電池の消費は15〜20%弱程度ですみました。
・通信機能は切らずに通常モード、GPSはオンのままでWi−Fiはオフにしていました。山旅ロガーの測定間隔は、デフォルトの50mのままです。
・念のため外付けのモバイルバッテリーも持っていきましたが、思ったよりも内蔵の電池が持つことがわかりました。短い日帰り低山ハイクくらいなら冬場でも問題なさそうです。
※この時の電池容量のグラフが1枚目の写真です。画面下のGPSのバーが濃くなっている時間帯が、初狩駅を出てからGPSをオンにし、高川山に登って田野倉駅に着くまでの時間と思ってください。
14:00前後で急に電池が減り始めているのは、下界に下りてから休憩中に、画面を最大輝度にして、リニア見学センターの休館日や帰りの電車の時刻表、田野倉駅までの地図などをネットで調べていたためと思われます。逆に言うと、画面やネットを使わない山歩き中は、きわめてなだらかな減り方になっています。

・これまで、ヤマレコに山行記録をアップする時はルートを手作業で追加していましたが、スマホのGPS機能と山旅ロガーを使ってみたところ、ちゃんとトレースできており、ログファイルから一発でルートを追加できたので感動しました。
このログ出力機能だけでも、使う価値があると思いました。
・ナビとしての機能は試していないので、使えるものなのかどうかまだわかりません。
※真ん中の写真は、山旅ロガーでとったログを帰宅後に地図ロイドで表示させたものです。もともとディスプレイもでかいので、ここまで表示されるのなら、紙の地図の補助ツールとして使えそう。

・今回登ったコースは中央本線や中央高速などのいわゆる幹線に近いためか、確認した限りではアンテナが立たない場所はありませんでした。
・高川山の山頂ではドコモのLTEのアンテナが全部立っており、富士山の絶景写真をその場でメールすることができました。

・登山中は画面を見ることはあまりありません。ただ、たまに電波の状況を確認したり、下界に下りてきて駅までの道順を確認するために見た時には、強烈な日差しが直接あたっていたにも関わらずよく見えました。この時は、ホワイトマジック液晶の威力を実感しました。ただ当然ながら、最大輝度にすると電池の減りは早くなります。
・目線を判断してくれる「持ってる間ON」という機能も、ふいに画面が暗くなったりしないので、屋外での余計な操作を省く意味で、なにげに便利です。

・着ていたシェルジャケットの胸ポケットに入れておいたのですが、服内部からの湿気でびっしょりになるものの、防水機能付きなので気にせず使えました。

・本当はデジカメも持参せずスマホのカメラで済ませようと思ったのですが、やはり電池の持ちが気になったので今回はあきらめました。なので評価外です。ただ、スマホカメラを使おうとしたら、下記の設定をしておかないと、撮影するたびにかなり面倒なことになります。
※訂正※
この機種は、ロック画面を右から左へスライドさせると、カメラを起動するように設定できることに気づきました。撮影だけは意外と簡単に使えそうです。

・登山中はスマホ対応でない手袋を着用していたので、細かい操作をするのはあきらめていましたが、ひとつ重要なことを忘れていました。それは、この機種の売りでもある「指紋認証」でロックを解除する設定にしてあったことです。
登山中、山旅ロガーのログがちゃんと記録されているか確認しようとした時に、初めて手袋を脱ぐ必要があることに気がつきました。
さすがにこの機能だけは素手でないと使えないので、もしこの手の機種で冬山の登山中に画面を見たい人は、指紋認証以外の解除方法に設定し直しておいた方がいいと思います。ふだん使う分には本当に便利で安心な機能です。
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