芦屋川から六甲山頂経由で瑞宝寺公園。ついでに有馬三山も
- GPS
- 13:09
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,404m
- 下り
- 2,167m
コースタイム
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 13:08
天候 | 晴れ。時々うす曇り。 北の風が若干あり。山頂は手がかじかむ寒さ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:エクセル東(くるくるバス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
筆屋道は2015年、台風11号の影響で未復旧の個所あり。特に山頂側から展望台に入るルートは荒れ具合が激しかった。 |
写真
感想
今週末は予定が埋まっていて登山ができないため、思い切って有給を取って紅葉狩り&トレーニングを行う事にしました。紅葉狩りは先日ヤマレコユーザさんの投稿を参考に瑞宝寺公園。トレーニングのターゲットは有馬三山。表六甲から裏六甲をぐるっと回る計画です。
紅葉を楽しみながらかなりの長距離・アップダウンになるため、食事は2食分、おやつ一杯(笑)、準備万端!(^^)v。今日も始発で出発!と考えていたのに、出発前に前日用意しておいたお茶が行方不明で出遅れ・・・。幸先の悪いスタートです。
【芦屋川〜六甲山頂】
出発は約1時間遅れ。今回は一眼も持参しているので、日の出の写真が撮れればいいなぁと思ってましたが、ちょっと間に合いませんでした。表六甲でも紅葉の被写体を探しつつ歩いたのでペースはいつもよりさらにゆっくりです。平日の登山道はとっても静か。それでも六甲山頂にはソロの外人さんや、ご老人のグループ、平日には珍しい若い二人組の男性など結構な数の人がやってきます。
山頂は北風が若干ありました。じっとしていると手がかじかむぐらいの寒さでした。
いつもの様にカップ麺を食べなら今後の行程を考えます。いまのペースで行くと、帰りは確実に日没を過ぎてします。日没を避けるなら瑞宝寺公園で山行終了し有馬温泉からバスで帰宅するのがいいでしょう。しかし、折角有給まで使っていますし自由の利く一人登山ですので、ナイトハイク前提で行動することにしました。その方がゆっくりハイキングを楽しめますからね♪
【六甲山頂〜瑞宝寺公園】
山頂でカップ麺を食べた後は魚屋道で有馬温泉方面へ向かいます。魚屋道中盤から、筆屋道へ入りますが、何か張り紙が・・・・
「筆屋道は平成26年台風11号の被害が復旧していない箇所があります」
え〜そうなんですかぁ?確魚屋道から筆屋道を見下ろすと巨木が絡み合うように倒れています。まぁ、でも通行止めとは書いてないし歩けないことはないだろうと思い筆屋道に入っていきました。確かに道はあれているものの、六甲山にはもっと厳しい道もあるのでこれなら問題なく通過できそうです。途中展望デッキと谷筋に分かれる道があって、こちらを展望デッキ側に行くとこちら側の道が結構な崩壊具合。ちょっと通過に苦労しました。(後ろから来ていた人は断念した模様)その苦労あってか展望デッキではなかなかの眺めでした。展望デッキから瑞宝寺公園に向かう時に1回登山道をロストw。あれ?なんかおかしいと思って引き返すと、ちゃんとした道を見つけられました。この時期、落ち葉が積もっていて道が良くわからなくなることが多いので注意が必要ですね。その頃から、急にトイレに行きたくなって焦ってきます。果たして瑞宝寺公園にトイレはあるのか。なければピンチ!!!必死に我慢、必死に歩いて瑞宝寺公園に到着。
「おおおお!紅葉すげー」
「でもその前にトイレ!!!」
トイレはどこだどこだ!!一人で「トイレトイレ・・・」と口ずさむ怪しい中年男性が紅葉狩りを楽しむ人の波をかき分けていきます。(笑)
あったーーー、嬉しぃ〜!!しかもキレイ〜!!
と、腰を下ろしてある意味至福のひと時を過ごします。緊張がほぐれて山行の疲れも消えていくようです。そして、トイレを出ると鮮やかな紅葉の風景。世界が輝いて見えました・・・(笑)
【瑞宝寺公園〜有馬三山〜極楽茶屋跡】
瑞宝寺公園でスバラシイ紅葉を堪能した後、有馬温泉街を横切って有馬三山への登山道へ向かいます。登山道へは妙見寺を目指して行けばいいのですが、入口は有馬温泉のど真ん中。バスターミナルのすぐ近くにありました。まさかこんなところにあったとは・・・。気に留めないと全く目に入らないものなんですねぇ。
妙見寺までは、階段、階段、また階段。大した標高ないのに、六甲山を超えてきた疲れが微妙に出て辛いです。途中妙見寺の参道で降りてくるマダムとすれ違います。
マダム「今から、有馬三山いかれるんですか?」
私 「はい!」(^o^)/
マダム「よーあんなしんどい所登るなぁ〜」
私 「えっ・・・?」
マダム曰く、若い頃登ったことがあったそうですが、大層大変だったようで、二度と登らないと思ったそうです(笑)そんなに大変なのか・・・
参道を上り詰めると妙見寺の本堂と思しき建物一つ。登山道はどこかな?とお堂の裏に回るとありました!ここでふと思い出します。そういえばドラクエとかでも玉座の後ろを調べると何かでてきたりしたなぁ〜と(笑)
後ろに続く登山道を歩くとほどなくして、路傍にポツンと山頂の石碑があります。ピーク感ゼロです(笑)さらに道の横に雑木が刈り込まれた一帯があり、そこに三角点がありました。落葉山ゲット!
次に目指すは灰形山です。落葉山があまり大変ではなかったので、灰形山もまぁ大丈夫だろうと高をくくっていました。暫く下ったあと灰形山の登りに入ります。途中、痩せ尾根注意の看板があって緊張するも、そんなに注意の必要もなくちょっと細い登山道ぐらいでした、それより問題はその先。なんですか?この急角度の登りは!?しかも階段です。ひぇ〜
そう、落葉山は一部つづら折りの道になっていましたが、灰形山は山頂に向かいまっすぐ道が続いています。途中何度も立ち止まって上を見上げてため息をつき、また歩き出す…を繰り返しなんとか灰形山ゲットぉ!!
灰形山で一息して次に目指すは油槽谷山。その前にまた一連の儀式、灰形山からの下りがあります。この折角上ったのにまた下る絶望感がたまりません(笑)。ひとしきり灰形山を下ったところへ、有馬六甲ロープウェイへのエスケープルートが甘い誘惑をしてきます。何という精神的に過酷な道!(笑)そんな誘惑には負けず、一路油槽谷山へ。また壁の様な急階段を上っていきます。感覚的には、落葉山が1とすると、灰形山は2倍、油槽谷山は3倍の辛さがあると思っていいでしょう。やっとの事で上り詰め、油槽谷山げっとーぉぉぉおぉ・・・
油槽谷山山頂は少し開けていてベンチもあるので休憩にはもってこいです。これから先日没を過ぎるのは解っているため焦る必要はありません。腰を下ろして2回目カップ麺タイムです(^^♪。う〜んあったけぇ〜…
さて、腹ごしらえしたところで、再び表六甲へ向けて出発です。手がかじかむぐらい寒いので、手袋を・・と、ポケットから手袋をだしましたが、一個ありません。どっかに落としてきてますΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン。最後に見たのは瑞宝寺公演です。もうムリ・・・。どちらさまか、モンベルの青い手袋落ちてたら教えてください(^^;
ちょっと手袋を落としたことに意気消沈しながら山頂を後にします。さて、下り・・・。そう、極楽茶屋を目指すには一度油槽谷山を下らなくてはいけません。なんと世界は残酷なんでしょう(笑)。ただ、有馬三山とは違って極楽茶屋への登りはそんなに傾斜がきつくありません。それだけが唯一の救いです。傾きつつある夕日を横目にただひたすら歩き続けます。そして、車道を走る車の音が近づいてきて極楽茶屋到着します。
【極楽茶屋〜西おたふく山〜エクセル東】
極楽茶屋から見える夕日に照らされる街並みを見ながら考えます。石切道から降りるか、西おたふく山から降りるか。石切道はガーデンテラスのまだ先かぁ、遠いなぁ(←判断ミス)。西おたふくは登山道が笹薮化してるので、ヘッデンでは危ないかなぁ(←正解)。結局、石切道の方が近かったのですが、西おたふく山へ行ってしまいました。ヘッデンで笹薮って歩きにくいのなんの。あと、この時期ならではかもしれませんが、至る所が落ち葉で覆われていて、なだらかで平坦な場所に出ると登山道が全くわからない所があります。木の生え方などでかろうじて進むべき方向が解る程度。あとはGPSで確認しながら・・・ですかね。それでも落ち葉の多く積もった所を歩いていると、ホントに道なのか不安になります。
それから住吉川の渡渉でやってしまいました(^^;西おたふく山からの住吉川渡渉はほんのちょっと難しいんですが、漆黒でヘッデンの明かりだと難易度UP。しかも岩でせき止められた落ち葉を地面と誤認して片足をドボン!
うっへぇ〜と慌てて足をあげました。じんわり浸水したものの、ほぼ問題なし。ゴアテックスの防水で良かったです(^^;ありがとーモンベル・ワオナブーツ!
いつもは駅まで歩くのですが、今日は流石にクタクタで、住吉台からくるくるバスに乗車。今日の山行はこれにて終了!!!
【その他】
本日、新たに導入したのがsnowpeakのアルミ製コッヘル。今まで安物のステンレス製だったのですが軽くていいです!あとは、最後の写真。一眼レフ用のフォルダーです。一眼レフを山に持っていくとき、ストラップを首からかけると、歩くたびに重い一眼レフがバウンドして腹に不快なダメージが。袈裟懸けにするといざ撮影したいときうまく取り廻せなかったりで、なかなか持っていく気になれませんでした。そこでみつけたのがコレ「GW-A カメラホルスター ライト」ってやつです。これを胴体に巻き付け、一眼のレンズを差し込んでおくと歩いていても一眼が固定さるので非常にいイイ!
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