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Yamareco

記録ID: 101438
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【蓼科山】<快晴っ! 全部見えた♪>

2011年02月26日(土) [日帰り]
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GPS
04:44
距離
6.7km
登り
820m
下り
826m

コースタイム

7:55駐車場-10:18蓼科山山頂10:43-11:59駐車場
天候 快晴。雲一つもなし。
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ビーナスライン、ピラタス過ぎた辺りから少しだけ凍結。ギリでノーマル行けそうな感じです。昼にはすべて融けていました。

トイレがありません。
駐車場に行くまでにどこかで済ませた方がいいです。特に女性。

ビーナスライン沿いに 虹鱒料理 きよみず というお店があって
美味しい虹鱒が食べれます。
サーモンのお刺身。(虹鱒料理 きよみず にて)
サーモンのお刺身。(虹鱒料理 きよみず にて)
虹鱒塩焼き。(虹鱒料理 きよみず にて)
虹鱒塩焼き。(虹鱒料理 きよみず にて)

感想

最近長野づいている私たち。
先々週は入笠山でスノーシューを楽しんだのだけど、
この陽気のせいもあって
雪のシーズンもそろそろ終わりかなということで
ずっと待ち焦がれていた蓼科山に行くことにしました。
テレビ番組で見て、その頂からの絶景に
「絶対天気のいい日に行かなくてはっ!」と
思い続けていたのです。

マイカーなら天気を見て
「今日行こうっ!」「今日はやめておこう」
と当日に山行を決めることもできるけれど
レンタカー族の我が家は
1週間前から予約してお天気は神頼み。
天気が少々悪くても登れる状況なら
登らざるを得ないのが悲しいところ。

今回は。。。晴れ時々曇り。降水確率20%。
贅沢は言えない。
雲があまりたくさんありませんように。

午前4時前に自宅を出発。
今回は眠い。
睡魔に何度も襲われるので
2回もP,Aに寄って仮眠(10分ずつ)した。
午前7時には登山口の駐車場に着きたいのだけど、、、
眠いのにはどうしても勝てない。

諏訪I.Cを下りてビーナスラインを走る。
今回はあまり道路に雪が残っていない。
ノーマルタイヤでもギリ来れたかも。
ピラタスを過ぎた辺りから少し凍結気味。

午前7時半頃に女神茶屋前の駐車場に到着。
茶屋は休業中。
車はすでに10台以上止まっていました。

空腹を満たして、準備して出発。
初めから軽アイゼン装着です。

隣に止まった車の人たちはスノーシュー出してたけど
蓼科山に登るの?
スノーシューいらないと思うけど。。。と心の中で思う。

ここは駐車場にトイレがないのかー。 
しまった。。。コンビニかどこかで済ませておくんだった。汗
特に今すぐ行きたいわけじゃないけど、
登る前には行っておきたかった。。。
ネットでは簡易トイレが云々って書いてたような気がしたんだけど、、、
ここじゃないみたい。
ちょっと心配しながらも登ることにする。

雪、かなり締まってます。
アイゼンで歩くとギュッギュッとちょっと嫌な音がします。
初めはなだらかな登り、だんだんと傾斜はキツくなってくる。
振返ると御嶽山が見えた。
今日、もしかしてかなりいい天気じゃない? (´∀`)b

景色が良くなってくるということは、だいぶ登ってきたということ。
空の写真が多いのは、しんどくて立ち止まって写真撮りつつ休んでるってことw

前を歩く人もキツそうです。
アイゼンつけてないみたいなので、余計に。

結構登ってきたつもりだったけど。。。目の前見ると蓼科山の頂がまだかなり遠いところに見える。!(´Д`;)
まだまだこれから傾斜がキツくなるんだろう。
振返って南八ヶ岳を見る。
今日は雲がまったくない。
それだけでテンションは上がる。
この角度からの八ヶ岳はさらに男前。

ゆっくりでいいから登ろう。歩いてればいずれ着く。

私たちを追い抜いていった人が途中で休んでいた。
追い越す時に「今日は最高にいい天気で良かったですね。」と声をかけてくれた。
ほんと、いいお天気に恵まれたことをこうして喜びあえるのも嬉しい。

そして、尻セードの跡を見つけた。
実に滑るのに良さそうな角度。(ちょい傾斜キツイ)
私たちも下りは尻セードしよ〜♪


足元がザクザクという感触に変わる。
たくさんのエビの尻尾が落ちて、おが屑のようになってる。
それほど硬くは無い。サクサクと面白い感触。
落ちたエビの尻尾たちに少し埋もれながら歩く。

傾斜さらにキツく。。。
12本爪アイゼンで登って行く人は前爪だけを使って登ってゆく。
楽そうだ。
いいなぁ。12本。
でも12本爪やピッケル買っちゃうと、それ相応の山に登りたくなるんじゃないかなって
ちょっと自分たちを自制しているところがある。
登ってはみたいけど。

6本だとアキレス腱がすごーく伸びるのがわかる。
そんなことはおかまいなしに傾斜はますますキツくなる。
景色に癒されながら登る。
天気が良くてよかった。

森林限界を過ぎる。山頂直下。
すべてが雪で隠されていて、どこをどう歩いていいのかわからない。
のんびり撮影していたら、先行者の足跡を見失う。
風が強いせいで足跡もすぐにかき消されてしまう。
この辺りはバランスを取るのにWストック欲しい。

右向こうに休業中の山頂ヒュッテが見えた。
雪で真っ白になっている。

山頂に到着。ゆっくり登ったので2時間半ほどかかりました。

蓼科山山頂は、だだっ広い〜という言葉が当てはまるかな。
積雪でよくわからないのだけど、
かなり多くの登山客が登って来ても
余裕のスペースがあるように思えます。

ただ、、、風が寒い。((´д`))
寒いを通り越して痛い。( ;ω;)

顔がめちゃくちゃ痛いので
フリースコンボスカーフを装着。

山頂中央に神社、そして東側には方位盤があるので行ってみる。
方位盤からの眺めはまた格別。
快晴のおかげですべてが見渡せる。
分厚いグローブを取って、写真や動画を撮る。
薄手の手袋だけではすぐに吹き寄せる冷たい風のせいで手が痛くなる。
痛くて感覚がなくなりそうになるので、手を体にバンバン打ちつける。

一眼レフ、、、持ってくればよかったと、、、いつも思う。

けれどこんな寒さの中、ゆっくりも写真を撮ってられないなぁ。

方位盤周辺は冷たい風が直接吹きつける場所なのでかなり寒い。痛い。
旦那さまはサングラスの隙間から入る風で目が痛いと。。。
私は大きめのサングラスだったので良かったけど
やはりゴーグルがいいかもしれない。
ますますダースベイダー化かw

三角点に早々と戻って来て少し休憩。
山頂の南側斜面は風もないので休んでいる人もちらほら。
だけど私たちはゆっくり寛ぐ気分にもなれず
20分ほどの滞在で下山する。

さっさと下山して美味しいもの食べにいこ〜。

樹林帯までは、慎重に下りる。
雪で滑って転ぶと結構ヤバそう。。。汗
着てるレインウェアの素材かなり滑る。
尻もちついたらヤバそう。汗
やっぱりWストックがあった方がいいな。。。

樹林帯に入ると待ちに待った尻セード♪
今日はQuicky持ってきてない。
あぁぁ、持ってくればよかったと後悔。
とりあえず尻セードで滑ってみる。

怖いほど滑りますっ!!!

やっぱレインウェアの素材が滑りやすいんだなぁ。。。
傾斜もあるのでブレーキかけるのが結構大変。
しかもレインウェアが破れたらどうしようっていう思いもある。
高かったレインウェア。。。破れたら泣いてしまう。。。

そうだっ! おざぶを下に敷こうっ!
と携帯座布団をお尻に敷いて滑ってみました。

尻セードよりは滑りが落ちますが、
まぁレインウェアを守るためにはしょうがない。

そんなこんなでところどころ楽しく滑って下りてたので
下山時の写真はほとんどありませんw

下山してるとたくさんの団体さんたちが登って来てました。
道を譲るのに待機していると、
先頭のおじさんに「早いねぇ。何時から登ってるの?」と訊かれて
「8時前です。」と応える。
8時ってそれほど早いわけじゃないよなぁ。。。

山は朝早いのが勝負だし。
遠出してきてるから、お昼には下山したいのだ。
高速混むの嫌だし。。。

正午ちょうどに駐車場に到着。
往復4時間足らずの山行でした。

駐車場はいっぱいいっぱいに車が止めてありました。
駐車し切れない車は、少し下ったところの待避所に止めてありました。
早く来ないと駐車するスペースもなくなってしまう。
やっぱり山には朝早く来なきゃね。

帰りにピラタスロープウェイに寄って、蓼科山の山バッジを購入。


そしてビーナスライン沿いにある
虹鱒料理 きよみず で虹鱒を美味しくいただいて
帰路につく。


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コメント

快晴!蓼科山
こんにちわ。

ほんと雲一つない、青空ですね。
こんな時の登山は幸せですね。

ところで、「12本爪アイゼン」、
知り合いでした
ヤマレコは登録してませんが、
よく見ていて自分を発見したようです。
2011/3/7 13:57
こんにちは〜♪
コメントありがとうございます。^^
12本爪アイゼンさんはお知り合いだったのですねw
黙って後ろから撮影してごめんなさいデシタw

私もたまに他のユーザーの方の写真に小さく写り込んでいることがあり、自分を見つけるとなんだか嬉しくなってしまいます。(笑)
2011/3/8 8:32
プロフィール画像
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