霧島/韓国岳


- GPS
- 04:51
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 696m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
8:36 霧島いわさきホテル→9:00 えびの高原(鹿児島交通霧島連山周遊バス 340円) http://www.iwasaki-corp.com/wp-content/uploads/2016/03/d34f4b72908a0b2e699a17a93e397dfe.pdf ◆復路 16:00 えびの高原→16:18 霧島いわさきホテル(鹿児島交通霧島連山周遊バス 340円) http://www.iwasaki-corp.com/wp-content/uploads/2016/03/d34f4b72908a0b2e699a17a93e397dfe.pdf 16:20 霧島いわさきホテル→17:03 鹿児島空港国内線ターミナル(鹿児島交通バス 710円) http://kirishima.iwasakihotels.com/access/bus_timetable_airport.pdf 18:35 鹿児島空港→20:00 羽田空港(ANA635) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 危険箇所は特に無い。大浪池周囲の登山道は溶岩の岩が敷き詰められているが足を挫きやすい感じであった。 ◆登山ポスト 各登山口に登山ポストが配置されているようだ。 |
その他周辺情報 | ◆飲食店 えびの高原にはレストハウスやえびのエコミュージアム等があり、適当に時間を費やすことができる。 ◆温泉 霧島温泉には日帰り入浴可能な温泉宿も多数あるようだ。 |
写真
感想
リフレッシュ休暇の最終日、快晴の下霧島の山をまったりと歩いて来た。流石に百名山、展望も良く、変化もあり、歩いて楽しい山旅だった。ミヤマキリシマが満開の時季にまた来たいものだ。
一週間歩き詰めでいい加減疲れてさぼるだろうと事前には思っていた。温泉三昧とか。でも意外と疲れも無くてこんな好い日に歩かないのは勿体ないと逆に歩く気が満々だった。最初は13:00のバスに間に合わせて帰ろうかと思っていたものだけど、もう少しゆっくりと楽しみ、16:00のバスに乗ることにした。これでも18:35鹿児島発の飛行機には十分に間に合うのだ。
朝、起きたら宿の窓から雲海から頭を出す桜島の景観が素晴らしく、今日の気持ちの好いハイキングが約束されている気がした。S原先輩の晴れ男パワーは未だ持続されているようだ。凄い。えびの高原へ行くバスは霧島いわさきホテルを8:36発なのでとても余裕がある。バスには5-6名が乗っていた。標高900m位まで急坂でバスは喘ぐようにノロノロと登って行く。新湯展望台辺りから勾配は楽になりバスも意気揚々と走って行く。大浪池登山口で1人降車し残りの乗客は全てえびの高原で下車した。
韓国岳は正面に良く見えるが、朝陽を背にしているので眩しい。火口壁の西側が崩壊しているのでえびの高原からは双耳鋒のように見える。手持ちの地図は2006年版の山と高原地図でしばらく県道沿いに歩いて入山口があるように示されているのでその通りに歩いて行ったが今では真っ直ぐ取付ける径が作られていたようだ。県道から離れる所に道標がありえびの高原の駐車場方面に向けて径が着いていた。ここを数分登ると登山ポストがあり、そのちょっと先に一合目の道標があった。ここから開聞岳と同様に几帳面に一合目毎に道標が設置されているが、登高する標高差が開聞岳の半分以下なので数分で次の道標に出逢ってしまう。しかし正直なもので登ればどんどんと視界が広がり展望が良くなるものだ。三合目位まで登るともうえびの高原一帯の野山が手に取るように解り、気持ちが好い。
五合目に上がると今度は南側の眺望が開けて来る。錦江湾を雲海が埋め尽くしていて桜島がそこに聳え立っている。その左奥に美しい開聞岳の姿。更に桜島と対応するように左側には大隅半島の山々が望めた。そしてその大隅半島の山々の遥か向こうに三つのピークが雲海から頭を出していた。屋久島だ。数日前にはそこにいたと言うことに感慨深いものを感じる。五合目から山頂まで30分程度だが、その間ずっと南の展望が付き合ってくれる。七合目を過ぎると大浪池が見えてきて、山頂間近になると今度は新燃岳から高千穂岳の霧島山東部の山々が見えて来る。これも素晴らしい展望だ。韓国岳山頂は火口壁の縁になるが、火口の眺めはまた凄い高度感がある。
ひとしきり展望を楽しみ大浪池に向って降りて行く。結構な急坂で登るのが大変そうだ。この下りも眺めが良くて心地好い。下りきると樹林帯になり展望も無くなるが大浪池の縁まで登り返すとまた展望が開けて楽しい歩行が続く。この時点で13時のバスに頑張って間に合わせる考えを放棄しのんびりと楽しんで16時のバスに乗ることにした。この大浪池の周回は実に楽しい時間だった。大浪池の東回りコースでは多くの登山者に出逢ったが西回りコースでは殆ど出逢わなかった。
大浪池を離れてつつじヶ丘バス停へと向うコースは余り使われていないコースと記されているように2人とすれ違っただけだった。前半部分では沢筋を何回か横切るが1300mを切り、県道まで1kmの道標からは緩やかな樹林帯になり程なく県道に出る。ここにも登山ポストが設置されていた。500m北上し出発点のえびの高原に戻る。バスまで2時間以上あったけど、うどんを食べて、エコミュージアムの展示を見て、コーヒーを飲んで、足湯に浸かっていたらバスの時間も近くなった。これで山三昧だった一週間も終わり、明日から社会復帰、正にリフレッシュできた休暇だった。
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