白山・地獄二丁目パウダー
- GPS
- --:--
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 2,350m
- 下り
- 2,335m
コースタイム
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 13:15
1.30 720m 変電所
2.30 830m 市ノ瀬
4.11 1240m 別当出合
5.38 1500m 中飯場
6.57 1970m 甚ノ助ヒュッテ
8.39 2300m 弥陀が原
10.00 2702m 白山山頂
10.25 2702m 白山山頂発
11.05 1970m 甚ノ助ヒュッテ
11.30 1500m 中飯場
12.07 1240m 別当出合
12.55 830m 市ノ瀬
13.55 510m 白峰ゲート
天候 | 晴れのちガス 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御前峰から市ノ瀬まで滑走 |
写真
感想
今日は荒れた天気になる事は予想されたが激パウを楽しめる可能性があるなら行くしか無かった.天気が悪ければ雪は死なない.深夜自宅を出て白峰へ向かう.大魔人、サブには深夜1時白峰ゲート発と伝えてある.深夜0時過ぎに着くと既に両人は到着していた.気合いが入っている.ゲート手前にはなにわナンバーの車が一台.先行者だ.この人も気合い入れまくりだ。
0.40 白峰ゲート出発、雪の路面をチャリで漕いで行く.星空も見えるじゃないですか.どこまでチャリが使えるか?林道は所々凍結しているので要注意.際どくスリップしながらも根性で漕いで行く.雪は徐々に増えていく.百万貫を過ぎ変電所でついにチャリは放棄した.ここからスキーで歩き出す.今日はパウを予想してノーマルからファットを飛び越してスーパーファットポン出来た.さすがになれない足にポンは重い。おまけに悪天候予想なので厳冬期フル装備である.
市ノ瀬で大休止、上部林道にライトが見えた.なにわの単独行だろう.今日の予報で単独でラッセルして白山を目指す様な人は自分が知る限り北陸にはいないがなにわにはいた.友達申請しようと思った.
気温は低いがたまに水で路面は濡れており大魔人はシールを濡らしてダンゴで苦労していた.市ノ瀬からの長い長い林道をポンで歩きようやく別当出合に着いた.なにわの単独行が休憩していた.この時期先行者に出会うのは25年の山スキー人生で初めてだ.聞くと厳冬期立山にも単独で挑戦しているらしい.あなたもしかしてなにわのパクですか?女の子とデートする暇があるならスクワットして筋繊維の一本でも太くした方が良いと言うパクの様な人ですか?
いやいや彼女もいるし女の子も好きなようだ.良かった絶滅危惧種じゃなくて.なにわ君は先にスタート、一本橋を板のまま通過していた.僕は先頭で進むがカチカチで今日も心臓に悪い.石畳はなにわ君はつぼでラッセルしていた.僕たちは板で登り切る.ガシガシ進み中飯場でなにわ君に追い付きここからラッセル交代である.おじさんはまだ打撲した胸が痛むのでのんびり行かせてもらう.
雪は増え甚ノ助でもう1mはあるだろう.甚ノ助で休憩しているとなにわ君も到着.この先厳しくなるが地獄ゴーグルありますかと聞くともちろんとHPの読者さんであった.南竜分岐で夜が明けて青空も出て来るじゃないですか.神は我らに有りですか?なにわ君はこの辺りからペースが落ち僕たち三人でガンガン先を急ぐ.激しい雲の流れ弥陀が原から先は地獄だろう.黒ボコで地獄ゴーグルを装着した.
弥陀が原に出ると予想通り強風、気温は氷点下15度、ただ地獄分類ではまだ二丁目だろう.室堂をパスして直に山頂を目指す.風は更に増し斜面も凍結してクトーを出した.山頂肩にくるとヤバイくらいの風となった.山頂ゴール!写真を撮り合ってすぐに奥社の裏に避難した.なにわ君は見えない.室堂で休憩しているのか?さあ山頂からポンが走る.視界は悪いが板を履けば恐いものは無い.パウを楽しんであっという間に弥陀が原、黒ボコまで来るともう安全圏だった.黒ボコ下もパウ、甚ノ助までパウの嵐だった.天気は悪く雪は生きていた.
甚ノ助から下もパウを楽しみながら中飯場へ、サブはかなり遅れている様で中飯場で待つ事にした。マジで登り返して見に行かなければと思った頃ようやくサブ到着.ここからも一本橋までパウを楽しんだ.帰りの一本橋はもう楽勝、別当出合で休憩した後市ノ瀬までスキーで飛ばす.変電所までスキーで歩きここでチャリにまたがる.
雪の道路を転けない様に慎重に飛ばして白峰ゲートへ、しめて13時間の完全燃焼でした.ポンは快適でしたが重かった.なにわ君無事帰宅していれば良いが。
先日はラッセルありがとうございました!
ヤマレコでは登録しているだけなので宜しければfacebookから友達申請させて下さい。勝手を言い申し訳ありません(>_<)駄文ではありますが記録も載せております。
他に先生への連絡先が分かりませんでした!
無事帰還良かったです.熱い若者大好きです.メルアドまた連絡します.単独メインと言う事ですが、厳冬期誰も入らない様な山に行く場合は仲間とビーコンで繋がっていれば安心感は全く違います.こちら方面に来る機会があれば是非ご一緒しましょう.北海道のパクもそうでしたが厳しい氷化斜面を滑るならはやはりテレよりアルペンへの転向が無難です.
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