記録ID: 1028199
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
神ノ川ヒュッテから蛭ヶ岳周回 アップダウン激しく大変でした
2016年12月18日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:12
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,106m
- 下り
- 2,110m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:12
距離 16.2km
登り 2,114m
下り 2,111m
15:40
ゴール地点
天候 | 檜洞丸まで曇り、その後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されている。軽アイゼン携行したが出番無し 風巻尾根の風巻の頭から下が、落ち葉と浮石が多く転倒注意 |
その他周辺情報 | 青根にいやしの湯 |
写真
おはようございます。本日はnozawakiraさん企画で、神ノ川ヒュッテ〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜袖平山を日帰りで周回するというM山行です。
果たして無事にここへ戻ってこれるんだろうか?(naotomo)
果たして無事にここへ戻ってこれるんだろうか?(naotomo)
あまりの寒さに、青ヶ岳山荘で少々休憩。山荘は石油ストーブありの快適空間ですっかり根が張ってしまった。
(今日はここでピストンでいいんじゃね・・)
それとなくお伺いをたてるも、お2人は最後まで行く!と固い意思。
(チェッ。。)
(naotomo)
(今日はここでピストンでいいんじゃね・・)
それとなくお伺いをたてるも、お2人は最後まで行く!と固い意思。
(チェッ。。)
(naotomo)
臼ヶ岳に到着。本当のピークは進行方向とは少し反対にある為、移動を提案するも、nozawakiraさんの一言によって却下される。
山行経験は私の方が多いが、社会経験では圧倒的に劣る。
丹沢の奥深い地にいながらにして、ここでも社会の縮図を見たような気がした。(naotomo)
山行経験は私の方が多いが、社会経験では圧倒的に劣る。
丹沢の奥深い地にいながらにして、ここでも社会の縮図を見たような気がした。(naotomo)
やりきれなくなった気持ちを紛らわすため、写真でも撮ろうと思った。
左側に伸びている尾根が丹沢主稜線。青ヶ岳山荘の小屋番さん曰く、丹沢で一番の難所と云われており、アップダウンが激しくみんな心を折られるとの事。
こんなメンタル状態で、登れるのだろうか。
(naotomo)
左側に伸びている尾根が丹沢主稜線。青ヶ岳山荘の小屋番さん曰く、丹沢で一番の難所と云われており、アップダウンが激しくみんな心を折られるとの事。
こんなメンタル状態で、登れるのだろうか。
(naotomo)
丹沢の雄大さに慰められ、気を取り直して出発。
と、ここでkurimemfさんが「道が無い!」と言い出した。
(あれ、もしかして迷った?こんな山深いところで道迷いしたらシャレにならんぞ。私は月曜日欠勤しても何の問題にもならないが、お2人がそんな事態になったら大問題だ。ヤバイよヤバイよ)
血眼になって登山道を探すと、目の前には、明瞭な踏み跡が蛭ヶ岳方面へ続いている。この道で間違い無さそうだ。
不思議に思いよくよく聞いてみると、自分が今いる場所と同じ標高で蛭ヶ岳まで続く一本道が何故ないのか?という事であった。
私はただただ黙っていた。
(naotomo)
と、ここでkurimemfさんが「道が無い!」と言い出した。
(あれ、もしかして迷った?こんな山深いところで道迷いしたらシャレにならんぞ。私は月曜日欠勤しても何の問題にもならないが、お2人がそんな事態になったら大問題だ。ヤバイよヤバイよ)
血眼になって登山道を探すと、目の前には、明瞭な踏み跡が蛭ヶ岳方面へ続いている。この道で間違い無さそうだ。
不思議に思いよくよく聞いてみると、自分が今いる場所と同じ標高で蛭ヶ岳まで続く一本道が何故ないのか?という事であった。
私はただただ黙っていた。
(naotomo)
鎖場にさしかかった。ここからが本日の核心部分。
kurimemfさんが唸り声を上げながら、登っている。kurimemfさんは登山の中で、登りは嫌い、下山は苦手という。
私は丹沢の中でも屈指の標高差があるコースへ連れてきてしまった自分を責めた。次はアップダウンのない平坦な山を探そうと心に誓った。
だが私が持っている本には載ってなさそうだ。(naotomo)
kurimemfさんが唸り声を上げながら、登っている。kurimemfさんは登山の中で、登りは嫌い、下山は苦手という。
私は丹沢の中でも屈指の標高差があるコースへ連れてきてしまった自分を責めた。次はアップダウンのない平坦な山を探そうと心に誓った。
だが私が持っている本には載ってなさそうだ。(naotomo)
歩いてきた登山道に眼を落とすと、私の足元より遥か下に、先程社会の厳しさを教えて頂いたnozawakiraさんが歩いている。
かなり辛そうに見える。心配だ。
ムフフ
(naotomo)
かなり辛そうに見える。心配だ。
ムフフ
(naotomo)
そうこうしている内に、山頂がすぐそこまで近づいてきた。3人の距離は直下の急登でかなり開いてしまい、この先1人で進むべきか、待つべきか葛藤が始まる。
(ここまで苦難の道を共にした、仲間だから共に山頂を踏むべきでは無いか・・、いやいやこの寒い吹きさらしの中、待たせることを2人は望んでいないはず・・)
(naotomo)
(ここまで苦難の道を共にした、仲間だから共に山頂を踏むべきでは無いか・・、いやいやこの寒い吹きさらしの中、待たせることを2人は望んでいないはず・・)
(naotomo)
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ネックウォーマー
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ツエルト
|
---|
感想
2度目の日帰り蛭ヶ岳。「やはり蛭ヶ岳は日帰りで行くところでは無い。」と前回の山行で懲りたずだったが、喉元過ぎれば熱さ忘れるで、あのキツさをまた味わいたくなってしまった。
檜洞丸までは急登もあるが、稜線に出たときに正面に初めて見える富士山が素晴らしかった。キツかった矢駄尾根を一気に好きになってしまった。
檜洞丸から先は、技術的に難しいところは無いが、このまま下山してしまいそうなくらいに高度を下げる。まさに自分との戦いだが、予想に反して蛭ヶ岳直下は階段がほとんど無かったので、姫次側から登ったときほど辛くは感じなかった。
ノーマークだった袖平山からの風巻尾根が一番キツかった。激下りに浮石と、縦走後のヒザへのダメージは計り知れなかった。ヒザ痛対策が急務だな。
檜洞丸で折れかけた心を奮い立たせて完登できたのは、ご一緒したお二人が最後まで諦めずにいてくれたからだと思う。
充実した時間をありがとうございました!
次はゆるくいきましょうね!
(前回も言ったような気がするけど^^;)
お疲れ様でした!
私は、最初の急登が一番辛かったですねえ。他の方のヤマレコ見ても、あまりその辛さが表現されていないので不思議です。もしかして、素人には無謀なコースだったのかな(笑)
あと、桧ボラ前後の尾根歩きはかなり寒くてびびりました。
私のペースが上がらず、終始二人を待たせてしまう山行になってしまいました。お付き合い下さいましてありがとうございました!おかげさまで、丹沢と道志を赤線で結ぶことが出来ました。
そうですね、今度は、軽めでいきましょう(笑)。
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naotomo-pさん, nozawakiraさん, kurimemfさん、はじめましてNobu00です。
蛭ヶ岳には、いろいろなコースで登ったことありますが、皆さんが歩いたルートはまだ未経験です。参考にさせていただき、来年チャレンジしたいと思います。貴重な情報ありがとうございます。(もう寒いので今年ではなく、来年にします)
それにしても、和気あいあいで、とても楽しそうですね。私もこの前3人で奥多摩の御岳山・大岳山に行きました。みんなで登るのも楽しくていいですね。
Nobu00さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
今回のコースは、桧ボラに登りたいけどピストンは避けたい、でも登山口には車で行きたい、と考えながらヤマレコの他の方の記録を拝見させていただいて見つけたコースです(笑)。同じことをnaotomo-pさんも考えていたようで、即決でした。
登りが苦手な私としては最初の急登が一番辛かったです。グループで登ると、ソロとは違う面白さがありますよね。話しながら歩くと疲れも紛れますし、辛いときに引っ張ってくれる人がいるとはげみになります。
丹沢は奥が深そうなので、Nobu00さんの豊富な記録を参考にさせていただきながら、楽しみたいと思います。
Nobu00さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
登山口まで車で行く事が多いので、なるべく周回コースを選択しています。
車の回収はいつも悩みどころです。
次はもう少しアップダウンが少なく、電車で行けて反省会も出来るところを探しています(笑)
大岳山も良さそうですね♪
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