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Yamareco

記録ID: 1029408
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ハイキング
房総・三浦

師走の房総最深部をゆく 三石山〜元清澄山〜鴨川富士

2016年12月28日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.5km
登り
938m
下り
1,020m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
1:46
合計
9:21
8:34
8
上総亀山駅
8:42
8:43
9
藤林大橋
8:52
8:53
42
亀山大橋手前のT字路
9:35
9:41
9
三石山展望台 (294m峰)
9:50
10:08
3
10:11
10:16
26
三石山東の分岐 (登山道入口)
10:42
10:48
12
造成地の上の展望点 (その1)
11:00
11:03
12
造成地の上の展望点 (その2)
11:15
11:18
62
12:20
12:21
14
関東ふれあいの道との合流点
12:35
12:48
22
13:10
13:15
5
最後の黄葉が美しい木
13:20
5
「大周回コース」との分岐
13:25
13:28
3
超激斜面クサリ場の小ピーク
13:31
13:33
78
超激斜面クサリ場の下
14:51
14:53
8
金山湖の最初の橋
15:01
15:03
7
金山湖の吊り橋
15:10
15:11
37
15:48
16:00
25
打墨集落 (登山口を探して右往左往)
16:25
16:40
8
16:48
16:51
22
鴨川富士東峰 (花房浅間)
17:13
17:17
38
花房登山口
標高グラフと比べて、実際にははるかに細かいアップダウンがあり、しかもヤセ尾根と激狭トラバース・鋭い岩峰の登高もあり、想像以上に気力と体力を消耗します。余裕のあるプランニングを!
天候 快晴。但し北風が猛烈で、下手をすると転倒しそうな烈しさ。
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
START……JR久留里線・上総亀山駅から。
GORL……JR外房線・安房鴨川駅まで。

 久留里線の上総亀山行きは、木更津724発を逃すと午後までない超閑散ダイヤですので、東京駅朝6時の千葉行き快速を利用出来ない方は、上総亀山まで千葉及び浜松町からの安房鴨川行きアクアラインバスを利用するのが賢明かも知れません。また横浜方面からの場合、最近開業した木更津金田バスターミナルで安房鴨川行きに乗り換えることが出来ます。

 この安房鴨川発着のバスは使い勝手が良く、帰りも上記の方法が使えます。こちらの方が便利なため、JR外房線の特急は減便・減車を強いられているほどです。

 金山ダムに下山した場合、鴨川市コミュニティバスの安房鴨川駅行きが平日1525、土休日1625に発車しますが、事前に鴨川市HPまたは鴨川日東バスHPで確認することをお勧めします。
コース状況/
危険箇所等
●上総亀山駅〜三石観音寺
 普通の舗装路で、危険なところはありません。車にご注意下さい。
 三石山の手前には道沿いにそれなりのキャパシティの駐車場とトイレがあります。このため、三石山に車を止めて元清澄山までピストンすることも可能。正月や縁日は混み合う可能性がありますので注意。
 なお、三石観音寺は境内での犬連れを禁止しています。

●三石観音寺・奥の院への岩場の道
 過去のレコを拝見しますと、一時期崩落か何かのため通行出来なかったようですが、現在は普通に通行出来ます。身体を器用によじらせれば、大柄な方でも歩けるでしょう。多分……。

●三石観音寺〜金山湖の最初の橋
 標高300m前後の低山と侮るなかれ! 山はどこまでも深く、巨木の原生林が果てしなく広がっており、圧倒的な大自然感です。このため登山道も、痩せ尾根・激狭トラバース・超急登や超急降下・ロープ場に鎖場・階段地獄など何でもあります。低山という甘い見通しで入り込むと、余りにもハードコアな道の連続に打ちのめされます (私もですが……滝汗)。ヤマケイの分県登山ガイドで「危険度1」とされているのは明らかにミスリードでは? 例えば相州アルプス・沼津アルプス・三浦アルプスを無難にこなせる方であれば、このコースの様々な場面で的確に行動出来る……というレベルだと思います。関ふれに指定されている区間では、崖の脇に柵があるなど安心感もありますが、最も激ヤバな鎖場があるのも関ふれ区間だったりします。関ふれだからラク、と思わないのが大切です。
 なお、この一帯は春から秋にかけて高温多湿で、しかも鹿多数ということで、ヤマビル地獄になるようです。

●金山ダム周辺から安房鴨川駅まで。
 普通の舗装路ですので危険なところはありません。車にご注意!
 湖からバス停に向かう途中にある旧道金山トンネルは、そこそこ長いものの全く照明がありません。先は見えますのでヘッデン不要ですが、心細い方は点灯させると良いでしょう。

●鴨川富士
 一応、西と南東の両方から登山道がありますが、南東側の花房登山口は明瞭で、ところどころ急登や痩せ尾根・ロープ場がありつつも、昼間なら無難に通れるはずです。一方の西側からの打墨登山道は……「ここら辺に登山口があるはず」と目星をつけて探しまくったものの見つからず……。というわけで、取り付きやすそうな場所から入山し、地形図と斜面の様相を眺めながら、登りやすいところを見つけつつ四苦八苦していると、やがて正規の登山道と合流しました。登山口が見つからないのって一体何だったのか……。今回は冬の夕暮れ時も夕暮れ時だけに、良い子は真似してはいけません! 
 なお、GPS持参ではなく、鴨川富士の赤線は地形図を見ながら「概ねこんなところを歩いた」ルートを手書きしておりますので、アテにされませんよう。
 【後日注】北西側の打墨神社に登山口があるようです。
その他周辺情報 ●安房鴨川駅から僅かに海に向かって歩いたところにある「磯料理・長久」。
 事前に食べログあたりで調べて訪れたところ、確かに美味い!!
 充実した山行のシメに相応しく、なめろう付き刺身定食 (2000円) を食べたのですが、実に新鮮プリプリで美味かったです♪ とても親切な老夫婦の経営です。
01. 横浜から朝イチのアクアラインバスで木更津駅に着きました。
2016年12月28日 06:54撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
12/28 6:54
01. 横浜から朝イチのアクアラインバスで木更津駅に着きました。
02. 駅階段下の「木更津そば」にて、冬野菜天ぷらそばをすする。ありがちな駅そばですが、紅生姜入りでパンチが効いていたのはグッド。
2016年12月28日 07:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
13
12/28 7:05
02. 駅階段下の「木更津そば」にて、冬野菜天ぷらそばをすする。ありがちな駅そばですが、紅生姜入りでパンチが効いていたのはグッド。
03. 木更津724発の上総亀山行きは3両編成。高校が冬休みシーズンで、ただでさえ空いていただけでなく、久留里を過ぎると2両目は貸切状態に♪
2016年12月28日 08:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
12/28 8:20
03. 木更津724発の上総亀山行きは3両編成。高校が冬休みシーズンで、ただでさえ空いていただけでなく、久留里を過ぎると2両目は貸切状態に♪
04. 上総亀山駅をいざ出発。線路終端部の公道からキハE130をパチリ。
2016年12月28日 08:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
7
12/28 8:37
04. 上総亀山駅をいざ出発。線路終端部の公道からキハE130をパチリ。
05. 朝の亀山湖。
2016年12月28日 08:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
7
12/28 8:48
05. 朝の亀山湖。
06. 冬枯れの木立。
2016年12月28日 08:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
12/28 8:52
06. 冬枯れの木立。
07. 亀山大橋手前のT字路から、三石山へ向かう緩い登りの舗装路をひたすら進みます。最初のうちは山村風景。
2016年12月28日 08:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
12/28 8:59
07. 亀山大橋手前のT字路から、三石山へ向かう緩い登りの舗装路をひたすら進みます。最初のうちは山村風景。
08. 森の中を進む途中、まさか年末に紅く染まったモミジを見かけるとは思いませんでした。
2016年12月28日 09:07撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
10
12/28 9:07
08. 森の中を進む途中、まさか年末に紅く染まったモミジを見かけるとは思いませんでした。
09. 強風で落下したばかりの (?) 蜂の巣。蜂は飛んでいませんでしたが、コワイので遠巻きに望遠で撮影。
2016年12月28日 09:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
1
12/28 9:21
09. 強風で落下したばかりの (?) 蜂の巣。蜂は飛んでいませんでしたが、コワイので遠巻きに望遠で撮影。
10. 三石山展望台 (294m峰?) に登ると、針葉樹越しに新雪の富士山が良く見えました。
2016年12月28日 09:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
13
12/28 9:36
10. 三石山展望台 (294m峰?) に登ると、針葉樹越しに新雪の富士山が良く見えました。
11. 横浜〜鶴見あたりの湾岸の奥に雲取山 (中央奥)。その手前にはうっすらと、御前山 (中央) や大岳山 (右) が見えます。
2016年12月28日 09:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 9:39
11. 横浜〜鶴見あたりの湾岸の奥に雲取山 (中央奥)。その手前にはうっすらと、御前山 (中央) や大岳山 (右) が見えます。
12. それにしても冷たい北風が凄まじい……。房総の山座同定も、複雑な地形すぎてさっぱり分かりません (^^;)。
2016年12月28日 09:41撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
12/28 9:41
12. それにしても冷たい北風が凄まじい……。房総の山座同定も、複雑な地形すぎてさっぱり分かりません (^^;)。
13. 展望台から再び道路に下り、ちょこっと歩いて三石観音寺に到着〜。簡単に参拝したのち奥の院へ向かいます。
2016年12月28日 10:07撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
2
12/28 10:07
13. 展望台から再び道路に下り、ちょこっと歩いて三石観音寺に到着〜。簡単に参拝したのち奥の院へ向かいます。
14. 三石山の由来になった岩峰。この隙間にある激狭な道の先に奥の院があります。
2016年12月28日 09:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
8
12/28 9:52
14. 三石山の由来になった岩峰。この隙間にある激狭な道の先に奥の院があります。
15. 思わず笑ってしまうほどの狭さ (^^;)。まぁ、身長180cmでザックをかついだ私でも、辛うじて通れました。
2016年12月28日 10:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
12/28 10:05
15. 思わず笑ってしまうほどの狭さ (^^;)。まぁ、身長180cmでザックをかついだ私でも、辛うじて通れました。
16. 富士を望む超眺望絶佳の奥の院!
2016年12月28日 09:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
12/28 9:55
16. 富士を望む超眺望絶佳の奥の院!
17. 房総の山並みと富士。一番左のピークが高宕山でしょうか?
2016年12月28日 09:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 9:57
17. 房総の山並みと富士。一番左のピークが高宕山でしょうか?
18. それにしても素晴らしい眺めです☆
2016年12月28日 09:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
16
12/28 9:59
18. それにしても素晴らしい眺めです☆
19. 塔ノ岳から蛭ヶ岳にかけての稜線。丹沢だけ雪化粧しているのがビックリ。神奈川県の平地で前日夜遅くに降った短時間の強い雨は、丹沢では乾いた雪となったようで……(あっちに行けば良かったかも、と少々後悔?! ^^;)。
2016年12月28日 10:00撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
10
12/28 10:00
19. 塔ノ岳から蛭ヶ岳にかけての稜線。丹沢だけ雪化粧しているのがビックリ。神奈川県の平地で前日夜遅くに降った短時間の強い雨は、丹沢では乾いた雪となったようで……(あっちに行けば良かったかも、と少々後悔?! ^^;)。
20. 再び恐ろしく狭い道を通って本堂に戻り、いよいよ元清澄山へ向かいます。
2016年12月28日 10:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
2
12/28 10:04
20. 再び恐ろしく狭い道を通って本堂に戻り、いよいよ元清澄山へ向かいます。
21. 門前の舗装路から登山道に入るにあたり、イキナリの激階段。この後のかなりハードな道も含め、昔の参拝者の信仰心がつくった道ということで、思わず脱帽です。
2016年12月28日 10:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 10:13
21. 門前の舗装路から登山道に入るにあたり、イキナリの激階段。この後のかなりハードな道も含め、昔の参拝者の信仰心がつくった道ということで、思わず脱帽です。
22. 激階段の洗礼を受けて少々歩くと、いよいよ限りなく深き原生林の旅が始まります♪
2016年12月28日 10:19撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 10:19
22. 激階段の洗礼を受けて少々歩くと、いよいよ限りなく深き原生林の旅が始まります♪
23. ゴルフ場にするのか産廃処分場にするのか良く分からない造成地を見下ろす高台から、再び富士山ドーン!
2016年12月28日 10:45撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 10:45
23. ゴルフ場にするのか産廃処分場にするのか良く分からない造成地を見下ろす高台から、再び富士山ドーン!
24. さらに素晴らしき森を進みます。
2016年12月28日 10:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 10:48
24. さらに素晴らしき森を進みます。
25. この岩場の激狭トラバースはヤバかった……(片足の幅しかないです。滝汗)。
2016年12月28日 10:54撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 10:54
25. この岩場の激狭トラバースはヤバかった……(片足の幅しかないです。滝汗)。
26. これぞ房総最深部の森! とにかく、房総ってこんなところだったのか……と圧倒されながら進みます (来し方を振り返る)。
2016年12月28日 10:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 10:57
26. これぞ房総最深部の森! とにかく、房総ってこんなところだったのか……と圧倒されながら進みます (来し方を振り返る)。
27. 東大演習林方面への道との分岐。立ち入り可能シーズンを除く通常は柵が設けられています。
2016年12月28日 11:17撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:17
27. 東大演習林方面への道との分岐。立ち入り可能シーズンを除く通常は柵が設けられています。
28. 分岐付近の光景。どこまでも深い原始の森です。
2016年12月28日 11:17撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:17
28. 分岐付近の光景。どこまでも深い原始の森です。
29. 直径2m近くありそうなモミの巨木が林立! (このド迫力を画面だけではお伝えできないのが残念……)
2016年12月28日 11:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:36
29. 直径2m近くありそうなモミの巨木が林立! (このド迫力を画面だけではお伝えできないのが残念……)
30. 上を見上げてもてっぺんが見えないほど巨大……。
2016年12月28日 11:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:37
30. 上を見上げてもてっぺんが見えないほど巨大……。
31. 道を塞ぐ巨大な倒木 (ここは迂回路あり。来し方を振り返る)。
2016年12月28日 11:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:43
31. 道を塞ぐ巨大な倒木 (ここは迂回路あり。来し方を振り返る)。
32. 苔むしたヤセ尾根の道 (ちょっとヒヤッとしますが、激狭トラバースよりはマシです。来し方を振り返る)。
2016年12月28日 11:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:48
32. 苔むしたヤセ尾根の道 (ちょっとヒヤッとしますが、激狭トラバースよりはマシです。来し方を振り返る)。
33. このトラバースもかなりヒヤヒヤ (来し方を振り返る)。
2016年12月28日 11:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 11:56
33. このトラバースもかなりヒヤヒヤ (来し方を振り返る)。
34. 関ふれ合流点。右の急傾斜を下り、ここでグイッと方向を変えて左に入ります。ここまで漫然と巻き道主体の道を進んでいたところ、いつの間にか相当ヤバ目なヤセ気味岩峰の稜線歩きとなり、「しまった、巻き道を見落としていたか」と思いつつ、ヒーヒー言いながら激登り・激下りをしたのですが、ここに着いてはじめて巻き道は通行止めであることを知ったのでした (いつの間にか稜線の道へ誘導されていたことになります)。
2016年12月28日 12:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 12:12
34. 関ふれ合流点。右の急傾斜を下り、ここでグイッと方向を変えて左に入ります。ここまで漫然と巻き道主体の道を進んでいたところ、いつの間にか相当ヤバ目なヤセ気味岩峰の稜線歩きとなり、「しまった、巻き道を見落としていたか」と思いつつ、ヒーヒー言いながら激登り・激下りをしたのですが、ここに着いてはじめて巻き道は通行止めであることを知ったのでした (いつの間にか稜線の道へ誘導されていたことになります)。
35. 関ふれに入ると、階段や危険箇所の柵などが整備され、俄然安心感が (^^;)。とはいっても、依然として険しいアップダウンが続きます。
2016年12月28日 12:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 12:20
35. 関ふれに入ると、階段や危険箇所の柵などが整備され、俄然安心感が (^^;)。とはいっても、依然として険しいアップダウンが続きます。
36. 樹間から見えるピーク。これが元清澄山か?!と思ったのですが、手前の偽ピークのようでした……(汗)。
2016年12月28日 12:23撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 12:23
36. 樹間から見えるピーク。これが元清澄山か?!と思ったのですが、手前の偽ピークのようでした……(汗)。
37. ひとしきりアップダウンを繰り返した後、最後にエイヤッと登って元清澄山到着! しかし……樹間に富士山が見えるのみで、全然展望なし……。、
2016年12月28日 12:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
9
12/28 12:46
37. ひとしきりアップダウンを繰り返した後、最後にエイヤッと登って元清澄山到着! しかし……樹間に富士山が見えるのみで、全然展望なし……。、
38. とはいえ、山頂付近の深い森は見事。ここはとにかく、房総で最もディープな森にどっぷり浸るための場所なのかも知れません。
2016年12月28日 12:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
6
12/28 12:48
38. とはいえ、山頂付近の深い森は見事。ここはとにかく、房総で最もディープな森にどっぷり浸るための場所なのかも知れません。
39. 見上げれば常緑樹の濃密な競演!
2016年12月28日 12:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 12:50
39. 見上げれば常緑樹の濃密な競演!
40. あちこちで歩みを止めて見上げてしまいます。
2016年12月28日 12:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 12:55
40. あちこちで歩みを止めて見上げてしまいます。
41. そして一カ所だけ、見事に黄葉しているカエデがあり、思わずザックを下ろして激写開始!
2016年12月28日 13:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
9
12/28 13:11
41. そして一カ所だけ、見事に黄葉しているカエデがあり、思わずザックを下ろして激写開始!
42. ほとんど誰にも見られず、一年の終わりに美しく染まる……。
2016年12月28日 13:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 13:12
42. ほとんど誰にも見られず、一年の終わりに美しく染まる……。
43. 巨大なモミの木との組み合わせも趣深いものがあります♪
2016年12月28日 13:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 13:13
43. 巨大なモミの木との組み合わせも趣深いものがあります♪
44. 小岩峰の上に立つと、下界には太平洋! そして目の前には衝撃のクサリ場……(丹沢表尾根の方が全然緩やか)。この眺めでしばし、動転する気分を落ち着かせ、覚悟を決めてゆっくりと降下しました。
2016年12月28日 13:27撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
12/28 13:27
44. 小岩峰の上に立つと、下界には太平洋! そして目の前には衝撃のクサリ場……(丹沢表尾根の方が全然緩やか)。この眺めでしばし、動転する気分を落ち着かせ、覚悟を決めてゆっくりと降下しました。
45. ヒィ〜〜やっと下りました (←ヘタレ)。心臓バクバクなまま、壁のようなクサリ場を撮影。
2016年12月28日 13:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
12/28 13:31
45. ヒィ〜〜やっと下りました (←ヘタレ)。心臓バクバクなまま、壁のようなクサリ場を撮影。
46. 少々下ってくると関ふれの警告看板 (来し方を振り返る)。ここからしばらくの間、最高に歩きやすく美しい森が続きます☆
2016年12月28日 13:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
12/28 13:34
46. 少々下ってくると関ふれの警告看板 (来し方を振り返る)。ここからしばらくの間、最高に歩きやすく美しい森が続きます☆
47. どっしり巨木♪
2016年12月28日 13:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
12/28 13:44
47. どっしり巨木♪
48. 悠久の森……!
2016年12月28日 13:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 13:46
48. 悠久の森……!
49. 新しい命も芽生える林床。
2016年12月28日 13:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 13:48
49. 新しい命も芽生える林床。
50. ルンルン気分で♪
2016年12月28日 13:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 13:49
50. ルンルン気分で♪
51. この紅葉を眺めたのを最後に、しばらくゴルフ場の脇の暗い森〜稜線の激しいアップダウン階段地獄が続き、忍の一字で進みました。
2016年12月28日 14:14撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
12/28 14:14
51. この紅葉を眺めたのを最後に、しばらくゴルフ場の脇の暗い森〜稜線の激しいアップダウン階段地獄が続き、忍の一字で進みました。
52. やっとのことで金山湖の最初の橋に下山。想像以上にハードな道程でしたので、「生きて帰って来た感」がこみ上げて来ました (大袈裟な……^^;)。
2016年12月28日 14:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
12/28 14:52
52. やっとのことで金山湖の最初の橋に下山。想像以上にハードな道程でしたので、「生きて帰って来た感」がこみ上げて来ました (大袈裟な……^^;)。
53. 冬枯れた湖畔の作業道を、解放感で快調に進みます。
2016年12月28日 14:56撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 14:56
53. 冬枯れた湖畔の作業道を、解放感で快調に進みます。
54. 金山湖の吊り橋。作業用車も通るため頑丈です。
2016年12月28日 15:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 15:02
54. 金山湖の吊り橋。作業用車も通るため頑丈です。
55. 金山ダムバス停。少々待てばコミュニティバスに乗れるのですが、あくまで鴨川駅までの赤線延ばしに徹するべく引き続き前進!
2016年12月28日 15:10撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 15:10
55. 金山ダムバス停。少々待てばコミュニティバスに乗れるのですが、あくまで鴨川駅までの赤線延ばしに徹するべく引き続き前進!
56. 何故か道路脇で山羊が草を食べていました。
2016年12月28日 15:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 15:13
56. 何故か道路脇で山羊が草を食べていました。
57. 本日最後のターゲット・鴨川富士が近づいて来ました (中央のピークが眺望絶佳☆)。この時点では風貌からして、「大磯の高麗山〜湘南平みたいなものか」ということで楽勝気分だったのですが……。
2016年12月28日 15:36撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 15:36
57. 本日最後のターゲット・鴨川富士が近づいて来ました (中央のピークが眺望絶佳☆)。この時点では風貌からして、「大磯の高麗山〜湘南平みたいなものか」ということで楽勝気分だったのですが……。
58. 夕暮れ近づく美田。あ〜出来れば、既に鴨川富士のピークに達していて、暮れてゆくドラマをじっくり上から眺めたかったのですが。
2016年12月28日 15:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 15:44
58. 夕暮れ近づく美田。あ〜出来れば、既に鴨川富士のピークに達していて、暮れてゆくドラマをじっくり上から眺めたかったのですが。
59. 鴨川富士の斜面。三浦半島や伊豆半島の低い山とそっくりの雰囲気で親近感が湧きます。
2016年12月28日 15:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 15:46
59. 鴨川富士の斜面。三浦半島や伊豆半島の低い山とそっくりの雰囲気で親近感が湧きます。
60. しかし大問題発生……なかなか登山口が見つからない……。ひとしきり右往左往した挙げ句、結局山体の南西端、県道の擁壁の南から東に入る細い道を僅かに入ったところにあるこの階段 (墓地に向かう。地図に示しました) から斜面にムリヤリ取り付きました。そして、うっすらと踏み跡っぽいところを選んで斜面を登り (下草が鬱陶しくなく登りやすい斜面で良かった!!)、やがて登山道に合流しました。完全にバリエーションルートの世界です……(-_-;)。
【後日ネット調べ】鴨川富士の北西側・打墨神社に登山口があるようです。
2016年12月28日 16:00撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:00
60. しかし大問題発生……なかなか登山口が見つからない……。ひとしきり右往左往した挙げ句、結局山体の南西端、県道の擁壁の南から東に入る細い道を僅かに入ったところにあるこの階段 (墓地に向かう。地図に示しました) から斜面にムリヤリ取り付きました。そして、うっすらと踏み跡っぽいところを選んで斜面を登り (下草が鬱陶しくなく登りやすい斜面で良かった!!)、やがて登山道に合流しました。完全にバリエーションルートの世界です……(-_-;)。
【後日ネット調べ】鴨川富士の北西側・打墨神社に登山口があるようです。
61. 西峰 (打墨浅間) の頂上に達すると、目の前に鴨川の街と太平洋!! 思わず万歳三唱の大絶叫!!
2016年12月28日 16:32撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:32
61. 西峰 (打墨浅間) の頂上に達すると、目の前に鴨川の街と太平洋!! 思わず万歳三唱の大絶叫!!
62. 清澄山 (?) がアーベントロートに染まっていました。
2016年12月28日 16:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:28
62. 清澄山 (?) がアーベントロートに染まっていました。
63. そして西を望めば、左に千葉県最高峰の愛宕山、右に富士山、手前には美しい田園風景!! これが南房総という世界か……!! 三浦半島から東京湾を隔ててこんなのどかな光景が広がっていたとは……。初めて見る風景に興奮が止まりません。
2016年12月28日 16:30撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:30
63. そして西を望めば、左に千葉県最高峰の愛宕山、右に富士山、手前には美しい田園風景!! これが南房総という世界か……!! 三浦半島から東京湾を隔ててこんなのどかな光景が広がっていたとは……。初めて見る風景に興奮が止まりません。
64. 鋭く尖ったピーク (名前知らず……嶺岡浅間?) の奥に、今日の太陽が沈んでゆく……。
2016年12月28日 16:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:29
64. 鋭く尖ったピーク (名前知らず……嶺岡浅間?) の奥に、今日の太陽が沈んでゆく……。
65. 鴨川富士から本家富士を超望遠撮影 (さらにトリミング)。今年の山納めにふさわしい光景です……。
2016年12月28日 16:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:31
65. 鴨川富士から本家富士を超望遠撮影 (さらにトリミング)。今年の山納めにふさわしい光景です……。
66. 暗くなりゆくのに追われるように道を急ぎ、東峰 (花房浅間) に至ると、鴨川の街が灯り始めました。
2016年12月28日 16:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 16:51
66. 暗くなりゆくのに追われるように道を急ぎ、東峰 (花房浅間) に至ると、鴨川の街が灯り始めました。
67. ヤセ尾根やロープ場が連続するヤバ目な尾根が真っ暗になってしまいまして、「コワいよぉ〜」と思いつつヘッデンを頼りに何とか下り、花房登山口に到着。生きて帰って来ました……。(この登山口は極めて明瞭ですので、鴨川富士に初めて登るのであればこちらを選ぶべきでしょう ^^;)。
2016年12月28日 17:16撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 17:16
67. ヤセ尾根やロープ場が連続するヤバ目な尾根が真っ暗になってしまいまして、「コワいよぉ〜」と思いつつヘッデンを頼りに何とか下り、花房登山口に到着。生きて帰って来ました……。(この登山口は極めて明瞭ですので、鴨川富士に初めて登るのであればこちらを選ぶべきでしょう ^^;)。
68. すっかり暗くなった道路を淡々と歩いて、安房鴨川駅にゴール!! 関東最南端の野島崎を目指す房総赤線延ばし旅、次は海岸とお花畑を歩く楽勝プランで千倉まで歩くつもりです♪ 出来れば千倉泊で野島崎まで達したいのですが……。
2016年12月28日 17:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 17:55
68. すっかり暗くなった道路を淡々と歩いて、安房鴨川駅にゴール!! 関東最南端の野島崎を目指す房総赤線延ばし旅、次は海岸とお花畑を歩く楽勝プランで千倉まで歩くつもりです♪ 出来れば千倉泊で野島崎まで達したいのですが……。
69. 折角房総の山を縦断して鴨川に至ったからには、美味い肴を食べたいと思い、ネットで下調べした駅すぐそばの「磯料理長久」へ。しかし場所柄、アヤシイ風体の単独行登山客は滅多にいないようで、「なめろう付き刺身定食 (2,000円)」とビールを頼んだところ、「2,000円しますけど良いのですか?」と言われてしまいました (爆)。もっとも、三石山・元清澄山をずっと歩いて来た登山客だと説明したら、アヤシイ客扱いは終わり、とても親切にして頂きました (^o^)。
2016年12月28日 19:22撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 19:22
69. 折角房総の山を縦断して鴨川に至ったからには、美味い肴を食べたいと思い、ネットで下調べした駅すぐそばの「磯料理長久」へ。しかし場所柄、アヤシイ風体の単独行登山客は滅多にいないようで、「なめろう付き刺身定食 (2,000円)」とビールを頼んだところ、「2,000円しますけど良いのですか?」と言われてしまいました (爆)。もっとも、三石山・元清澄山をずっと歩いて来た登山客だと説明したら、アヤシイ客扱いは終わり、とても親切にして頂きました (^o^)。
70. 超プリップリの刺身となめろう、超激ウマっ!! また、味噌汁に入っていた白子もマジウマっ!! さらに地酒も頼んで超まったりモードに……(^^;)。昼は超満員ながらも夜は客が少ないようで、ヒマになった大将の昔話をいろいろ伺っていると、もう客は来ないと思ったのでしょうか、余ったなめろうをドカッと更にサービスして下さいました☆ 帰りには電車の中で食べる用の蜜柑も頂き、生まれて初めて訪れた安房鴨川の印象は嬉しいものとなりました。
2016年12月28日 18:09撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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12/28 18:09
70. 超プリップリの刺身となめろう、超激ウマっ!! また、味噌汁に入っていた白子もマジウマっ!! さらに地酒も頼んで超まったりモードに……(^^;)。昼は超満員ながらも夜は客が少ないようで、ヒマになった大将の昔話をいろいろ伺っていると、もう客は来ないと思ったのでしょうか、余ったなめろうをドカッと更にサービスして下さいました☆ 帰りには電車の中で食べる用の蜜柑も頂き、生まれて初めて訪れた安房鴨川の印象は嬉しいものとなりました。
71. 京浜東北線から弾き出されて千葉ローカルの主になった209系に乗って帰ります (バスの方が速いですが、18きっぷ消費のため)。上総一ノ宮から快速に乗り換えて横浜へ。
2016年12月28日 19:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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71. 京浜東北線から弾き出されて千葉ローカルの主になった209系に乗って帰ります (バスの方が速いですが、18きっぷ消費のため)。上総一ノ宮から快速に乗り換えて横浜へ。
72. 26年間使ったこのザックを、年末を以てリタイヤさせることにしました。長年どうもお世話になりました……ということで、最後の山行終了記念のスナップ。
2016年12月28日 20:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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72. 26年間使ったこのザックを、年末を以てリタイヤさせることにしました。長年どうもお世話になりました……ということで、最後の山行終了記念のスナップ。
撮影機器:

感想

 個人的にハマっているヤマレコ赤線延ばし旅の一企画として、東京から房総半島を縦断して関東最南端の野島崎に到達しようと思いまして、昨年11月の上旬に北千住から柴又帝釈天を経て市川駅に至ったのですが、以来1年少々かけて、JR久留里線の終点である上総亀山駅に到達しました。それは同時に、神奈川県民にとっては余り良く分からない千葉県、とりわけ三浦半島の目の前に見える房総半島の何たるかを、徒歩感覚で身を以て理解する旅でした。どこまでも波のように見える房総の山並み……ロクに山座同定できない!! (苦笑)

 しかし、なかなか地形をつかみきれずに訳が分からない状況でありながらも、とにかく赤線は相当延びてきましたので、いよいよ房総の中でも最も山深いといわれる元清澄山に挑み、太平洋に面した全く新しく明るい世界=南房総への第一歩を記すことにしました。そこで問題になるのは、歩く季節を何時にするかですが、新緑から秋にかけての高温多湿な時期、元清澄山を取り巻く縦走路はヒル地獄となることからパス……。いっぽう、1月中旬から2月頃になりますと、針葉樹が花粉をたっぷりと枝先に抱え始め、まさに目の毒……(-_-;)。というわけで、この山越えを実行する季節は、紅葉を迎える11月下旬から年始頃しかないと睨みました。(そして、それに合わせて上総亀山まで赤線延ばしを進めて来たのでした)

 そして年末、冬型の天気で快晴という予報と、PM2.5がほとんど無いという予報、そして休みが重なったことから、いざ温めていた計画を実行に! 風の通り道では強烈な北風におののきながらも、富士山もくっきりと望む冬晴れ、そして真冬でも豊かな緑をたたえた原始の森を存分に楽しむことが出来ました。
 
 しかしマイッタのは、想像以上に手強い道が続いたこと。ヤマレコで事前に学習させて頂いたところでは、ヤセ尾根があるらしい……ということが分かっておりましたが、いやはや、ヤセ尾根が頻繁に現れるのみならず、様々なヤバ目登山道の要素が次から次へと現れ、事前の見込みよりも相当時間がかかってしまうのではないかと焦りました。また、鴨川富士では西側からの正式な登山道が見つからず、何とか斜面に取り付いたあとも必死のルートファインディングで四苦八苦……(@_@)。初訪問の単独行者が一日で歩ききるには些かハードな選択だったのかも知れないと反省……。

 それでも、何だかんだで経験値が上がったためか、無事 (そして時間的にも当初予想よりも少々の遅れ程度で) 歩ききることが出来、ハンパない充実感です。そして、最後に達した鴨川富士の大展望!! 左に太平洋、中に千葉県最高峰の峯岡愛宕山、右に富士を望み、ここまで赤線延ばしを続けて来て本当に良かった……!!と思ったのでした。さてこの先、お楽しみの南房総海岸歩きは何時実行しようか……。来る1月は仕事がタイトなのがトホホですので、2月上旬あたりか?

 以上、ご覧頂き誠にありがとうございました。良い新年をお迎え下さい。m(_ _)m

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コメント

来年もよろしくお願いします!!
bobandou さん  おはようございます!! ^^)v
房総を越えて太平洋に到達しましたね・・おめでとうございます!!
確かに千葉は馴染みがなくて鋸山がいいとこでしたもんね。レコのおかげで房総の深くて長くてキツさがハンパないゾってつくづく思ったりしました。 
改めてbobandouさんの全ルート地図を見させてもらいましたが軽井沢に続く線と那須への線が気持いいですね。さて来年は赤線がどんなふうに延びるのか?! 当方も楽しみになってきました。
来年もよろしくお願いします。
                .
2016/12/30 9:56
>TODAYさま
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
房総の山並み縦断完歩のお祝い、誠に嬉しく存じます〜

正確には、太平洋の目の前の安房鴨川駅でおしまいでしたので、海水に手を浸すのは次回となりますが、そういえば駅から海岸まで大した距離はありませんので、海まで歩いておけば良かったと思いました (^^;)。ただ今回は、既に真っ暗になり寒く、腹も減りましたので、駅へのラストスパートの時点では海のことなどすっかり忘れ、ただ暖房の効いた料理屋に入って で乾杯することばかり考えておりました (笑)。

それにしても神奈川県や東京西部・埼玉あたりに住んでいますと、成田空港の余りの遠さにウンザリするように、千葉県は遥か彼方の (?!) 土地に思えます (日本は実は広い……? )。とりわけ房総半島は、首都高湾岸線沿いや三浦半島から眺めますと、漠然と山が連なってるのみで捉えどころがなく、東京湾アクアラインの完成で近くなったとは言っても、どうしても「彼岸」という印象が否めないところでした。しかしヤマレコ赤線延ばし旅にハマってしまった以上、これまでの人生でナゾだったところにも積極的に突っ込んで行こうと思いまして、房総縦断の区切り打ち旅を続けてきたところ、進むにつれて

*ますます深い山並みが複雑な波濤のように広がっている
*ますます山座同定が難しく、晴れていなければ方向感覚が狂う
*いっぽう里山情緒はますます素晴らしい
*それだけに、鴨川富士に登った瞬間の展望の開け方は最高!!

……ということが分かりました。房総のレコはヤマレコ全体でも決して多いとは言えない中、千葉駅前からずっと歩いて来た道程をご覧頂くことで、こんな状況をご理解頂けたかと存じます〜。
 とにかく、房総ドシロウトがガイドなしで最深部をめぐる場合、たとえ関ふれなどの道標が充実したコースでも、地図読みのスキルと、それなりにハードな道を歩く経験値は必要だということで (つくづく、山の手強さは標高では測れないと痛感しました…… )、興味を持たれましたら是非一度、圧倒的な巨木の原生林にどっぷり浸ってみて下さい!!

 それはさておき、今年は本当にヤマレコ赤線延ばしに明け暮れた一年でした。那須を目指す自己流ルートは、筑波山から栃木東部にかけての自分にとって未知なエリアの魅力を開拓した夢のようなルートですし、秋にガンガン歩いた中山道も平地の舗装路歩きが辛かった分だけ達成感は絶大です。
 来年は仕事の量が増えることが分かっておりますので、山行や街道歩きを重ねてヤマレコにアップする頻度は下がってしまう可能性が大きいのですが、これほど体の調子がスッキリと良くなり、しかも気分的にも痛快な徒歩旅を止めるわけには行きませんので 、ヒマを小出しに使って赤線を延ばして行きたいものです。そんな超自己流な旅の記録をお楽しみ頂いているとしたら、これ以上の喜びはございません
 というわけでこちらこそ、来年も宜しくお願い申し上げます! 良い新年をお迎え下さい m(_ _)m
2016/12/30 11:44
房総からのあの方
bobandouさん、こん○×は(^o^)/

房総半島南下の旅も太平洋側に到達しましたね。後は湾岸沿いを南下して野島崎へと進むのみでしょうか

それにしても天候に恵まれたおかげでや丹沢のも素晴らしくハッキリと見えたんですね。自分達も何回か房総へ行っていますが、がハッキリ見えたことがありません

24からの自然林、これぞ最深部という感じがしますね。三浦半島より明るい感じがするのですが、実際はどうなんでしょうか

今年もいろいろな素敵なレコやを見せていただき、ありがとうございました。
来年も楽しいレコやを追っかけさせていただきます

mamepapa dogleo
2016/12/31 17:29
>mamepapaさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
都内の北東のはずれ・北千住駅から歩き始めたときは、果たして房総というのはどういうところなのか、乗ったことがある鉄道路線の周辺の他は全く具体的なイメージがなく、三浦半島から眺める通りの「漠然とした大陸」という印象しかなかったのですが 、「ああでもない、こうでもない」とプランニングを重ね、そしてひたすら歩く中でいろいろな発見がありつつ、ついに安房鴨川に到達しました  那須岳まで到達したときもそうですが、「俺流ルート」の選択がドンピシャにはまり、ついに目的地まで到達することの快感は、何者にも代えがたいものがあります

安房鴨川まで来れば、あとは南房総=安房国の海と山と田園が広がる中をのんびりと歩けば良く、南西へ向けて野島崎を目指すも良し、西へ向けて峯岡愛宕山や伊予ヶ岳・富山を目指すも良しですが、まずは野島崎を目指すことにします 。出来れば、途中千倉に泊まり、 と海鮮三昧にハマるひとときを楽しみたいものですが……。

天候ですが、せっかく房総の核心部をはじめて縦走する以上、 が見えるところでは確実に見たいと思いまして、休みと快晴と「PM2.5ほとんど無し」が重なるのを狙いました 。前日の天気予報では強風の赤矢印が示され、実際凄まじい風が吹いたのはヤラレましたが…… 。でも森林限界を超えるわけではないですので、風のコワさよりも展望の方が優先です (笑)。

森の明るさですが、それはもう……ここよりも三浦半島の方が明るいです!! この縦走路は標高の割に巨大なモミやらツガやらが林立し、サクラが多い三浦とは比較にならないほど暗く深いです…… 。デジカメを高感度に振って、何とか森の雰囲気が分かるよう明るめに撮りました。  

というわけでこちらこそ、自己流の徒歩旅も含めたレコをお楽しみ頂きありがとうございました m(_ _)m 来年もお互い安全第一で楽しい山旅を楽しめる一年でありますように!!
2016/12/31 19:57
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