金時山 (金時登山口〜山頂〜湖尻水門〜桃源台)

2016年12月20日(火) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,060m
• 下り: 973m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:38

9:54 仙石バス停
10:04 10:12 金時登山口
10:38 10:39 矢倉沢峠
11:07 11:07 公時神社分岐
11:26 12:21 金時山
12:59 12:59 長尾山
13:21 13:24 乙女峠
14:02 14:05 丸岳
14:21 14:25 富士見台
14:38 14:38 長尾峠
14:47 14:47 長尾駐車場分岐
15:04 15:04 三等三角点落合
15:14 15:27 富士見ヶ丘公園
15:45 15:45 箱根芦ノ湖展望公園
16:16 16:16 湖尻水門
16:32 桃源台

天候

晴れ　暖かく絶好の登山日和

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

金時山から長尾峠方面は霜柱や、それが解けたぬかるみもありました

写真

12/20 9:49

小田原駅からバスで40分強、今回のスタート地点の仙石バス停。

12/20 9:58

登山道入口へ! …の前に、ちょっとコンビニで調達。トイレもお借りしましたが、道路を挟んだ向かい側に公衆トイレもあったようです。

12/20 10:13

金時登山口。今回はこちらからですが、いつか神社の方も行ってみたいですね。

12/20 10:13

この辺はまだ普通に住宅地。

12/20 10:16

平日でしたがいい天気もあって、先行する登山者さん達も。

12/20 10:19

12/20 10:20

車道歩きもここまで、ここから本格的に登山道です。

12/20 10:20

土がえぐれたような道。低い笹が生えています。

12/20 10:22

12/20 10:22

こんな感じで折り返したりくねくね登っていきます。

12/20 10:23

12/20 10:26

12/20 10:27

12/20 10:28

12/20 10:32

12/20 10:35

木の根が露出し、岩がごろごろ転がる場所もあります。

12/20 10:36

崩れかけた所に残る木。これいつ倒れるかわかりませんね…そろりと通過。

12/20 10:37

分岐点ですが、このまま左折しても、直進して横道に入っても矢倉沢峠・うぐいす茶屋へ到達できます。

12/20 10:39

そしてこちらがうぐいす茶屋。閉じていました。

12/20 10:39

見上げると山肌と低木がぽつぽつ…に一瞬見えましたが、これ背の高い笹が密集してるんですよね。

12/20 10:41

実際に進んでみるとこんな感じ。

12/20 10:42

川苔山でも見た特徴的な葉っぱ。何だろうって思ってましたが、これ、どうやらアザミのようです。花はすぐわかるけど葉っぱって見てないものですね…

12/20 10:44

背の高い笹に囲まれてはいますが、振り返ると向かいの景色は結構見えます。山から上がる湯気のようなもの、温泉でしょうか。

12/20 10:44

ジグザグな茎、トゲ、赤い実…ちょっと調べてみたらノイバラでしょうか。

12/20 10:46

12/20 10:47

何やら大きな岩が目立つ所にどーんと!

12/20 10:48

そばまで行って撮ってみました。

12/20 10:48

12/20 10:49

振り返って、先ほどの岩を含めて景色をパチリと。

12/20 10:56

そして再び笹がわさわさ。この辺は笹の背の高さに加えて道も土がえぐれた感じになってるので結構な圧迫感。道は落ちた笹の葉で覆われてます。

12/20 11:01

唐突にちょっと幹とか枝振りがステキな木が。

12/20 11:03

12/20 11:06

公時神社分岐。神社の方から来るとここで合流するんですね。たまたま神社側から来られる方も見かけました。

12/20 11:07

分岐点の案内板のそばに記念碑がありました。

12/20 11:09

延々続く階段。階段はきついけど、これ階段なかったら滑って危ないよね…

12/20 11:15

12/20 11:16

伸びる稜線、いい景色ですよね。後々ここを歩いて行くことになるわけです。

12/20 11:19

レースゲームのカーブでこんな矢印が並ぶとこあるよね…なんて無粋なこと考えながら見てました (笑)

12/20 11:20

この辺から岩岩岩で結構大変です。

12/20 11:21

大変だけど、面白みというか醍醐味でもありますよね。

12/20 11:22

ロープの助けを借りる場所もあります。

12/20 11:25

建物が見えてきた!　山頂かな?

12/20 11:25

今まで続いていた道が切れ、突然光差し込む空に。

12/20 11:26

やはり山頂でした!　すでにご到着の方々がおられます。右の建物は金太郎茶屋。これまで見上げても山だったのがここでは広がる青空。

12/20 11:27

立派な金時山の看板と富士山を一緒に撮影。山頂は雲で見えませんが、その大きさに感動しました…裾野まで見える山に登ったのは初めてです。

12/20 11:27

先ほどの写真にも実は写ってたんですが、看板わきでにゃんこが毛づくろいしてました。過去のヤマレコ見てみると金時娘さん曰く「ノラネコ」なんだそうで。

12/20 11:35

先ほどよりちょっと退いた場所から。ちなみに台の上には「営業用　ガス禁止　ナベなど使用禁止」の表示が。

12/20 11:36

遠くに芦ノ湖も見えますね。下にはこれまでも見えていましたがゴルフ場が。それにしてもスマホは油断すると指が掛かってしまう…💦

12/20 11:38

金太郎茶屋の奥にあるのがこちら、金時茶屋です。金時娘を前面に押し出してます。

12/20 11:39

あれっ…にゃんこ2匹もいたんですね。ノラとのことですが、さすがに登山者さん達がたくさん来るからか、人慣れしています。

12/20 11:40

12/20 11:40

看板の近くには撮影用の斧もあります。

12/20 11:50

12/20 11:54

今日のオススメはなめこのみそ汁でしたが、お汁粉いただきました。この大きな豆はムラサキハナマメだそうです。おいしかったし温まりました。

12/20 12:09

ここから山が連なり奥の芦ノ湖に続くから、この稜線を歩いて行くのね…などと考えながら景色を眺めます。

12/20 12:20

富士山頂の雲も大分少なくなってきました。でも最後までこの雲はとれませんでした。

12/20 12:25

充分に休んで先に進みます。

12/20 12:27

陽が当たらない場所に霜柱が。今日は暖かいとは言っても日陰はそうですよね…

12/20 12:30

どーんとすごく自己主張している岩。登りでもっとすごいのを見てきたのでそこまでインパクトないですが… (笑)

12/20 12:34

平らで歩きやすそうな道も、ちょっとぬかるんでいるために油断はできません。

12/20 12:35

12/20 12:39

12/20 12:41

岩に着いている苔を、何となく接写。

12/20 12:48

12/20 12:49

結構な下り。写真じゃなかなか表現できないと思ったので自分の足を入れてます。

12/20 12:58

12/20 13:00

長尾山頂。広場があるだけで他には何もなく、周囲は木々や笹が密集していて展望もありません。

12/20 13:01

空を見上げて。本当にいい天気に恵まれました。

12/20 13:02

12/20 13:13

下りつつ、目の前に見える山も越えていくんだよね…と思いながら歩を進めます。

12/20 13:15

ここでまた左手側の景色を。回り込んでいく感じなので、いろんな角度から見られて楽しいです。

12/20 13:21

乙女峠に到着。何だかひっそりとしています。御殿場市観光12選とありますがはてさて…展望台がありますね。

12/20 13:21

そして展望台からの景色がこちら。うーん…? (笑)

12/20 13:22

乙女峠にまつわる悲しい伝説。

12/20 13:25

乙女峠から左右に道がのびていて、さてどっちか…右折の御殿場方面は違うとして、左折方向もちょっと違う感じが…と思っていたら軸がずれた直進方向に目立たない道があって、それが正解という。

12/20 13:29

12/20 13:31

12/20 13:42

結構奥の方に見えていたゴルフ場が今は目の前。コースの木から伸びる影が時期と時間を感じさせます。

12/20 13:52

時間的に進行方向に太陽があるので、まぶしい感じの写真ばかりに (笑)

12/20 13:53

何やらにょろっと伸びるおもしろい植物があったので撮ってみました。

12/20 13:54

いくつも山頂を経由していくので下りがあれば登りもあります。

12/20 13:59

丸岳にあるアンテナ。これまでの写真にもぽつぽつ写っていました。

12/20 14:03

丸岳からの眺め。ここは見通しもよく芦ノ湖もはっきりと見え、いい景色です。

12/20 14:03

もう少し下方を。ゴルフ場がかなり広く映ります。

12/20 14:05

金時山を振り返って。建物も辛うじて写っています。

12/20 14:06

12/20 14:06

これからの行程を再度確認。まだまだありますね。

12/20 14:09

これまでも陸自の演習か、地響きのする大きな音やヘリや戦闘機の音が聞こえていました。詳しいことはさっぱりですが、これはタンデムローター機ですね。

12/20 14:12

名も知らぬ赤い葉の植物。どうしてもわからないことも多いですが、後でわかることもあるので撮ったりしてます。

12/20 14:14

かつて階段だったもの、でしょうか。それとも何か用途があって最初からこうだったのかな…階段だったところから土が流されたんだと思いますが。

12/20 14:15

左の山肌に特徴的な地形があるんですよね。何なんだろう。

12/20 14:16

12/20 14:18

まさかの脚立を再利用した階段。なるほどねーと感心しながら通過。

12/20 14:21

富士見台です。さっき乙女峠で似たようなものを見ましたが…

12/20 14:21

こっちの台は多少手前の木々が被りますが、富士山がきれいに見えますね。

12/20 14:21

そして謳い文句のとおり、芦ノ湖も見えます。

12/20 14:25

パノラマ撮影でその証明を。

12/20 14:38

そしてほどなく長尾峠に。ここには特に何もありませんが、標識はあります。標識がなかったら普通の道です (笑)
たまたまですが作業をしている方がおられました。

12/20 14:42

これまでも背の高い笹が多い場所はありましたが、この辺は覆い被さるようにわさわさ生えています。

12/20 14:43

12/20 14:47

長尾駐車場分岐。

12/20 14:50

12/20 14:52

いつの間にか車道がすぐそばにありました。箱根スカイライン。

12/20 14:53

12/20 14:59

何となく地面近くまで下ろしてマクロ撮影。

12/20 15:04

三等三角点 “落合”。すぐそばに「大切にしましょう三角点」の表示。これまで登った山でも陣馬山とか塔ノ岳とか、寂しいことになってましたからね…

12/20 15:07

遠くに見えていた芦ノ湖が、かすかですが進路方向に見えています。

12/20 15:09

実はこの辺草丈があって、腕を伸ばして撮りました (笑)
大分近づいてきた芦ノ湖。

12/20 15:10

歩いてきた道を振り返って。箱根スカイラインと越えてきた丘。

12/20 15:13

これもおもしろかったので撮った植物。白っぽいですが、下方には淡い緑色のものも。

12/20 15:14

富士見ヶ丘公園。なーんにもありません。広い空間が、周囲の背の高い笹に切り取られている感じです。奥の丘に謎の空間があるのがちょっと気になったり。

12/20 15:27

そういやサンドイッチ持ってきてたっけ…と思い、イスも何もないのでしゃがんでぱくぱく。その後恒例の影自撮り (笑)

12/20 15:28

富士見ヶ丘公園の奥の方にも出口がありました。そこから登山道に戻ります。

12/20 15:30

車道に降りられる石段っぽい場所。

12/20 15:32

先ほど富士見ヶ丘公園から見えていた謎の空間、普通に登山道のすぐ横にありました。そこから富士山を撮影、大分霞んでますね。この場所の方が富士見ヶ丘って感じがするのは気のせいでしょうか。

12/20 15:33

奥の隅からこの場所自体を撮影。本当にこの場所って何なんでしょうね。
(追記: 以前はこちらにも富士見ヶ丘公園の表示があったようです)

12/20 15:41

通っていく道が見えたので、下り道からパチリ。その先には芦ノ湖が。

12/20 15:43

ちょっと上を向いて。笹のわさわさ具合がよくわかります。

12/20 15:45

ここで分岐。今回は湖尻水門経由なので左折しますが、もちろん直進して深良水門を経由しても行けます。

12/20 15:47

笹がさらにすごいことに…

12/20 15:49

12/20 15:51

ここも必死に手を上に伸ばして撮影 (笑)
湖面をゆく船も写っています。

12/20 15:54

この辺で急に笹が切れる感じです。左右の見通しが良くなりました。

12/20 15:55

12/20 15:57

12/20 15:59

この辺だけ赤い土。土地の成り立ちとかに関係するんでしょうかね。

12/20 16:03

切れたと思った笹がここに来て復活。まるで壁。

12/20 16:07

12/20 16:08

ついに車道に合流。階段を降りていきます。

12/20 16:09

振り返って、降りてきた階段と案内板を撮影。

12/20 16:10

見えていたゴルフ場はこれでした。

12/20 16:11

車道を渡って、目の前にすぐ見えている湖尻水門を撮影。実は去年の春に芦ノ湖一周行脚をしたのですが、その時やたらと聞こえていたウグイスの声は今回は全然でした。

12/20 16:13

湖に向かう前に振り返って。一番右の山が金時山、中央には丸岳とアンテナも見えます。

12/20 16:15

12/20 16:15

12/20 16:16

水門の歩道から。奥の建物は前を通ってきたゴルフ場の施設。

12/20 16:18

すっかり夕暮れの湖面を。

12/20 16:18

この階段を上がると…

12/20 16:19

芦ノ湖キャンプ村があります。

12/20 16:20

右手にバーベキュー広場がありますが、利用は有料とのこと。

12/20 16:21

自分の知ってるキャンプ場とはかなり雰囲気が違いますね…

12/20 16:23

ちょっとおしゃれな感じ。ふらっと入ってみたくなりましたが、そのまま前を素通りです。

12/20 16:23

キャンプと言えばテントですが、これは…コテージ? バンガロー?　気の置けない仲間と利用してみたい気はします。でもお高いんでしょう? (笑)

12/20 16:27

キャンプ村を抜けて林を進みます。

12/20 16:29

12/20 16:30

目的地、桃源台へ到着です。昨年来た時は噴火騒動で運転休止していたケーブルカーも、今は営業再開していました。

撮影機器：

Xperia Z4 SOV31 au SONY

装備

個人装備

ズボン 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル

感想

れいれい

今年はもう山歩きの機会はないかなーと思っていた所、12月に入って3回も2連休をいただけることになり、今回の山歩きを計画しました。しかし1回目2回目の連休は山の天気の関係で見送ることになり半ばあきらめ気味でしたが、今回は大変良い天気に恵まれました。

金時山への行程は、序盤のうねうねと折り返す道、左右を覆う深い笹、振り返って見る低地の光景…なかなかに楽しめました。運動不足の体にはなかなかこたえる登りでもありましたが、山頂には意外とすぐ着いた印象です。

金時山を越えてすぐの陽が当たらない場所は、昼過ぎにもかかわらず霜柱が残る場所があり、また陽が当たって解けたために若干道が悪い場所もありましたが、特に危険と感じる場所はありませんでした。ずっと逆光だったのでちょっとまぶしかったですが (笑)

12月も後半でしたが、寒くもなく、非常に気持ちいい山歩きができました。まだ見ていない場所もあるので金時山はまた来たいです。