大菩薩嶺


- GPS
- 09:33
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
勝沼ICを下り、甲府方向に進み。南野呂千米寺交差点を鋭角的に右折すると、青梅街道で登山口標識まで一本道。目印は左回り右回りのS字カーブを通過すると右手に大菩薩の湯が有り、これを過ぎると直ぐ案内標識が有る。この日の道路は林道に入る以前の青梅街道の段階で前日の雪のせいで早朝は凍結。小生の直ぐ後ろを走っていた車は多分ノーマルタイヤであったのであろう、青梅街道を登り切れずに引き返して行った。林道に入って直ぐ、トイレ付近とその先に数台程度の駐車スペースがあるので、ノーマルタイヤの場合は無理にゲート前駐車場まで進まない方が安全。 途中スタックでは本人も大変だし、他人も迷惑である。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
期待通り全面雪道であり、雪山ハイクを楽しめると思ったが、大変なシャリバテに苦しめられることになった。 |
写真
感想
久しぶりに東京にも積雪の予報、結果的には東京は雨になったが山は当然雪であろうとの予測で手近な大菩薩を歩いてみようとなった。朝飯は歩きながら取れば良いかと、勝沼ICを下りて途中のセブンイレブンで朝食用の菓子パンを購入し、裂石のゲートに向かう。最後のコンビニを通過した辺りから路面凍結が目立ちはじめ、滑らぬようにゆっくりと走る。コンビニを通過した辺りからそれなりの上り坂になるが今年新しくしたスタッドレスは確実に凍結面をとらえている。
後ろを走っていたセダンはノーマルタイヤなのか、多少蛇行気味に走っているのが気になる。やはり途中で引き返していった。
登山口に到着すると雪を期待したのか駐車場は混んでいた。
今日は重荷重足の練習のつもりで来ているので、軽アイゼンでも十分すぎるルートであるが、12本のフルアイゼンを装着してのスタートとなった。
フルアイゼンを履くのは久しぶりだが、縫い底の重登山靴にフルアイゼンを装着して片足1.7Kgはやはり重い。ついでに持参のワカンでも付けてやろうかと思ったが、そこまでは酔狂にはなれず車に残していく。
朝飯を取っていないので歩き始めて暫くするとさすがに空腹を覚え、途中で購入した菓子パンを出すためにザックを明ける。
無い!!! セブンイレブンの袋が見当たらない。
無くて当然、ザックに入れた記憶が無いのだ。
山頂で食おうと思ったカップ麺と非常用に持参したマジックパスタは有るが、登りの途中で非常食には手を出したくないので、ビーフジャキーとチョコで飢えをしのぎながらの登りとなった。今日は重荷重足練習に来ているのでテントや冬用シュラフでザックは膨らんでいるが、こんな物はいくら詰っていても腹の足しにはならない。
シャリバテは本当に久しぶりだが、空腹を押しての登りは実に辛い、足や身体が滅茶苦茶に重い。「行けど進めど雪又雪の」道を彷徨しているような気がしてくる。現在地点は確実に把握して歩いているので、彷徨している訳ではないのだが、本当に彷徨しているとしたら相当に辛いことであろう
尚、「」内の元歌を思い当たる人はそれなりの年代の方であろう。
いつものことであるが丸川荘で小屋主と無駄話で時間を費やしたことも響いて大変時間をかけて大菩薩嶺に到着。カップ麺で何とか人心地を取り戻し、下山にかかる。エネルギー補給がなされないまま運動を続けると、筋肉をエネルギーとして消耗してしまうらしい。小生の足も大分ダメージを受けたらしくクタクタになって裂石ゲートに到着。グラブとオーバーグラブを車の屋根に置いてキーを開ける。
案の定、助手席の座面に菓子パンが鎮座していた。
家に帰って荷物を整理するとグラブセットがない。車の屋根に鎮座させたまま運転してしまったらしい。
今日は初めから終わりまで何をやってるんだか。
なんやかやで山行からアップまで一月以上たってしまい、3/17のアップになりました。
その間には東日本大震災が勃発し、これまでの東北地方の山行でお会いした多くの方々がさぞや大変な思いをされているのではないかと、大変心配しております。
被災地の方々が一日も早く正常な生活に戻れますことを心底よりお祈り申し上げます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する