2017年を2017mで迎える 雲取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,047m
- 下り
- 2,029m
天候 | 両日ともに快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七つ石小屋前の分岐辺りで小規模の落石が頻発する箇所あり。 |
その他周辺情報 | ヘムロック カレーとオムライスが有名らしい。開店前だったのにK氏が中で休ませてもらったそうで、大変お世話になった。今度は是非食事をしたい。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
行動食
非常食
ヘッドランプ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
調理用食材
水筒(保温性)
食器
テントマット
シェラフ
昼ご飯
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共同装備 |
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
|
感想
寝坊しました。ごめんなさい。
いきなり大幅な遅れで、登山経験の少ないK氏を待たせることに。いや、本当に申し訳ない。
今回は2017年を2017mで迎えるという企画。友達らに声を掛けたけど、乗ってきたのはK氏のみ。ロマンのない奴らだ。K氏はというと、「テントで行こうか。」と言ってみたら意外と乗り気なので、小屋を予約しないでいたらいつの間にかHP上で予約終了が表示され、テント以外の選択肢が消滅(現地で避難小屋も確認してみたけど、満員御礼状態)。初の冬山泊をテントで過ごすというエクストリームプランになってしまった。ま、行けるだろう。
ところが、K氏がやっちまっていたのは、ダウンなし・春夏用シュラフ・薄めのマットという攻めの姿勢。寒さに強い自分でもさすがにどれかひとつはもうちょい冬っぽくする。サイズが違うから衣類は貸せないとしても、最悪シュラフを貸して、自分はシュラフカバーで何とかしようか。意外と暖かいし、何とかなるだろう。
今回のペースはゆっくりめで、休憩も多め。それでも日没までには間に合うだろうし、あまり早すぎてもどうせやることがないから、疲労を残さないことを優先した。途中、休憩中に単独の女性と話したら相方が遅刻したので、少し先に登っているという。でも遅刻は寝坊じゃないって。そりゃそうだ。ホントすみません。その後で遅れてきた人と合流したようで一安心。まぁ、寝坊した人が心配することじゃないですね。このお二人、この後のルートでも度々同じくらいのペースで歩いた他、カウントダウンやご来光やとちもちつきでも一緒になった。
その後、ちょっと余裕をかまして、往路で七ツ石の山頂を踏む。山頂で会った方々はやはり石尾根が好きらしい。年末年始で選ぶ山だから、好きだよね。そりゃ。
石尾根に出ると、道はぬかるんでいるところも多かったけど、天気も良くて快適な山歩きが出来た。K氏は登りが出てくるとちょっと嫌そうな顔をしていた。確かにちょっと角度が急ではある。
山頂はちょうど日没前だったこともあってか、意外と人が多かった。甘酒がおそらく手遅れなことを覚悟して、夕陽が沈んでいくのを見てから山荘へ向かう。果たしてテン場の適地は残っているのか…。行ってみたら全体的に少し余裕をもったスペースの使い方をしていて、微妙なところで張るに張れない。ソロなら良いんだけど、二人であまり斜めだと都合が悪い。仕方なしに通路を埋めないようにしながら何とかそれなりに平らな場所を確保する。
テントを張ってからは荷物の整理や夕飯。年越しそばを作るも、作り始めてから箸を探したせいで麺が麺じゃない雰囲気になったのがちょっと残念。でもK氏が用意してくれたかき揚げのおかげで意外と美味しかった。麺自体良いの持ってきたし。夕飯後は、一旦山荘にお邪魔して、明日の日の出時刻等を確認。確か本もたくさんあったよなぁと思って、どんな本があるかも眺めてきた。
攻めのK氏はテントに戻って寝る態勢になると案の定、寒がる。ずっと寒がってる。そりゃ当然だ。とりあえず自分のシュラフカバーを貸してみて、その後、マットが冷気をあまり遮断できていないということで、アウターを背中の下に敷けるように貸して何とか過ごしてもらう。マットを交換したり、シュラフ貸そうとしたりしたけど、それは固辞された。
カウントダウンの際はテントで待つというK氏を残して山荘前に。賑やかになってきたのが気になって出てきたK氏とカウントダウンを待っていると、声を掛けてきた人がいて、ここでもまた二人組だった。眼鏡をかけていたから、誰だろうと思いっきり近くに寄って見ちゃってすみません。カウントダウンの後、WC寄ってから寝ようかと思ったら埼玉県警の山岳救助隊の方と会って、思った以上に話し込んでしまった。気さくで面白い人だった。
テントに戻ってから寝ようとしたけど、思ったより眠くなくて、ほとんど寝られなかった。あまり疲れていなかったからだろうか。ちょうど近くのテントで職質受けていた人が時々なんか変な声を出すから余計気になったし。でも、山荘泊の人たちもそんなに寝られなかったみたい。
翌朝は、4時過ぎに辺りも起きだしたので、便乗してその頃から雑煮もどきを作る。昨日使いそびれたえのきと、人参を使ったらしめじが入らなくなった。持ち帰り決定。しゃぶもちはすぐやわらかくなるのが良いけど、ストーブが1つしかないとタイミングの調整が少し難しかった。トロトロになりすぎちゃうことがある。そうなるとクッカーを掃除するのが面倒。
除幕式もあるから少し早めに山頂に行こうとしたが、着いてみたらもうたくさんの人がいて、場所取りをしている人もいた。人だかりが凄い中とはいえ、せっかくだから除幕式に参加したけど、実は山梨側の方が見晴らしは良いという。参加したので、記念品の御神木キーホルダーをもらえた。撤収のときに南天の枝をもらっている人たちもいた。
ご来光を見たら、今度はとちもちつき。イベントが立て続けにあって、参加する方も大変だろうけど、山荘の人たちはもっと大変だろう。自分は、テント撤収も残してきてしまったので、K氏に自分のペースで下りてもらって、走り下る。テント撤収まで終わって山荘前に行ったらちょうど1回目のとちもちがつき終わって、とちもちを配っているところだった。
下山の際は、一旦山頂まで登り返して少し写真を撮り、基本はトップにK氏でペースをコントロール。ちょっとひざが痛かったらしく、ゆっくりめに下りる。マラソンやってても荷の重さは慣れていないだろう。ダンシングツリーの下でK氏がダンスのようなポーズで写真を撮っているところを、さっき餅をついていた人に笑われる。その先の休憩の時にも(疲れで)顔が死んでると言われたそうだ。美味しいな、K氏。
登りの際にも休憩した堂所の近くで休憩をとると、たまたま一緒に休んだ方と話しながら下りる流れに。丹沢辺りの話を中心に、昔のことも聞けて面白かった。K氏は地名とかがわからないのと、疲れていたからかこの辺はほとんど無口。頑張れ、もうちょいだ。実際、自分のペースやザックの背負い方、冬山でのテント泊なんかを経験・学習してかなりレベルアップしている感じがする。
バスの時刻が近づいてきたので、少し足早に下りると、舗装道に出る辺りで猿に遭遇。申年が終わって酉年というタイミングの猿。どことなく背中が寂しく見えるのは考え過ぎか。
バス時刻には無事間に合い、そもそも増発便も出ていたので、座ることもできた。駅に着いてから出発前にお世話になったヘムロックが開いていないか見に行ったら、中で準備していたマスターが出てきてくれたのでご挨拶。今度は開いている時間に来て、是非利用させてもらおう。
最後になりましたが、2017年もよろしくお願いします。
自分も初めて登ったときはきつくて、きつくて登山はこんなにきついのかと思った覚えがあるよ。たぶん、普通の日帰りハイクから一歩前に出るためのちょうどいい壁なんだろうね
体力さえあれば行けないことはないけど、距離が少し長いからね。何より、テント泊の寒さが堪えたらしい。
除幕式、私も参加したかった~
なかなか立ち会えないからね。あの記念碑は1年間限定だそうだよ。
こんにちは。度々ご一緒した女2人組の遅れてきた方です(笑)
たまたまヤマレコ見つけてつい嬉しくなってコメント失礼します。
先週はご一緒するタイミングが多くお世話になりました。
年越しの瞬間も楽しく過ごせました。ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
あれからまだ1週間なんですね。ヤマレコ使ってるか最初から聞いとけば良かった。
よく登っているとは聞きましたが、写真はまさか上州武尊ですか?
ヤマレコ、殆ど人の記録を参考にしてばかりで日記とか全然使えてないです
上州武尊です。記録拝見したところ、28日から行かれていたんですね!
私もちょうど12/29に行ってたのでびっくりしました。
ニアミスですね。あの時登りきれてたらそこでも会ってたとは。
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