宮島・駒ヶ林
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 514m
- 下り
- 508m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
帰路;宮島-(連絡船)‐宮島口-(JR)-廿日市-五日市-宿舎 |
写真
感想
3月28日(月)
恒例の各駅停車瀬戸の旅の5日目,平和公園から世界遺産航路で宮島に渡り、厳島神社見学の後、大聖院コースから駒ヶ林に登る。
駒ヶ林は標高509m。弥山(529.8m)にはわずかに及ばないものの、頂上の大岩に陣取っての展望は素晴らしく、ロープウエイで簡単に登れる弥山登違って登る人が少ないぶんだけ静かな登山を楽しめる。
山頂を少し北に下がった所の西面に格好の岩場があり、子ども達でも岩遊びが出来る。そこから北尾根に沿って下るルートは知る人ぞ知るで殆ど利用する人がなく、眼下に朱の大鳥居と厳島神社の回廊を見下ろし、また対岸の景色を眺めながら弥山原始林の中をぐんぐん下って水族館の上辺りに至る最短のコースである。
参加者は小学2年生のTubasa1人。『ボク山登りが大好き。山登りを始めて2年になる』『どんな坂でも平気だよ!』等と頼もしいことを言いながら歩き始めたのはいいが、ものの10分も立たないうちに『疲れた・・』と早くも泣きが入る。
実は3日目に体調を崩して2日間殆ど食べておらず、この日も朝おにぎり1個とパン少々,牛乳1カップ,梅干し1個だけ食べて平和公園に行き、ソフトクリームを1つ食べただけと言う具合なのであまり無理はさせられない。
けれど『今日はやめようか』と言ったのに『登る』と言い張った手前、『やめたっていいんだよ』の誘いに簡単には応じられず、『今だったら回れ右した方が早いゾ。ひとっ走り登って来るから下で待ってるか・・』と冗談を言うと『やだよ〜』と言ってついて来るので、Tubasaのペースに合わせてゆっくり登る。
標高は低くても海抜0mからの登山なので高低差は標高ほどあり、また狭い島なので勾配はきつく、先行する若い男女も、歩くより休んでいる時間の方が多いと言った感じだ。
50分かかって弥山に向かう尾根の鞍部に着き、右折してさらに10分あまりで駒ヶ林に着く。見晴らしのよい岩場で20分休み、向かい合う弥山の頂上や眼下の大鳥居から対岸の景観,後背地の山なみ等の展望を楽しんで下山。
途中の岩屋大師の中に入ったり、大岩を攀じ登ったりしながらゆっくり下って1時間ちょっとで大元公園に着く。
大元公園の休憩所に鹿の胃の内容物を展示してあるコーナーがあり、鹿がビニールごみを食べて栄養失調を来たしている実態を見せたかったが、残念ながら17時を過ぎていてため閉まっていた。
土産屋の並ぶ通りでお母さんと妹への土産を物色しながら桟橋まで歩き、17:40乗船。全行程を終え、明日帰途に就く。
附 世界遺産航路
12:35発の世界遺産航路は春休みで子ども連れが多かった。元安川をまっすぐ下って宇品橋を潜り広島港に出るまでに15分もかかるのだが、この間にカモメの群れが船を追いかけて間近に迫り、これを見ようとする子ども達で船尾が溢れかえる騒ぎになると言う出来事があり、ほんの2mほどの前を飛ぶカモメの姿を真正面から写す機会を得た。⇒ 写真
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